2012年1月10日 (火)

天皇杯優勝

J2チームが天皇杯に出場するのは史上初と言っても、FC東京はJ2に降格したのが不思議なくらいのチームであり、主力選手のほとんどが抜けなかったわかで、実力的にはJ1の中位チームよりは上と見るのが妥当であろう。決勝へ進出しても、不思議でも何でもない。それよりも、若手主体で1からチームを作り直し、J1時代とは全く違ったメンバーで天皇杯の決勝まで登り詰めた京都は大したものである。大木さんは、本当に監督として実力のある方なのだと思う。

ただ、準決勝のマリノス対京都の試合を観ていたが、明らかに実力はマリノスの方が上だった。マリノスがずっと優位にゲームを進めていて、京都は明らかにカウンター狙い。延長戦に入り、その差は歴然となり、いつマリノスに得点が入ってもおかしくない状況が続いていた。惜しいシュートが続き、「そろそろ決めてやる」とばかりにマリノスが前がかりに攻め始めたところで見事に京都のカウンターを食らった。その前の大黒のヘッドが決まっていれば、多分、マリノスが勝っていたであろう。

そう言う意味では、東京はラッキーだったと思う。京都はどん引きしないで攻撃的なサッカーをしてくれたし、個々の選手の実力は明らかに東京が上であり、4対2というスコアは実力通りのスコアであろう。今野が代表でいなくなり、森重が累積で出場停止になった試合があったが、あの試合以来、大熊監督の選手起用は的を射ていたと思う。そして、大熊さんは本当に運が強い方だと思った。

さて、天皇杯で優勝してACLの出場権を得たのだが、嬉しさの反面、不安もある。それは、試合のスケジュールが超過密日程になること。昨期のように、一部の選手だけにスタメンや交代を固定した戦いでは、決して勝ち抜けないであろう。疲労がたまっている選手、怪我気味の選手を見抜き、主力選手であっても必要に応じて休ませる勇気が必要である。ポポビッチ監督の手腕に期待したいところだ。

正式には発表されていないが、今ちゃんが抜けるのはほぼ間違いなさそうである。CBは森重は勿論のこと、もう一人は高橋かな。米本が復帰してボランチに入るだろうから、高橋のCBコンバートは有りだと思う。また、格上が相手の時は高橋をスィーパー的なポジションで使い、状況に応じて梶山がトップ下へ入り、高橋がボランチに入るみたいな戦い方もあるかもしれない。いずれにしても、今期の東京は、CBとボランチのポジションがどのようになるのか楽しみである。

心配なのは左サイドバック。椋原はいい選手であるが、左足でセンタリングをあげられないのは、ある意味致命的である。開幕までに徹底的に練習して欲しい。ライバルの北斗も左足でまともなセンタリングをあげられないから、練習で左足を使えるようになった方がレギュラーかな。

次に心配なのはFW。昨期の終盤はルーカスが絶好調だったけど、年齢的な問題もあるし、好調な状態を1年間続けるのは不可能であろう。そうなると、ポイントはセザー。セザーはパターンにはまれば素晴らしいプレイをするのだけれども、どうもボールが足につかないことが多いような・・・。メッシのようにとまでは望まないけど、もう少しボールコントロール力を高めて欲しい。そして、平山の使い方をどうするのか。平山を主体に攻撃を組み立てるのか、千真を主体に攻撃を組み立てるのか・・・。贅沢な悩みだけど、平山と千真の両立は難しいと思う。

今期も引き続きJ1の上位チームが混迷している。マリノスとガンバは多くの主力が抜け、鹿島も世代交代が上手く進んでいない。ジュピロとフロンターレは、中位も危ないくらいの状況である。レッズは見ての通り悲惨な状態が続いている。やはり今期も一番怖いのは柏か。東京もJ1で優勝できる可能性は十分にあると思う。頑張れFC東京。

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2011年12月30日 (金)

