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2010年8月27日 (金)

FC東京の低迷について考える

それにしても、まさかここまで低迷するとは思っていなかった。2003年から東京を応援しているが、真の残留争いに巻き込まれたのは初めてではないだろうか。開幕前はかなり期待していただけに、その分、ショックも大きい。

それにしても、なぜ、ここまで低迷してしまったのか。前回の記事と重複する内容も多いが、改めて低迷の原因について考えてみた。思うに、昨年の好成績(Jリーグ5位、ナビスコ優勝)が、今期は全て裏目に出てしまったということであろう。開幕前、昨期覚醒したナオ、覚醒の気配をみせていた平山への期待はかなり大きかった。ナオは15ゴールくらいあげられると思っていたし、平山も10ゴールくらいはあげられるだろうと思っていた。それが・・・・・・・・。彼らへの期待が、「カボレに代わる外国人ストライカーを獲得しなくても大丈夫」というフロントの誤った判断につながってしまったのである。

また、赤嶺もここまでゴールを決められないとは夢にも思わなかった。滑り込みで獲得したリカもFWとは思えないくらいシュートへの意識が低い。FWというよりは、攻撃的MFの選手である。結局、ボールを上手く前線まで運べても、それをゴールに流し込んでくれる選手がいないわけで、得点力不足に陥って当然の状況なのである。

ただ、FW陣が揃いも揃ってこれだけ低迷すると誰が予想できたであろうか。フロント、城福監督に加え、多くのサポも何とかなると思っていたのではないだろうか。そういう意味では、一概にフロントを非難できないと思われる。残念ながら、今のJリーグで優勝を目指すには、得点力のある外国人FWは必須なのだ。名古屋のように出場選手の半分が外国人というのも興ざめであるが、そんな名古屋が首位を走っていることを考えれば、やはり外国人選手を中心とするチーム作りがJリーグで優勝するための必要条件なのだと思われる。

城福監督が目指しているサッカーは間違っていないし、昨期の好成績は、城福監督無しでは考えられない。ただ、今期は、それが慢心につながってしまったようだ。米本の怪我は城福プランを大きく狂わせたと思うが、米本はルーキーだし、米本が抜けた穴を埋めるのはさほど難しくはない。問題なのは、城福監督がそれを徳永で埋めようとしたことである。徳永をキャプテンに任命。そして、ボランチにコンバート。確かに徳永は才能溢れる選手だし、更に飛躍して欲しいとの願いがあったと思われる。しかし、徳永が全くそれに応えられなかったのは前に書いたとおりである。結果論であるが、今野をキャプテンに任命し、今野をボランチにしていれば、全く結果が変わっていたのではないだろうか。

チームが極度の得点力不足の中、徳永がダメなら今野をボランチに上げて得点力を少しでもアップするという戦術も考えられるが、城福監督は、己の非を認めたくなかったのか、今野のCBに拘り続けた。今野のCBは確かに守備が安定するものの、高い位置でパスカットできる選手がいないため、ほとんどカウンター攻撃ができない。また、たまに徳永がパスカットしても、展開力がないからなのか足下へのパスを選択したり、バックパスしたりでチャンスの芽を潰しまくっていた。FWにボールが渡る頃には相手選手がしっかりと守備を固めた状況になってしまい、結局、FWは苦し紛れの状況でしかシュートができない。

徳永に加えて、平山への過度な期待も裏目に出た。私が思うに、平山については、変に欲を出さず、徹底してポストの役割を担わせるべきであると思う。ただ、平山は競り合いに弱く、競り合いに勝ったと思えばファールをとられる。PA内でファールをとられれば相手のPKになるわけで、それでは怖くてポストを任せられないというのも理解できる。ポストを任せられない、スピードがない、ボールが収まらない、シュートが下手・・・・・。これでは、存在意義そのものが無い。城福監督の平山への過度な期待により、赤嶺は不公平感を抱いていたに違いない。まあ、赤嶺も与えられたチャンスを物にできなかったが、結局、赤嶺は仙台へ移籍してしまった。ずっとエリートコースを歩んできた赤嶺は、「お前が我がチームのNo.1ストライカーだ」という感じで使ってあげないと活きない選手のように思われる。今、仙台では救世主と崇められているが、スタメンで使われて伸び伸びとプレイしているし、これまで東京で全くゴールを決めていなかったのに、仙台でさっそくゴールを決めた。「決めなければ使ってもらえない」との意識が、プレイを萎縮させていたのではないだろうか。平山が悪いわけではないが、平山が赤嶺の成長を妨げていたとも言えるかも知れない。

