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2010年5月27日 (木)

またまた無得点ですか~ナビスコ仙台戦を終えて~

昨日の仙台戦。観戦していないので、試合内容はわからないけど、これまで通りの得点力不足が露呈して無得点に抑えられ、序盤の1失点に泣いたようだ。シュート数だけ見れば19本。シュートまでいく形はそこそこできているように思う。結局、フィニッシュで決められないといういつものパターンである。城福ヤメロ!!!。フロント刷新!!!。FWを補強せよ!!!。FC東京の大型掲示板にも、徐々にこれらの言葉が目立ってきた。

FC東京で得点を期待される選手は、平山、赤嶺、スズタツ、リカ、重松のFW陣、そしてナオである。これらの選手の中で、今期もブレークしてくれると予想されたのはナオである。昨期は単に調子がいいだけではなく、彼の言動からゴールのコツを掴んだのだろうと思えた。だから今期も引き続き15ゴール以上はいけると思っていたが、何とこれまで0ゴールである。いつものナオ以下になってしまった。多くのゴールは期待できないけど、そこそこ点を獲ってくれるだろうと予想されたのは平山、赤嶺、リカ。平山はよく動くようになり、チャンスメークこそできるようになったが、ゴールに関しては不調のどん底。赤嶺に至っては、出場時間こそ少ないものの、フリーのシュートをはずしまくっており、これまで0ゴールである。リカは、MFの選手か?というような感じで、ゴールハンターとしての存在感は全くなし。アピールポイントをみると「超人的なスピードで相手DFを置き去りにするドリブルと、左右両足から繰り出される強烈なシュートでゴールを奪うストライカー 」と書かれており、カボレを感じさせるが、今までそんなシーンを見たことがない。ナオ、平山、赤嶺の一人でも好調であれば結果は大きく変わったと思うが、見事に3名ともどん底。スズタツは運動量が豊富だが、相変わらずシュートセンスは0。FWとしては致命的である。唯一、いい意味で期待を裏切ってくれたのは重松であるが、まだ18歳のバリバリの新人であり、マークがきつくなってから思うようにゴールを奪えなくなっている。まあ、FW陣がこんな状況なんだから、ワクワクするようなサッカーができるわけがないし、勝てるわけがない。平山、赤嶺、スズタツ、リカは、ゴールに関して言えば調子が悪いという感じではない。壁と言うよりは、限界を感じる。やはり、生粋のストライカーの獲得は必須であろう。

城福監督については、今の時点で更迭を求める気はない。今のFW陣の出来を考えれば、誰が監督をやっても同じ結果であろう。それに、米本の怪我、梶山の手術、平松の怪我・・・。想定外のアクシデントが追い打ちをかけている。ただ、多くの方がブログに書かれているように、なぜ、あれだけ視野の狭い徳永のボランチにこだわり続けるのか。なぜ、得点能力のない平山の先発にこだわり続けるのか。なぜ、相手が疲れた頃に入れた方が活きると思われる重松を先発で使うのか・・・なぜ、なぜ、なぜ・・・。采配には多くの疑問がある。昨日の仙台戦でも、高橋を先発で使うのはいいが、ヨングンを使えるわけだから、CBは森重とヨングンの方がいいではないか。そして、徳永がサイドバックだろ。高橋は、新潟戦でパスセンスはあると感じたが、守備面ではもう少し時間が必要かなという印象であった。そうであれば、高橋をボランチで試すのもいいではないか。若しくは草民にチャンスを与えたっていいではないか。守備を意識するあまり徳永のボランチに拘っていると思うが、徳永が東京の攻撃を停滞させていることは間違いない。

今期に関して言えば、監督は城福さんのままで良いと思う。不運の監督ではあるが、目指しているサッカーは同調できる。ただ、先ほども述べたようにゴールハンターを1名補強すべきだ。ゴールを決めまくってくれる選手でなくても、カボレのようにゴールの臭いがする選手がいれば、自ずと平山、赤嶺、ナオへのマークが緩くなり、彼らもゴールをあげやすくなると思われる。ボランチは、米本の復帰を待つしかないのだろうか。とにかく、徳永と羽生のボランチ起用だけは勘弁して欲しい。今野が戻れば、森重とヨングンでCBを組ませ、是非とも今野をボランチに戻して欲しい。

ワントップに補強した外国人ストライカー。トップ下にリカ(相手によっては平山)。右にナオ。左に羽生。ボランチに梶山と今野。SBは右に徳永、左に長友(海外に移籍すれば椋原)。CBは森重とヨングン。そして、セットプレイのために、松下には是非とも先発に食い込んで欲しいところである。この布陣がダメなら諦めます。

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2010年5月25日 (火)