天皇杯決勝を楽しもう

遂に立つことになりました。元旦国立。初の天皇杯決勝の舞台である。思い起こせば、昨年の今頃はJ2への降格が決まって失意のどん底にあったわけで。今年はJ1への昇格は勿論のこと、J2優勝を決め、本当に久しぶりに浦和を撃破し、そして夢にまで見た天皇杯決勝に進出。J1に居た頃は、ことごとく実現しなかったことが、J2に降格した今年はことごとく実現している。面白いものである。

浦和に勝った時点で決勝のチケットを購入。準決勝のセレッソ戦はドキドキだった。後半の10分は足が震えていた。東京が勝つか負けるかで、チケットの価値が全く変わるわけで・・・。今までは散々苦汁をなめていたけど、やっとプレミアチケットに進化。但し、自由席だから、元旦は早朝から並ばなければならない。寒そう・・・。

トヨタカップを見て、柏っていつのまにこんなに強くなったんだろうと驚いたが、いやいや東京も強くなりました。守備力はJ2のみならず、J1でもトップクラスのレベルだと思う。決定力は相変わらずだけど、ポゼッションはできているし、プレスも効果的だし、何と言っても個々の選手のボールを奪取しようとの意識が非常に強い。そして、ちょっと前まで足下でばかりボールをつないでいたのに、今の東京は連動性がある。これは羽生と高橋の存在が非常に大きいと思う。米本が復帰してはじき出されるのは梶山ではないだろうか。米本と高橋のダブルボランチで、梶山はトップ下になるとか。

そして、各選手の運動量がかなり豊富になった。ヤザーや羽生さんのみならず、全ての東京の選手がとにかく走るようになった。昨年まで、試合が終わっても倒れ込む選手がいなくて、それを結構不満に感じていたけど、今はほとんどの選手が倒れ込んでいる。足をつる選手もチラホラ。ちょっと前までの東京では考えられない光景。これは間違いなくJ2効果である。J2のチームは、いい選手が少ない分、運動量や気迫でカバーする。それを目の当たりにして、多くの選手が試合に対する意識が変わったのだと思う。柏もJ2に落ちて強くなったけど、やはりJ2降格の1年間は無駄ではなかった。というか、J2に落ちて良かったんじゃないかな。

ここにきて大熊監督の采配も冴えてきている。以前のように選手の交代がワンパターンではなく、試合の流れで交代カードを変えている。天皇杯の準決勝で、最初の交代選手をセザーではなくスズタツにしたところは感動さえ覚えた。

ナビスコ決勝の時もどうだったけど、とにかく決勝を楽しもう。試合だけではなく、開門から試合開始までの時間も・・・。ただ、ナビスコの時と違って、かなり寒いだろうけど。5万人を超える観衆でウェイブ、京都サポとの応援合戦。とにかく、最悪の年であった2011年を忘れるためにも、思いっきり馬鹿になって、めちゃくちゃ弾けよう。

平山の登場はあるかな。優勝すれば、今ちゃんは残ってくれるかな。ACL進出ってなことになれば、もしかして来年はバルサと東京の試合が観られるかも・・・。

さぁ。皆で天皇杯ファイナルを楽しもう。

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2011年12月22日 (木)

今野泰幸

今ちゃん、行かないでくれ。決して茶髪にはしない貴方が大好きでした。そういえば、髪型も1回も変えたことがないよね。

今ちゃん、行かないでくれ。普通にスーツを着ていると、その辺にいるサラリーマンのおっさんと見分けが付かないところが大好きでした。金沢浄選手のブログ「おっさん今野」はマジで笑えました。渋いね~、渋すぎる。

今ちゃん、行かないでくれ。何気なく相手のボールを奪い、何気なくピンチの芽を摘む貴方のプレイが大好きでした。天才を感じさせない天才のプレイ。今ちゃんのような方が、真の天才だと思います。

今ちゃん、行かないでくれ。他の選手が疲弊して動けなくなっても、一生懸命ピッチで走り回って孤軍奮闘する貴方の姿が大好きでした。相手選手からボールを奪い、サイドをドリブルで駆け上がったら誰もいなかったってシーンがありましたね。勝っていたから笑えたけど、あの時の貴方は本当に光り輝いていた。

