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2010年7月29日 (木)

相乗効果と副作用

大黒が加入したことで、予想以上の「相乗効果」があった。リカルジーニョ、羽生、大竹が覚醒した。いずれも自信を持ってパスを出している。大黒の動き出しがいいからであろう。梶山もヘボパスが多かったが、今はそこに大黒が走り込むことが増えたため、ヘボパスがナイスパスに変わった(昨日はヘボパスが多かったが・・・)。ただ、その一方で「副作用」も生じてしまったようだ。大黒が入ってから、ナオに全く精彩が無くなった。昨日は、サイドに張りっぱなしで、全く真ん中に出てこない。ドリブルで仕掛けてもカットされるし、パスを出せばミスパスの繰り返し。大黒に遠慮しているのだろうか。どこかプレイに迷いがあるように感じる。スズタツは走り回っているだけで、存在感が0である。スズタツは確かに運動量はあるし、ボールさばきも上手いが、いかんせんシュートが下手すぎである。そして、大黒の加入により、平山の動き出しの遅さが余計に目につくようになった。決定力も無いし、このままでは本当にJ2行きかも知れない。

昨日のジュビロ戦は、中2日で疲労が十分に抜け切れていないこともあったと思うが、明らかにジュビロの選手達に比べて走り負けていたし、パスの精度も低かった。権田の神懸かりのセーブのお陰で、何とか引き分けに持ち込めたという試合だったと思う。そのためか、全く悔しさを感じなかった。権田の急成長は目を見張るものがある。この1年で、塩田と大きな実力差が生じてしまったようだ。城福監督に対して、「なぜ塩田にチャンスを与えないんだ」と思っていたが、あれだけ実力に差が有れば、確かに塩田にチャンスを与えることは難しい。塩田は、今後、生半可な努力では、レギュラーの座を取り返せないであろう。

相変わらず頑固者の城福監督であるが、昨日の交代カードの切り方は納得できる。ただ、どうしても理解できないのが、サイドバックの人選である。なぜあそこまで北斗にこだわるのであろうか。そんなに椋原の状態が良くないのであろうか。北斗は、1対1に弱すぎる。相手DFと1対1になっても、相手を抜き去ってセンタリングを上げたシーンを見た記憶が無い。また、守備で相手と1対1になれば、ほとんど抜き去られる。昨日の失点も、そもそも北斗のミスからである。こうなると、本当に長友がいなくなったことが大きいということになる。サイドバックについては、「徳永と椋原がいるから、長友がいなくなっても大丈夫」と思っていたが、今やサイドバックが東京の最大のウィークポイントになっている。そもそもDF4人のうち、3人が本職ではないわけで、そのような人選をする城福監督の采配に、どうしても疑問を感じてしまう。

中盤でパスカットできないから、チャンスが拡がらない。米本が復帰してくるのを待つしかないのであろうか。森重は、確かに足下があるし、パスが上手いものの、パスカットは下手である。湘南のようにプレスがあまり強くない相手では自由にボールを回せていたが、昨日のジュビロのように素早いプレスをかけられると、思うようにボールをキープできないし、パスも回せなくなる。やはり、昨日のようなハイレベルな相手の場合は、今野をボランチに上げた方がいいと思う。

まあ、昨日の試合で、東京の実力は中位であることが明らかになった。プレスが早い相手になると、途端にパスが回らなくなる。今期は、降格もなければ優勝争いに絡むこともないであろう。結局は万年中位の状態から脱しきれないわけで、最終的には7位くらいでフィニッシュすると思われる。

米本が復帰するまで、CBは森重とヨングン(または高橋)ではダメであろうか。SBは徳永と椋原でいいではないか。ボランチは今野と梶山。羽生と大竹をサイドに配し、そして2トップに大黒とリカルジーニョ。大黒が加入したことで、初めにやろうとした梶山トップ下・羽生ボランチというのも有りかも知れない。そうすれば、ナオの調子が戻れば、ナオをサイドで活かせる。けっこう機能しそうな気がするのだが・・・。

