3位
開幕当初はもたついていたFC東京だけど、12試合を終えてやっとJ1昇格圏の3位まで順位を上げた。J2での戦い方に慣れるまでもたつくだろうなと予想はしていたけど、さすがに千葉に大敗し、草津にまで敗れたときは「これはダメだ」と思ってしまった。怪我人が続出するし、外国人選手は機能しないし、監督は意味不明な采配をするし・・・正直、ちょっと諦め気分になっていた。
ここにきて3連勝して順位を大きく上げたわけだが、いずれも1点差の辛勝。試合内容は東京が圧倒しているようにも見えるが、とにかくゴール欠乏症であることには変わりがない。PA付近まではうまくボールを運ぶが、そこからの攻め手に全く工夫がみられない。まあ、相手は東京との実力差を十分認識しており、時には7バックくらいで守るから、なかなかゴールをこじ開けられないのは仕方がないのだけれども、相変わらずサイドに流れっぱなしの選手が多く、センターの選手が手薄になり、どうしても攻撃に迫力が無くなってしまっている。また、つなぐことに対する意識が強すぎるのか、細かいパスに終始し、遅攻に終始している。前線の選手が一気にゴール前へ走っても縦に早いパスが来ないから、誰も前へ全力疾走しない。そのため、ほとんど速攻ができないチームになってしまっている(これは明らかに城福さんの負の遺産である)。
ちょっと嬉しいニュースとしては、ルーカスが東京に戻ってくることがほぼ決まったようである。多くのサポが歓迎ムードのようであるが、ルーカスもサイドに流れ気味の選手だし、いかんせんシュートが下手な選手だから、得点力のアップにはさほど寄与しないのではないかと思ってしまうのは私だけだろうか。勿論、ルーカスは人柄がいいし、東京愛を持ってくれているし、よく走る選手なので、多くの選手にいい意味で刺激になると思うけど、ゴール欠乏症の特効薬にはなり得ないと思う。ただ、ルーカスが入ることで、ロベルトセザーがいい意味で変わるのではないかと期待している。
私なりにJ2チームを「J1の臭いのするチーム」「J1の臭いのしないチーム」に分類している。前者は、千葉、鳥栖、徳島、湘南、札幌、京都であり、後者はそれら以外のチームである。京都は、予想外の低迷で驚いている。栃木は、私なりには「J1の臭いのしないチーム」なのだが、現在、首位だし、先日の千葉との試合を観たが、なかなかいい試合をしていた。多くの怪我人が出なければ、上位は固いであろう。緑色のチームは、自分の感情的な問題で、絶対に「J1の臭いのするチーム」に位置づけない。今期の東京の最大のライバルは間違いなく千葉であろうし、とにかく千葉とのホームでの試合は負けられない。
今後、しばらく東京の対戦相手は「J1の臭いのしないチーム」が続く。ここで1試合でも取りこぼしたら、本当に昇格が危うくなる。これから東京が苦手とする夏である。いつも東京は夏になると調子を落とすイメージがある。ただ、この苦手の夏が終わった段階で首位にいれば、ぐっと昇格が近づくと思う。