今ちゃん、行かないでくれ。小平で、ユニに快くサインをしてくれましたね。Konnoと書かれただけの、全く洒落っ気のないサイン。何が書かれてあるかわからないサインが多い中、今ちゃんのサインは、一目で今ちゃんのサインであるとわかりました。私は貴方のそんなサインが大好きでした。

今ちゃん、行かないでくれ。フロンターレ戦で大逆転劇を演じたときの貴方のゴールが忘れられません。私は、あの時に本当に東京を好きになったと言っても過言ではありません。

本当にガンバへ行ってしまうんですか?寂しすぎます。せっかく1年でJ1に戻れたじゃないですか。今の東京はチーム内の雰囲気も良さそうじゃないですか。ポポビッチ監督は厳しい方なので、梶山も変わりますよ。ファールが多かった森重も、あんなに変わったじゃないですか。ゆるい東京では無くなるはずです。もう1年でいいから頑張ってみませんか?東京で一緒に優勝を勝ち取りましょうよ。

天皇杯で優勝すれば、残っていただけますか?

今ちゃん、行かないでくれ。

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2011年11月21日 (月)

昇格、そして優勝

森重のフリーキックがゴールに吸い込まれたとき、J1への昇格を確信した。もう、大丈夫。そして、後半のゴールラッシュで、見事に東京はJ1への昇格を決めた。西京極の悲劇から、ずっとこの日を待ち続けていた。降格のドラマを見たのは42インチのTV画面であったが、昇格のドラマを見たのも42インチのTV画面となった。遙か彼方の鳥取の地。でも、鳥取のサポーターの多くは、東京の昇格を心から祝ってくれたようで、昇格を決めたアウェイの地としては最高だったようだ。来期は一生懸命鳥取を応援しようと思う。

せめて優勝は味スタで決めて欲しい。東京サポの多くがそう思っていたに違いない。鳥栖が北九州に勝てば、優勝は土曜日の千葉戦に持ち越される。しかし・・・・・何と鳥栖が北九州に負けてしまい、戦わずして東京の優勝が決まってしまった。まあ、私も鳥栖と北九州の試合をテレビ観戦していて、最初は鳥栖を応援していたのだけれど、気がつけばいつの間にか北九州を応援していた。北九州の奮闘ぶりに魅せられたというのもあるけど、やはり優勝は早く決まった方がいい。東京が、週末に千葉に勝つとは限らないし・・・・。なんせ、ここのところ千葉に負け続けているから。昇格、優勝共に味スタで決まらなかったのは残念だが、とにかく今期の目標は昇格と優勝だったのだから、贅沢を言うのはやめよう。とにかく、良かった、良かった・・・。

そして、昨年、降格が決まった時、ショックを和らげるために思っていたこと。

「今、J2のレベルが結構下がっているから、それほど選手が抜けなければ、1年でJ1に戻れるでしょ。」
→見事に1年でJ1に復帰。万歳~。ただ、J2は予想以上にハイレベルなチームが多かった。楽に勝てた試合はほとんど無かったように思う。

「セレッソの例もあるし、フロントに目覚めてもらうためにも、一度、降格の屈辱を味わった方が良い。」
→実際、フロントは目覚めた。外国人選手を獲得したし、多くの選手を補強した。

「平山に自信を付けさせるためには、一度、J2でゴール量産の経験を積ませた方が良い。」
→平山は怪我をしてしまい、J2で平山のパフォーマンスを見ることができなかった。これは極めて残念。

「J1ではなかなか出場機会に恵まれない大竹、草民、高橋ら若手に経験を積ませるためにも、一度、J2で戦った方が良い。」
→大竹はレンタル移籍をしてしまったけど、草民と高橋はしっかりとレギュラーの座をゲットし、大きく成長した。高橋は不動のボランチに成長した。来期の米本のポジションが不安になるくらいだ。

「久々にあの刺激的な東京ダービーが観られるからいいや。」
→ダービーはそれなりに盛り上がったが、以前のダービーとは趣が変わってきたのも確かである。

「J2に落ちればスタジアムが空くから、席取りの心配が要らなくなるでしょ・・・・」
→結構混んでいた。観客数は確かに減少したようだが、J2降格と言うよりは不景気による理由の方が大きいのでは。