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2010年7月26日 (月)

神戸戦の糞采配を反省?~湘南戦の見事な勝利~

神戸戦と同じように前半に2点を先制。神戸戦のミスを取り返したいとの思いが詰まった森重のダイビングヘッドは、涙が出るくらい嬉しかった。森重は結果を出したが、城福監督は汚名を返上できるのか。神戸戦の過ちを繰り返すのか、繰り返さないのか・・・。私の興味は、後半の選手交代に集中していた。後半の頭からリカ→赤嶺。「なぜリカを変えるんだ?」と思ったが、どうもリカは軽く足を痛めたみたいである。順当な交代である。そして、後半13分に赤嶺が抜け出し、大黒に絶妙なパスを送って大黒が冷静にゴールを決める。ゴールキーパーと1対1になったわけだが、今までの東京のFW陣は、この状況でことごとく外していた。シュートコース、ボールの早さとも完璧であり、やはりこれが本物のFWなんだなと改めて思い知らされる。そういう意味では決定的なチャンスを2回外した赤嶺は、FWとしてはまだまだである。

その後、大竹→椋原、森重→高橋という守備的な選手の交代。ナオも出ないし、スズタツも出ないし、平山も出ない。攻守ともに効きまくっている羽生を残し、最後まで攻守のバランスが崩れなかった。「2点差があるのになぜ攻撃的なカードしか切らなかったのか?」「なぜ攻守で大活躍していた羽生を交代させたのか?」といった前回の疑問だらけの糞采配から一転して、今回は極めてまともな采配であったといえる。

神戸戦の戦犯は、ハンドでPKを献上した森重と言われているが、私は間違いなく城福監督が戦犯だと思っていた。試合後、城福監督の采配に対して、どれだけ非難の声があったかわからないが、それなりに城福監督も反省したのかもしれない。

どうも城福監督の采配をみていると、味スタで力みすぎているように感じる。ホームなんだから、華麗なサッカーをみせなければならない、攻撃的なサッカーをみせなければならないみたいな心理が必要以上に働いているのではないだろうか。実際、今期の東京は味スタでほとんど勝てていない。リーグ戦では、初戦の横浜戦しか勝っていないのではないだろうか。ホームでは冷静な采配ができていないようだ。昨日は、アウェイだから、ああいった冷静な采配ができたのかも知れない。

ただ、大切なことは、まず勝つことである。どんなに泥臭くてもゴールはゴール、7バックでどん引きのサッカーを展開したって、それで勝てば勝ち点3なのだ。それは、ワールドカップで岡田監督が示してくれたはずである。どん引きのサッカーを非難する輩もいたが、勝てば官軍。今や岡田監督は英雄である。華麗に勝つ、綺麗に勝つ、格好良く勝つということは2の次でいいのだ。まずは勝利。味スタに来ているサポーターの多くは、何よりも勝利を渇望しているはずである。

徳永のボランチ起用に固執しているが、昨日の森重の活躍をみると、ボランチとしての才は明らかに森重>徳永である。昨日は、徳永が怪我でやむを得ず森重をボランチで起用したようだが、昨日の結果が示すように、色々な選手を柔軟に試してみる姿勢も必要と思われる。森重と交代で入った高橋も、全く不安を感じさせない動きをしていた。米本が復帰すれば徳永をサイドバックに戻すのであろうし、徳永にサイドバックの感覚を戻させる意味からも、そろそろ徳永をサイドバックで起用した方がいいように思う。

反町監督の試合後のインタビューをみると、負けた後であるにも関わらず、冷静に試合内容を振り返り、的確に分析している。怒りまくってインタビューにならない誰かさんとは大違いである。森重がボランチとしての能力が高いことも述べていたが、反町監督が東京の監督であれば、徳永をボランチで使わず、いち早く森重をボランチで使っていたかも知れない。また、東京サポの間でも、森重をボランチで使うべきだとの意見はずいぶん前から出ていた。