大黒をとって東京の得点力がアップした。しかし、大黒も30歳を過ぎた選手である。城福監督は、中2日であろうが何だろうが大黒を使い続けた。大黒だって、そんな使われ方をすれば疲労によってパフォーマンスが落ちる。そして、現実にパフォーマンスが落ちてしまった。

今期の暑さ、WCによる過密日程もMooving Footballに逆風となっている。それでも城福監督は頑なにMooving Footballを貫こうとしている。相手が強かろうが弱かろうが関係ない。ひたすら、Mooving Footballである。選手は、暑くて動きたくないから、Mooving Footballを逆用しようとしているようにもみられる。速くボールを前へ送れば、それだけ走らなければならない。ボールをつないで、ゆっくりしよう。東京にはそんな選手はいないと信じたいが、どうもここ最近の選手の動きを見ていると、そういう風に疑いたくもなってしまう。

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2010年8月23日 (月)

残留争いに突入

3連敗中の広島にまで負け、ついに残留争いに突入した。あまりに刺激的な夏である。湘南と京都が決まりとして(実際は、まだまだわからないが)、もう一枠を大宮、神戸、東京、仙台で争う形であろうか。仙台というライバルに塩(赤嶺)を送るという余裕をみせていたが、本当に東京の人の良さには呆れるばかりである。赤嶺は仙台で活躍するであろうから(早速昨日ゴールを決めているし)、仙台の降格は無いであろう。また、大宮は最近の補強でチーム状態が良くなってきているようなので、実質的には東京と神戸の争いになるであろう。

前回、徳永の起用法について書いたが、城福監督は広島戦で徳永を左サイドバックで起用した。結局、徳永は左サイドバックでも機能せず。チンタラ癖は全く改善していない。リスクを犯さない超堅実なプレイに終始。やはり、徳永はそういった選手なのである。そもそも、間違いの始まりは徳永をキャプテンにしたことにあると思う。徳永の色が、そのままチームの色になってしまった。城福監督は、徳永に一皮むけてほしいと思ったのだろうが、ボランチをやらせても、SHをやらせてもダメ。サイドバックに戻せば溌剌としたプレイをするかと思いきや、ほとんど機能せず。まあ、いきなりサイドバックに戻されてもすぐに勘が戻らないであろうし、徳永にも同情の余地はある。徳永は悪い選手ではないが、やはり常に70~75点のプレイの選手から脱皮できないことがはっきりした。徳永の飛躍を諦め、すぐにキャプテンを羽生に戻し、徳永はサイドバックに固定して使うべきであろう。

今野のボランチ起用も望んでいたことではあるが、よりによって森重が出場停止の時にそれをやるってどういうことであろうか?このあたりが城福監督の采配のわけがわからないところなのである。ただ、今の東京の穴はセンターバックではない。もちろんセンターバックも弱いが、間違いなく北斗が大穴になっている。守備を犠牲にして北斗を使っているはずなのに、攻撃でもほとんど機能しない。北斗がサイドをぶち抜いてセンタリングをあげるというシーンを未だかつて見たことがない。そんな北斗を使い続ける城福監督の考えを、私は全く理解できない。

今後は、Mooving Footballのためのサッカーではなく、勝つためのサッカーに徹する必要がある。面白いサッカー、わくわくするサッカーを目指している場合ではない。城福監督にも、プライドを捨ててもらわねばならない(現時点でプライドはズタズタであろうが・・・)。

まず、下位チーム(10位以下のチーム。但し浦和を除く)と戦う場合はこれまでのMooving Footballでいいと思う。プレスがさほど強くない相手には通用する。大黒、リカ、大竹を中心に攻撃を組み立て、これまでのパスサッカーを展開することで十分勝機はある。だが、上位チームを相手にする場合、Mooving Footballを捨てるべきだ。プレスが強い相手には通用しない。かつての部活サッカー、縦に速いサッカー、カウンターサッカーで行くべきであろう。森重が戻れば森重とヨングンをCBに据え、今野をアンカーにする。サイドバックは椋原と徳永。前線に平山を配し、平山にはポストプレイを徹底させる。ホームだろうがアウェイだろうが、とにかく引いて引いてカウンター攻撃という戦い方に徹する(まあ、ワールドカップの日本みたいな戦い方である)。