そして、ここのところ、J2から昇格したチームがその年に大活躍している。C大阪、そして柏。柏に至っては、優勝まで秒読みというところまで来ている。大熊さん勇退の噂まで流れ、ペトロビッチが新監督との声も。私的には嬉しい限りである。

降格が決まったとき、このブログに「再来年、FC東京がJ1に復帰して、『あそこで降格しなければ、今回の優勝は無かったと思う』と話す青赤ユニをまとった今野の姿が見たい。」と書いたが、十分有りそうな感じである。来期が楽しみである。

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2011年10月31日 (月)

時は流れて(東京ダービー)

昨日の東京ダービー。試合結果は1対1の引き分けで、決して喜べる結果ではなかったが、やはり東京ダービーは大きな盛り上がりをみせた。ただ、以前の東京ダービーとはかなり違ってきた感じがする。何となく、時の流れを感じてしまったのは私だけであろうか。

かつて、緑はJリーグの中でも屈指の観客動員を誇り、非常に強いチームであった。FC東京は、いち早く味の素スタジアムをホームにしたものの、観客動員は今ひとつだったし、緑の足下にも及ばないチームであった。だから、FC東京の選手の多くは、緑に対してそれなりにコンプレックスを抱いていたと思われる。緑だけには負けたくないと、東京ダービーの時はがむしゃらにプレイしていた。それはサポーターも同じで、東京ダービーの時は必死に応援していた。私も、東京ダービーの後は、必ずと言っていいほど声が嗄れていた。強くて人気がある緑に勝ったときの喜びは、何ものにも代えがたいものであった。

それが、昨日の東京ダービーでは、チームの位置づけが完全に逆転していた。35,000人以上の観客を集め、その9割以上がFC東京サポーター。緑の凋落については、以前、このブログにも書いたが、観客数、実力ともFC東京が緑を上回る時代になったわけである。そのためか、昨日の試合では、「このチームだけには負けられない」という必死さが、緑の選手達の方が強いように感じられた。勿論、東京の選手も必死にプレイしていて、必死さは十分に伝わってきたけど、私の目には、明らかに緑の選手の方が必死にプレイしているように見えた。かつてのFC東京の選手達がそうであったように・・・。

ベルディだけには負けられない。FC東京の選手達の全てが、そう思っていたはずである。ただ、何においても緑の後塵を拝していた時代を知らない若い選手達が増えてきたのも事実。FC東京>ベルディが当たり前と思っている選手がほとんどであろう。「ベルディだけには負けられない」と言葉でわかっていても、肌にしみて実感している選手はほとんどいなくなってしまったのだ。

緑は大嫌いだが、味スタで3,000人くらいしか観客を動員できていない様子を見ると、哀れみすら感じてしまう。絶対に負けられない相手であるが、今の緑では勝ってもかつてほどの歓喜を味わえないかもしれない。一方の緑は、今のFC東京に勝てば、嬉しくて嬉しくて仕方がないであろう。今の緑を見ると、観客動員が大幅に増えることは考えにくいが、東京ダービーが更に盛り上がるためには、かつての強くて憎たらしい緑の復活が必要なのかもしれない。前のダービーの時も同じような事を書いたんだけど、改めてそんなことを思ってしまった次第である。

それにしても昨日の引き分けは悔しかった。ため息・・・・

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2011年9月29日 (木)

監督力

監督の力の大きさを思い知らされたのは、何と言っても昨シーズンのヤクルトであろう。高田繁氏が監督であったとき、とてつもない借金を背負い込んでいたが、小川さんに監督が変わった途端、あれよあれよと借金を返済してしまった。そして、金満球団がひしめくセ・リーグにあって、今シーズンは首位をひた走っている。

監督としての能力は、選手起用や戦術などに目がいきがちであるが、一番大切なことは、いかに選手のやる気を引き出すか、いかに控えの選手を腐らせないかということだと思う。まあ、性格が合う合わないといった問題はあるかもしれないが、選手が一丸となって「監督を胴上げしたい」という意識を持って団結しているチームは強い。