城福監督が目指すサッカーは間違っていない。そして、あの熱血漢は大きな魅力である。しかし、冷静さを欠いたときの糞采配、盲目的とも思える頑固な選手起用、理想主義・・・・。まあ、完璧な人間なんているわけがないから、仕方がないとも思うが、もう少し柔軟性と冷静さを備えて欲しいと思っているのは私だけではないはずである。

次の味スタでの試合は8月8日の名古屋戦である。味スタで、勝利に徹した冷静な采配を是非ともお願いしたいものである。

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2010年7月20日 (火)

全く理解できない~神戸戦を終えて~

爆発的な怒り!!!楽しみにしていたJリーグの再開なのに、爆発的な怒りを感じることになってしまった。怒りから眠れなかったのは本当に久しぶりである。怒りの矛先は、城福監督である。私は、決して城福監督が嫌いではない。どちらかといえば、好きな部類である。だからこそ怒りを感じる。あの理想主義、盲目的な頑固さ・・・。

勝っているのに、それも2点も勝っているのに交代カードが3枚とも攻撃的な選手というのはどういうことであろうか?あれは「もう一点とれ」という監督のメッセージという人がいる。ただ、だからといって、3枚とも攻撃的な選手にカードを使う必要はないだろ。負けていたのであれば理解できるが、勝っているのである。そもそも、勝っていても3枚とも攻撃的なカードを切るのなら、どういう時に守備的な選手のカードを切るのか・・・。全く理解できない。

なぜ、好調だった羽生、リカ、大竹を下げるのか?前半で最も輝いていた3名である。よりによって、その3名を全て交代させてしまうあり得ない采配。全く理解できない。

なぜナオなのか?ナオは怪我をしていて、万全な体調ではないのだ。勝っているのだから、休ませてあげればいいではないか。それに、ナオはチームの攻撃力をアップさせるが、守備力には難がある選手である。ファンサービス?いや、とてもそんな余裕がある状況ではなかったはずだが・・・。全く理解できない。

なぜ、北斗を交代させない?後半は疲労困憊でほとんど動けていなかったではないか。羽生を交代させるのであれば、その前に北斗だろ。全く理解できない。

なぜ平山?セットプレイ対策として・・・、ハイボールに競り勝つため・・・。う~ん。動きが遅い、競り勝てない、ボールを失う、走らない・・・。今の平山は、決して体調が万全ではないと思う。それとも、お得意のキープショーのために出したのだろうか?点をとらせるために出てきたのか、点をとらせないために出てきたのか。いまだに謎である。全く理解できない。

城福監督の「もう1点とれ」というメッセージそのものは間違っていない。ただ、1点をとりに行くと言うことは、1点をとられる可能性も高くなるということである。守備重視で前に大黒を張らせ、カウンター攻撃で点をとれればラッキー!!!みたいな戦術でいいではないか。城福監督は、そんなこと百も承知だと思うが、なぜ、リスクを犯してまで1点をとりに行くのだろうか。1点を守るよりも、1点をとる方がはるかに難しい。しっかりと守りを安定させ、その上で攻撃的なカードを切るのが当たり前の采配ではないだろうか。全く理解できない。

「常に点をとりに行く」というのが城福監督の理想のサッカー?ただ、守るべき時に守れるようではないと、リーグ優勝なんかできっこない。それができないと思うのなら、間違っても「リーグ優勝」なんて言葉を口にしないで欲しい。全く理解できない。

大変申し訳ないが、今回ばかりは城福監督の采配センスの無さにがっかりしてしまった。まあ、外から見えない色々な理由があるのだろうが、それでも今回の糞采配に関しては、ある程度説明が無ければサポも納得できないのではないだろうか。

全く理解できない。

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