もともと東京はそれほど強いチームではない。一見、タレントが揃っているようだが、徳永のように70~75点の選手が多い。昨日、ガンバ対名古屋の試合を観たが、どちらのチームも攻撃の形を持っており、常に得点の臭いがプンプンした。一方、東京にはまるで攻撃の形がみられない。平山が入っても、その高さを活かした戦い方をしないし、大黒が裏をとる動きをしてもまったくスルーパスが出てこない。中盤にスピードのある選手を配しているわけでもない。このあたりは、監督の引き出しの少なさによるものと思われるし、練習方法そのものも見直す必要があると思う。

昨年も一昨年も、FC東京は夏場に負けが混んだ。夏場にMooving Footballの戦い方は向かないのだ。そうであれば、夏場にも戦い抜けるだけの体力を付ける必要があるが、今年の夏場の戦い方を見る限り、それができているとは思えない。開幕前に走って走って走りまくって体を作ったというような話は聞いたことがない。または、夏場はMooving Footballを捨て、別の戦い方を選択するという方法があると思うが、頑固一徹の城福監督は、常に理想を追い求め、決してそれをやろうとしない。

今年は酷暑だし、ワールドカップの影響でかなり超過密日程である。Mooving Footballには完全に逆風の年である。今年に限ったことではないが、臨機応変な戦い方ができるチームが強いのだ。城福監督は頑固だからそれができない。今のようなどん底の状況になっても、城福監督の性格からして、いきなり現実的な戦い方に切り替えるのは無理であろう。涼しくなるまで、胃潰瘍になりそうなサッカーが続くことは間違いなさそうだ。そういう意味では、いっそのこと監督を代え、倉又さんを監督にするのも一つの手だと思われる。倉又さんであれば、すぐに戦術を切り替えることができる。私は倉又さんのサッカーが大好きだけど、フロントはどのように判断するであろうか。判断が遅かったことで後悔しまくっているヤクルトをみると、ここはズバッと決断すべきだとも思うが・・・。

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2010年8月19日 (木)

徳永の起用法について

FC東京関連の掲示板を見ると、城福監督の解任論が叫ばれている。19節が終わって勝ち点20の14位。降格圏の仙台との勝ち点差は4しか無い。昨日の敗戦でついに残留争いの仲間入りをしてしまったわけで、解任論が出ても仕方がない状況である。そして、解任を指示する方々の意見を見ると、徳永の起用法を問題視する声が多い。

長友が抜けた穴は確かに大きいが、私はそれほど心配していなかった。なぜなら、東京のサイドバックは徳永と椋原で大丈夫!と思っていたからである。ところが、城福監督は、長友が抜けてもなぜか頑なに徳永を右サイドバックで使わない。なぜであろうか?

まず、城福監督が徳永の才能に惚れ込んでいるのは間違いない。そうでなければ、徳永をキャプテンにしなかったであろうし、今期の出来の悪さをみれば、とっくにスタメンから外して干しているであろう。あれだけボランチで機能しなければ、やはりサイドバックに戻そうと考えるのが普通だと思うが、城福監督は昨日の試合でなぜか右SHで起用した。

考えられる理由として、「徳永のサイドバックに見切りを付けた」ということが考えられるが、実際、サポーターの間では、徳永のサイドバックに不満を持っている方は少なかったと思う。ただ、徳永のプレイは70~75点というプレイが多く、試合後に「今日の徳永は良かったな~」と話すことはまず無かった。また、その一方で、「今日の徳永はひどかったな~」と話すことも無かった。プレイは地味だが、堅実であり、大ポカをしないかわりに大活躍もしないといった選手であった。私自身、そんな徳永にどことなくもどかしさを感じていたが、怪我が少ないし、大ポカもしないし、実はあれが本当の一流選手なのだと思うようにしていた。

城福監督も、徳永に対して私と同じようなもどかしさを感じていたのではないだろうか。とてつもなく前向きに考えれば、城福監督は、徳永に大きく成長してもらおうと考えているのかもしれない。間違いなく才能はある。ただ、いつも体力を温存するようなプレイに終始しているし、今ひとつ向上心も感じられない。世界レベルのプレイヤーになれる才があるのに、どこか現状で満足している節がある。そんな徳永の意識改革のために、キャプテンに指名するだけではなく、汗かきプレイが必要なボランチを経験させ、サイドバックとの連携が求められる右SHも経験させる。