そして大熊監督。ここにきてFC東京が好調になり、かつてほど悪口を言う人が少なくなったが、来期も引き続き監督を務めて欲しいと思っている人は少ないように思う。かつてFC東京をJ1に引き上げた功労者だし、岡田ジャパンではコーチを務めていたし、実績的には十分であるが、今ひとつ人気がない。そういう私も大熊監督のことをあまり好きではない。どちらかといえば不満を感じてしまっている。

選手の育成に関して、高橋、草民はレギュラーに定着したし、椋原も見事に北斗からポジションを奪った。若手の才能を見抜き、見事に育成しているようにも見えるが、高橋は、米本が怪我をしていなければベンチを温めるだけの存在になっていた可能性は高い。草民もナオが不調でなければどうなっていたか・・・。

先発メンバーに関しては、ほとんどいじらない。今回、中2日だから先発メンバーを少し変えてくるかな?と思ったが、いつもの先発メンバー。選手交代もいつもと全く同じ。大量点をとってもそうでなくても同じ。チームの調子がいいときは先発をいじらないというのは理解できるが、大量点をとったときくらい、あまり出場機会のない選手を交代で入れてもいいと思うのだが。控えの選手は、レギュラー選手がイエローカードの累積や怪我でもない限り出られない状況が続いている。

今野が代表に招集され、やっとノースの出番かと思いきやサイドバックの徳永をセンターバックで起用。センターバックを本職とする選手達のプライドはズタズタに傷ついたであろう。本当にこれでいいのだろうか。もう少し控えの選手にチャンスを与えて欲しいと思うのは私だけであろうか。

そして、権田は代表に招集されている間にポジションを奪われてしまった。ちゃんと監督から権田に説明がなされているかと思いきや、どうもそうではないらしい。とある雑誌で権田が激怒していた。代表に招集されている間にポジションを奪われるというのは、どう考えても納得がいかないであろう。代表としてのプライドもあるだろうし・・・。今は塩田の怪我でレギュラーに戻ったが、塩田の怪我が回復したら、どうするのだろうか。

そしてセザー。肉離れで全治3か月の診断であったと思うが、かれこれ1か月は過ぎている。ルーカスが機能してきたから干されているとか・・・。まさかそれはないと思うが…。

戦術面では、ポゼッションサッカーが上手く機能してきている。ただ、これは平山が怪我をしたことで採り入れた戦術。城福サッカーの遺産が生きているだけではないかと。そして、先制点を奪われると実にもろい。監督の選手交代でチームが活性化し、逆転勝利に結びついた試合の記憶がない。また、相手を研究して戦術を組み立てているとは思えない。確かに、J2だから今の東京であればベストのプレイをすれば負けないと思うが、J1では到底通用しないであろう。

東京の選手達は、「監督を胴上げしたい」という意識を持って団結しているであろうか?う~ん。ちょっと疑問かな。監督のためというよりは、J1に昇格したいという思いでどうにかまとまっているように思う。控えの選手を中心に、かなり多くの選手が不満を持っていると推察される。J1に昇格し、いきなり柏のように優勝争いを演じて欲しいが、このままでは再び残留争いに巻き込まれてしまうように思う。大熊さんは、コーチや強化部としての才はありそうだが、監督としては?かな。やっぱり、来期は監督力がある監督で戦って欲しいな。

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2011年7月25日 (月)

熊本戦@聖地国立

4時までテニスの練習をしていたため、国立競技場に着いた時は、既に6時を回っていた。ホーム自由席側はほとんど満員状態。フットサル仲間のTさんに席とりをお願いしていたから事なきを得たが、お願いしていなければ、かなり上層の方に座るはめになっていたかも。国立競技場ならではの心地よい風が吹いており、半袖、短パンでは少し寒いくらい。暑いと運動量が激減する梶山だけど、今日の気温であれば大丈夫であろう。

対戦相手の熊本は、J2屈指の守備力を誇るチーム。東京が苦手とするタイプのチームである。例のごとくガチガチに守備を固め、カウンターでの得点を狙って来るであろう。そういった相手に勝つためには、どんな形でもいいから、とにかく先取点を挙げることが大切である。

