徳永の起用法について
FC東京関連の掲示板を見ると、城福監督の解任論が叫ばれている。19節が終わって勝ち点20の14位。降格圏の仙台との勝ち点差は4しか無い。昨日の敗戦でついに残留争いの仲間入りをしてしまったわけで、解任論が出ても仕方がない状況である。そして、解任を指示する方々の意見を見ると、徳永の起用法を問題視する声が多い。
長友が抜けた穴は確かに大きいが、私はそれほど心配していなかった。なぜなら、東京のサイドバックは徳永と椋原で大丈夫!と思っていたからである。ところが、城福監督は、長友が抜けてもなぜか頑なに徳永を右サイドバックで使わない。なぜであろうか?
まず、城福監督が徳永の才能に惚れ込んでいるのは間違いない。そうでなければ、徳永をキャプテンにしなかったであろうし、今期の出来の悪さをみれば、とっくにスタメンから外して干しているであろう。あれだけボランチで機能しなければ、やはりサイドバックに戻そうと考えるのが普通だと思うが、城福監督は昨日の試合でなぜか右SHで起用した。
考えられる理由として、「徳永のサイドバックに見切りを付けた」ということが考えられるが、実際、サポーターの間では、徳永のサイドバックに不満を持っている方は少なかったと思う。ただ、徳永のプレイは70~75点というプレイが多く、試合後に「今日の徳永は良かったな~」と話すことはまず無かった。また、その一方で、「今日の徳永はひどかったな~」と話すことも無かった。プレイは地味だが、堅実であり、大ポカをしないかわりに大活躍もしないといった選手であった。私自身、そんな徳永にどことなくもどかしさを感じていたが、怪我が少ないし、大ポカもしないし、実はあれが本当の一流選手なのだと思うようにしていた。
城福監督も、徳永に対して私と同じようなもどかしさを感じていたのではないだろうか。とてつもなく前向きに考えれば、城福監督は、徳永に大きく成長してもらおうと考えているのかもしれない。間違いなく才能はある。ただ、いつも体力を温存するようなプレイに終始しているし、今ひとつ向上心も感じられない。世界レベルのプレイヤーになれる才があるのに、どこか現状で満足している節がある。そんな徳永の意識改革のために、キャプテンに指名するだけではなく、汗かきプレイが必要なボランチを経験させ、サイドバックとの連携が求められる右SHも経験させる。
実際は、単に意地になっているだけかも知れない。今野についても、決してボランチで使おうとしないし・・・。徳永の飛躍の代償として、残留争いに突入。とてつもなく大きな代償である。まあ、我々は城福監督を信じて見守るしかない。来期の徳永の飛躍を願って。
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