実際は、単に意地になっているだけかも知れない。今野についても、決してボランチで使おうとしないし・・・。徳永の飛躍の代償として、残留争いに突入。とてつもなく大きな代償である。まあ、我々は城福監督を信じて見守るしかない。来期の徳永の飛躍を願って。

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2010年8月 3日 (火)

無理

7月31日(土)は霞ヶ浦で早朝ゴルフ。早朝の4時30分スタートだから、2時半に家を出た。ほとんど睡眠をとっていない状態のゴルフであり、この暑さと48歳という年齢を考えればプレイ中に死んでも不思議ではないと思ったが、特に前半は涼しい中でゴルフができたため、思ったよりも楽しかった(後半は暑くて大変であったが・・・)。

翌日の日曜日は朝からテニスに興じた。同じ時間にフットサルの練習もあったのだが、さすがに早朝ゴルフの翌日で疲労感が残っており、打ちたいときだけコートに行けばいいテニスを選択。ただ、猛暑の中、4時間にわたってテニスコートに立っているのもなかなか辛く、思いっきり疲れた。日光を浴びているだけでも疲れるものである。日焼けで顔は真っ黒。なぜかこの夜、フットサル仲間から突然の飲み会の誘いがあり、居酒屋、キャバクラの梯子酒。まさに疲労困憊。

昨日は猛暑の中、仕事で茅ヶ崎まで行ったが、往復の電車の中ではさすがに疲れを隠せず、何度も気を失ってしまった。若くないと思いつつ、なぜか無理をしてしまう今日この頃である。

無理といえば、FC東京の選手達も、ワールドカップの影響で、超過密日程の中での試合を強いられている。神戸戦の後、中2日で磐田戦、そして再び中2日で新潟戦であった。相手チームも過密日程ではあるが、相手はいずれも中3日の試合であり、FC東京の選手はかなり不利な条件での試合を強いられたといえる。サッカーは、中2日と中3日では疲労の抜け方が全く異なる。城福監督も、「対等な条件の中で試合をやらせたかった」と述べており、協会の試合日程の組み方に苦言を呈している。

夏場の試合はただでさえきついのに、それが中2日で3試合も続くとなると、選手生命に影響を及ぼすような事態にもなりかねないと言える。協会の方も、もっと選手のことを考えて欲しいと思う。今のJリーグの日程から言って、夏場に試合を組まないことは無理であるため、せめて夏場の試合に限って選手交代を5人まで認めてはいかがかと思う。さすがに3人の選手交代では、あまりに選手の負担が大きすぎるのではないであろうか。また、中2日の試合は絶対に組んではならない。最低でも中3日とするべきだ。

過密日程の影響もあってか、FC東京の成績もパッとしない。新潟に完敗を喫し、今後、名古屋、鹿島といった上位チームとの対戦が続く。今の東京の調子を考えると、3連敗の可能性は十分にあると思う。再び城福監督の更迭論の話が盛り上がるのは必至であろう。

私としては、例え3連敗したとしても、今期は城福監督のままでいくべきだと思っている。私自身、ブログの中で城福監督に色々と苦言を呈しているが、外からでは予想がつかない色々な事情があるのであろうし、やろうとしているサッカーそのものには共感している。また、今期はあまりにも不幸が重なった。米本の思いがけない怪我に加え、梶山も怪我気味である。そして、何と言ってもナオ、平山、赤嶺がこれだけ不調に陥ると誰が予想したであろうか。それも3名そろい踏みで不調なんだから、どうしようもない。スズタツのパフォーマンスも、昨年以下かも知れない。

城福監督のサッカーに共感して、羽生、米本、森重、北斗、松下が加わってくれた。今野だって、城福監督のサッカーに共感しているから東京に残ってくれているのであろう。これだけでも大きな貢献である。確かに選手配置や選手交代など意味不明な采配が目につくが、とにかく一度、ちゃんと選手が揃った状態・・・、せめて米本が復帰した状態で城福監督のサッカーをみてみたい。

とにかく米本には一日も早く復帰して欲しい。そして、ナオ、平山、赤嶺の一人だけでもいいから、好調さをと入り戻して欲しい。

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