6時30分キックオフ。予想通り、熊本はガチガチに守備を固めてくる。それでも、涼しさからか、東京の選手はよく動き、パスも回る。チャンスメイクの機会が多く、得点の臭いがプンプン。しかし、東京の選手の決定力の無さと、熊本のGK南による神がかったセーブにより、一向に得点が入らない。ありゃりゃ。外しまくっているうちに相手のワンチャンスで得点されて負けるパターンかも・・・・と思っていたら、前半終了間際に相手選手がPA内でファールをしてくれて、見事にPKをゲット。そして、熊本の選手に高々とレッドカードがかざされた。

ただ、ここでPKを決めるかどうかは、今後の試合展開に大きく影響する。PKをはずせば、相手は間違いなく引き分け狙いで更にガチガチに守備を固めて来るであろう。PKを決めれば、相手も攻めざるを得ないだろうから、守備に綻びが生じ、東京が大量点で勝つ可能性が高まる。そんな大切なPKを、セザーが見事に決めてくれた。ここで勝負あり。後半に入って、あり得ない副審のミスジャッジにも助けられ(この副審は本当にどうしようもなかった。その後、セザーのシュートを明らかに南がはじいたのだが、なぜかゴールキックの判定。多分、主審はわかっていたのだろうけど、試合は決まっていたし、これ以上このアホな副審に恥をかかせては可哀想との思いからそのままの判定にしたんじゃないかな。)、2点目をゲット。そこから東京のゴールラッシュ。谷澤のPKが枠に行かなかったら爆笑だったろうけど、谷澤は大きなプレッシャー?の中、見事にゴールを決めてくれた。その後の土下座パフォーマンスは大いに笑えた。徳永の2試合連続のスーパーゴールには皆我が目を疑ったことでしょう。そして、最後はルーカスが技ありのゴール。ルーカスは、間違いなくガンバへ行ってシュートが上手くなった。

熊本はJ2で上位に位置しているが、個人個人のテクニックは明らかに東京の選手の方が上。10人になったこともあるが、チーム力に大きな差を感じた。実際、今のJ2で東京とまともに戦えるのは千葉くらいではないかと思う。それでも、ナデシコが米国に勝ったように、何が起こるかわからないのがサッカー。特に栃木、徳島あたりはいいサッカーをしているし、昇格に向けてモチベーションも高いだろうし、ちょっと慢心すれば、すぐに足下をすくわれるであろう。

ここにきて気になる情報が・・・。フランスのディジョンが今野を狙っているらしい。今野も28歳だから、海外へ行くには最後のチャンスかな。行かせてあげたい気もするけど、やはり今野を手放したくないな。それに今野は、長友と違って海外に向いていない気がするんだけど。できれば行かないで欲しいな。今野のプレイを観られなくなるのは、あまりにも寂しすぎる。

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2011年6月28日 (火)

3位

開幕当初はもたついていたFC東京だけど、12試合を終えてやっとJ1昇格圏の3位まで順位を上げた。J2での戦い方に慣れるまでもたつくだろうなと予想はしていたけど、さすがに千葉に大敗し、草津にまで敗れたときは「これはダメだ」と思ってしまった。怪我人が続出するし、外国人選手は機能しないし、監督は意味不明な采配をするし・・・正直、ちょっと諦め気分になっていた。

ここにきて3連勝して順位を大きく上げたわけだが、いずれも1点差の辛勝。試合内容は東京が圧倒しているようにも見えるが、とにかくゴール欠乏症であることには変わりがない。PA付近まではうまくボールを運ぶが、そこからの攻め手に全く工夫がみられない。まあ、相手は東京との実力差を十分認識しており、時には7バックくらいで守るから、なかなかゴールをこじ開けられないのは仕方がないのだけれども、相変わらずサイドに流れっぱなしの選手が多く、センターの選手が手薄になり、どうしても攻撃に迫力が無くなってしまっている。また、つなぐことに対する意識が強すぎるのか、細かいパスに終始し、遅攻に終始している。前線の選手が一気にゴール前へ走っても縦に早いパスが来ないから、誰も前へ全力疾走しない。そのため、ほとんど速攻ができないチームになってしまっている(これは明らかに城福さんの負の遺産である)。

