娘達のダブル受験が終わって
遂に娘達のダブル受験が終わった。上の娘は早稲田大学に進学が決まり、下の娘は私の母校である都立高校への進学が決まった。どちらも第一志望への進学が決まったことで、娘達も親も大喜びである。東京大学についてはわからないが、少なくとも早稲田大学のレベルであれば、塾へ行かなくとも合格できる・・・・・・娘は見事にそれを証明してくれた。
今、思うのは大学合格に向けた勉強は、マラソンのトレーニングに似ているということ。小学校から進学塾に通い、大学受験まで一生懸命勉強するのもいいが、最初にとばしすぎると後でバテる。ピーキングをどこにもってくるかが大切であり、それは高校2年の後半から高校3年の時期だと思う。うちの娘は、高校3年の6月の時点で、模試の結果で早稲田大学の合格率は20%以下(E判定)であった。でも、そこから娘の勉強への意欲がピーキングに達し、高校の授業が終わった後、連日予備校の自習室で勉強し、その8か月後に合格圏に届いた。MARCHレベルの大学であれば、とにかく1年間予備校の自習室を活用して勉強すれば、かなりの高確率で合格の栄光を手にすることが出来ると思う。
幼少の頃から無理に塾へ行かせれば、子供は明らかに勉強を辛いと思うようになる。不思議なもので、私は子供に「塾へは行くな」と言っていたら、子供から何度も「塾へ行かせて欲しい」と懇願された。泣いて頼まれて、中学3年の時、仕方なく1か月間だけ塾とやらへ通ったが、結果的には何もならなかった。
小学校から私立へ行かせれば、親は色々な意味で楽である(金銭面は別にして)。ただ、友人の数では、明らかに公立に分があると思う。早稲田大学は、震災の影響で入学式が中止、授業開始もGW明けからである。うちの娘は時間を持て余しているが、連日のように友達と遊んでいる。昨日は小学校時代の友人、今日は中学時代の友人、明日は高校時代の友人・・・といった具合である。友達の多くが地元だから、連絡をすればすぐに集まるし、時には我が家へ泊まりに来て大騒ぎしている。
そして、自分で行きたいと思った大学を目指し、その栄光を勝ち取ったことで、娘は大いに喜んでいる。親が決めた大学ではなく、自分が行きたいと思う大学に、真に自分の力で入ったのだ。その嬉しさたるや、言葉では言い表せないくらいのものであろう。
娘は、何を血迷ったのか某進学塾の講師のバイトをやるようだ。ただ、研修を受けて、「小学校から塾へ行かされている子ども達が可哀想でならない。自分は偽善者になれない。やはり、塾の講師は自分には向いていないようだ」と言っていた。「一度自分で決めたバイトなのだから、とりあえずやってみろ」と話したが、そんな娘の言葉が嬉しくて仕方がない。
塾へ行かせなくて良かった。
お受験をさせなくて良かった。
公立の学校へ通わせて良かった。
今、私は心からそう思っている。

