どうしたものか
オヤジの立場としては微妙である。自分の大学時代、新歓コンパでは先輩からソースと醤油にキャベツを加えたビールを何度も飲まされ、かなり悪酔いし、新宿駅のトイレで吐きまくったのを記憶している。結局その日は先輩の家に泊めてもらい、家には帰らなかった。ただ、受験勉強から解放された喜び、大学生になった喜び、お酒を飲める喜びで、とても楽しかった。これは娘も同じであろう。
何人かの女の子は遅くまで残っていたし、そんな女の子を自分は高く評価していた。地方から出てきた子は一人暮らしであり、門限なんて無かったからと思うが、遅くまで残ってくれる子を普通に「偉い!!」と思っていた。勿論、中には10時くらいに「今日は失礼させていただきます」と帰ってしまう子がいたが(自宅組の子であろう)、自分は「だからお嬢様は好きじゃねぇ~」などと訳の分からないことをほざいていたように思う。
娘には大学生活を思う存分エンジョイしてもらいたいし、遅くまで飲むのも構わないのだが、最寄りの駅から我が家まで徒歩30分近くかかり、結構寂しい道もある。例え自転車に乗っていても、治安のいい日本とはいえ、危ない目にあっても全く不思議ではない。オヤジが駅まで車で迎えに行くという手段もあるが、そんなに甘やかしていいものだろうか。オヤジも晩酌をしたいし、晩酌をすれば当然のことながら車で迎えに行けない。一度、「お金を払ってあげるから、駅からタクシーで帰ってこい」と言ったことがあるが、貧乏性の娘は、決してタクシーで帰ってこようとしない。
男の子に送ってもらうという手もあるが、男の子も下心が無ければ送らないであろう。いかん、いかん。そもそも、夜中に家まで送る、スキーを教える、酔っぱらいを介抱するというのは、自分の経験上、下心がなければできない。
今、娘に彼氏がいるかどうかは知らないが、今後は彼氏とデートで遅くなることもあるであろう。一緒に旅行へ行っちゃうみたいなことも・・・ひぇ~。まあ、自分だって大学時代に親に嘘をついて似たようなことを散々してきたわけで、そんなことは普通に許してあげねばならないと思うのだが、やはりどこか心配である。
やっとダブル受験が終わって、心配事から解放されると思っていたが、大学生になったらなったでまた新たな心配事が・・・。いやはや、どうしたものであろうか・・・。白髪が増えそう・・・いや、自分の場合は、更に髪の毛が抜けそうである。