ちょっと嬉しいニュースとしては、ルーカスが東京に戻ってくることがほぼ決まったようである。多くのサポが歓迎ムードのようであるが、ルーカスもサイドに流れ気味の選手だし、いかんせんシュートが下手な選手だから、得点力のアップにはさほど寄与しないのではないかと思ってしまうのは私だけだろうか。勿論、ルーカスは人柄がいいし、東京愛を持ってくれているし、よく走る選手なので、多くの選手にいい意味で刺激になると思うけど、ゴール欠乏症の特効薬にはなり得ないと思う。ただ、ルーカスが入ることで、ロベルトセザーがいい意味で変わるのではないかと期待している。

私なりにJ2チームを「J1の臭いのするチーム」「J1の臭いのしないチーム」に分類している。前者は、千葉、鳥栖、徳島、湘南、札幌、京都であり、後者はそれら以外のチームである。京都は、予想外の低迷で驚いている。栃木は、私なりには「J1の臭いのしないチーム」なのだが、現在、首位だし、先日の千葉との試合を観たが、なかなかいい試合をしていた。多くの怪我人が出なければ、上位は固いであろう。緑色のチームは、自分の感情的な問題で、絶対に「J1の臭いのするチーム」に位置づけない。今期の東京の最大のライバルは間違いなく千葉であろうし、とにかく千葉とのホームでの試合は負けられない。

今後、しばらく東京の対戦相手は「J1の臭いのしないチーム」が続く。ここで1試合でも取りこぼしたら、本当に昇格が危うくなる。これから東京が苦手とする夏である。いつも東京は夏になると調子を落とすイメージがある。ただ、この苦手の夏が終わった段階で首位にいれば、ぐっと昇格が近づくと思う。

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2011年5月 9日 (月)

東京ダービーと富山戦

Jリーグ屈指の強豪チームであるヴェルディに勝ちたい。かつての東京ダービーで感じていた思いである。その後、あれよあれよとヴェルディが凋落し、名門ヴェルディをJ2に落としたいという思いに変わった。そして、東京が連勝を重ね、気がつけばヴェルディはJ2に落ち、J2に定着し、クラブ解散の危機と言われるまで落ちぶれてしまった。今回、久しぶりに東京ダービーが開催されたが、少なくとも私の中にはかつてのようにヴェルディを憎いという気持ちは無かった。哀れみさえ感じてしまったほどである。

昔はFC東京が挑戦者であり、東京の選手ががむしゃらに東京ダービーを戦っていたが、今回は立場が逆転しているような、そんな気配が感じられた。がむしゃらに戦っているのはヴェルディの選手達。正直言って、ヴェルディのサッカーの方が、東京よりも数倍面白いサッカーをしていた。東京の選手達は、試合前に「絶対に負けられない」と言っていたが、それは口先だけで、実際は「負けるわけがない」というおごりがあるように感じられた。梶山と徳永からは全くがむしゃらさが感じられない。特に梶山はヘボパスを連発し、ほとんど走らない。セザーが退場となってやっと攻撃モードのスイッチが入ったように見えたが、結局、最後まで攻撃の形すら作ることが出来ず、グダグダ状態で試合が進んで0対0のドロー。今までみた中で、最もつまらない東京ダービーであった。

ベタのJ2チームである富山にはスカッと勝ってくれるかなと思ったが、試合内容のつまらなさは相変わらず。何ら改善されていない。途中交代で羽生が出て、羽生が何とか得点してくれて勝利。勝利は嬉しいが、今ひとつ喜べない勝利である。

羽生もヒーローインタビューで述べていたけど、攻撃面における連動性の無さが問題だと思う。梶山は、ヘボパスを責められるのが怖いのか、パスの受け手の足下にしかパスを出さない。だから、パスの受け手も走らない。もっと、受け手を動かすようにパスを出せばいいのだ。パスを出して受け手がそこに走らなければ、その選手を叱りつければいいのだ。相手が引いたときの攻撃方法を自ら体現してくれた羽生。「俺がやらなければ監督は気づいてくれない」。そんな思いが羽生から感じられた。涙、涙のヒーローインタビュー。あれは間違いなく監督、そしてチームへの怒りの涙である。大熊監督や東京の選手達は、本当に羽生に感謝しなければならない。大熊監督は、少しは気づいてくれるだろうか。

