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2012年2月 7日 (火)

シリア戦

あれだけ落ち込んでいる権田を久しぶりに見た。試合前の練習で他の選手を叱責していたこともあり、いつものプレイができなかった自分に余程腹が立ったのであろう。ただ、権田がいつものプレイをできていなかったのも確かだが、それは権田だけではなく、日本の全ての選手がいつものプレイをできていなかった。

それにしても、シリア国内でやるなら仕方がないが、中立国、それも日本に悪い感情を抱いていないヨルダンでやったわけだから、もう少しまともなスタジアムを準備できなかったのだろうか。確かにあの芝はひどい。FIFAは、スタジアムについて観客席の数などに基準を設けているが、芝の状態についてはかなり甘い。選手の怪我を少なくする、選手を守ると言う意味からも、芝の状態についてもしかりとした基準を設けて欲しい。

確かにパスサッカーの日本は、芝の状態が悪いスタジアムでは不利である。ただ、それは相手も同じ事であり、決して言い訳にはならない。シリアの選手達は、あの劣悪な芝の状態でも、しっかりとパスを繋いでいた。日本は芝の状態が悪いと、すぐに縦ポンサッカーをやろうとするが、芝の状態が悪い場合は、早いパスで繋ぐ、スペースを活用するというサッカーを展開して欲しい。足もとにばかりパスを出すから繋がらないのだ。トラップの技術はあるのだから、怖がらずに早いパスで繋げばいいと思うのだが。

関塚監督もかなり叩かれているが、彼にも山ほど言い分はあるであろう。U23は、香川や宇佐見など優秀な選手が沢山いるものの、海外のビッグクラブに所属しているため、思うように招集できない。JFAがオリンピック出場にどの程度重きを置いているかにもよるが、C組であれば、国内組だけでも何とかなるだろうみたいな甘さがあったように思う。FIFAランキングでは明らかに格下のシリアだが、先日の試合を観る限り、実力はシリアの方が上に感じられた。

まあ、日本の選手層の厚さはその程度ということであろう。今の状態では、例えオリンピック出場が実現しても、予選突破どころか1勝も危ういのではないだろうか。あと2戦。勝利は当たり前だが、どちらも3点差以上の勝利が必要であろう。今の日本の攻撃力と決定力ではちょっと難しいかな。いずれにしても、ここからが真の勝負である。

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