草津戦、湘南戦とスカッと連勝して欲しい。課題は攻撃面における連動性であろう。もう足下へのパスは要らない。とにかくスペースを上手く使い、動きながらパスを受ける。連動性が無ければ、引いた相手を崩すことは不可能なのだから。

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2011年4月28日 (木)

2戦目にして大敗ですか・・・

FC東京って、生まれ変わったんじゃないの~?

千葉戦の後、友人が私に向けて発した言葉である。得点力不足解消に向けて外国人選手3名を獲得し、苦手な千葉の戦力ダウンを狙って?谷澤を獲得。まあ、千葉にしてみれば、羽生は強奪されるわ谷澤を強奪されるわ・・・。千葉のサポーターは、FC東京をどこかの傲慢野球チームのように見ているはずである。優秀な選手を強奪された恨みに、震災の被害者を勇気づけようとの気持ちとも相俟って、千葉の選手達の気迫は凄かった。東京の選手は、完全に走り負けていた。

別チームに生まれ変わったのは千葉も一緒である。昨年、J1への復帰を果たせず、Mr.千葉の巻を解雇。代わりにオーロイという超長身の選手を獲得した。長身の選手は、平山に代表されるようにスピードが無く、高さだけで今ひとつ戦力にならないことが少なくないが、千葉の戦術は極めてシンプルであり、各選手の意思統一もなされていた。オーロイも単にでかいだけではなく、ゴール前に走り込む姿勢を随所に見せ、視野も広いしパスも上手い。終わってみれば、オーロイに2ゴール1アシストを決められ、完敗である。

千葉の監督も策士である。東京の選手が後半から動きが鈍くなるとみて、前半はオーロイをターゲットにせず、後半からオーロイをターゲットにしてきた。東京の選手が、オーロイをあまりターゲットにしてこない状況に「おや?」と思ったスキを見事につき、何とスローイン(ロングスロー)からオーロイにヘディングで点を決められた。

FC東京が試合に負けるのは仕方がない。ただ、気になるのはその負け方である。試合内容が、昨年と全く同じであり、昨年の試合のビデオを観ているようであった。ボールをポゼッションするものの、ゴールの形を作るまでいかない。ゴールに向けたパス回しではなく、パスを繋ぐためのパス回しに終始している。何とかゴール前までボールを運んでも、シュートは枠にすらいかない。カウンターのチャンスを迎えても、周りの選手の動き出しが遅く、結局相手DFに守備を固められてしまう。確かに随所にテクニックを見せてくれるし、個々の選手の個人技は高いが、スピード感は無いし、サッカーとしての面白さ、セクシーさを全く感じない。FC東京の大型掲示板にも書かれているが、大熊監督はどのようなサッカーを目指しているのだろうか・・・。最後には今野をFWにあげるという名(迷)采配。終わってみれば3失点の大敗である。それも責めに徹して失点を重ねたのなら理解できるが、私の目にはそのように見えなかった。選手達は何をして良いかわからず、ズルズルと工夫もないまま失点を重ねていたように思う。

外国人選手はいずれも調整遅れ。ナオが怪我。平山が骨折。そして米本まで靭帯損傷で離脱してしまった。更に震災の影響で東京電力がスポンサーを下りると言う。FC東京のお先は真っ暗である。

もうJ1のプライドは粉々に砕けたはず。ポゼッションサッカーにこだわらなくてもいいじゃないか。しばらく、カウンターサッカーに徹したらどうだろうか。3点とられても、4点獲ればいい。4点獲られても、3点獲ればサポは試合を楽しめるし、大騒ぎもできる。そのくらいの気持ちでサッカーをやってほしい。もう、完封負けや0対0の引き分けはたくさん。これだけ花のないサッカーを見せ続けられたら、本当にサポが激減してしまうよ。

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