ノビタジャパンがまた韓国に負けたようで・・・

サッカーは大好きだけど、今の代表には全く興味を感じていないため、昨夜はサッカー観戦ではなく、友人と飲みに行くことを選択した。だから、韓国戦を観ていないのだが、今朝の新聞をみると、かなり落胆させられる内容の試合だったようだ。

「相手にブロックを作られ、その周りで横パスを繰り返しているだけ」「中村俊輔は全く機能せず、むしろピンチメーカーになっていた」「遠藤はミスパスを連発」「本田と岡崎の連携が機能せず」「遅効の繰り返でカウンター攻撃ができず」・・・・・。これらのコメントを見ると、試合内容は概ね想像が付く。まあ、ちょっとサッカーに詳しい方なら、誰もが予想できる結果だったとは思うが・・・。

長谷部のコメントが何とも興味深い。
「ホントに今日は、こういう相手になったらもっともっと、早い選手。もっともっと仕掛けられる選手というのはね。必要になってくるのかなというのは正直感じました。」
(メンバーを考えないと苦しいということ?)「それは僕らが考えることではなくて監督が考える事だと思いますが、僕らはやっていて正直、感じましたけどね。」

本当に相手を崩して得点するサッカーを目指すのであれば、オシムが言うように中盤にスピードのある選手を多く配するべきなのだ。スピードと運動量が日本の生命線であり、オシムの言葉は正しい。長谷部は、このコメントをしながら、ナオとか柏木のことをイメージしていたのではないだろうか。ノビタ君は、あくまでもオシムに逆らうかのように中盤にパサーばかりを揃えている。中村俊輔は、もともとスピードと運動量がある選手ではない。パスの精度と展開力が持ち味だが、足首の故障でそれができないのだからピンチメーカーになるのは無理がない。チームを引っ張るどころか、チームの足を引っ張っているという感じである。遠藤もスピードと運動量はないし、最近の衰えについては、前に述べたとおり。私は、ピークが過ぎたこの2人をチームの構想からはずすべきであると思っている。本田のシュートは魅力的だが、足下が無いし、キープ力がないし、走らないし・・・。「守備をしない=走らない」という大きな勘違いをしているように見える。守備をしなくても良いが、無駄走りはどんどんやってもらわないとダメなんだよ。

今回の鈍足主体のメンバーで勝機があるとすれば、とことん守備的に戦って、カウンターやセットプレイで得点するしかない。だから守備に徹するFWばかり選んだんじゃないのか。パスで相手を崩せればそれに越したことはないが、各選手が無駄走りを繰り返してスペースを作り、そこにパサーがピンポイントのパスを出し、別の選手がそこに信じて走り込んでいるという状況が作れない限り、相手の守備を崩すことはできない。今の代表の選手を見ると、無駄走りをさせる側の選手ばかりで、自ら無駄走りをする選手が少ない。スペースに走らせる側の選手ばかりで、自らスペースに走り込む選手も少ないわけである。「お前が走れ」「いや、お前こそ走れ」と言い合いながら、ただ単に足下へのパスを繰り返しているだけである。これでは、相手にとっては何も怖くないのだ。

ワールドカップの本戦では、さすがにどん引きのカウンターサッカーを目論んでいると思うが、今回はホームだったこともあり、ノビタ君が考えているサッカーをできなかったんじゃないだろうか。ホームで、それも韓国戦でどん引きサッカーをやれば、何を言われるかわかったものではないわけで・・・。今の代表のメンバーで、セクシーな戦い方をするのは不可能である。今回の試合は、「ちょっと色気を出すとこうなるよ」ということがわかっただけでも収穫と考えるべきであろう。ニッポン!!!チャチャチャ。

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2010年5月24日 (月)

飛車・角・金抜きでの勝利~ナビスコ新潟戦~

今野、長友、ナオ、徳永が抜け、ヨングンも出場停止。将棋で言えば飛車・角・金抜きといったところであろうか。相手はここのところ好調の新潟であり、新潟は今期ノーゴールの矢野が抜けるだけである。勝利は非常に難しいだろうなと思いつつも、CBで高橋が初出場と聞いて、気分はいつも以上に盛り上がった。私はフレッシュな選手にどんどんチャンスを与えて欲しいと日頃から思っているのだが、JFK監督はことのほか頑固であり、ほとんどメンバーをいじらない。さすがのJFK監督も今回は高橋を先発させざるを得なかったわけで、高橋が公式戦でどのようなプレイをするのか非常に楽しみであった。

今回のメンバーを考えると、守備的に戦うのは仕方がないが、それにしても全く得点の臭いがしない。サイドバックが前線にボールを入れようとしても、PA内に1人しか味方の選手がいないことも珍しくはない。欧州のチームは、サイドからボールが入るとき、PA内に2~3人が入り込んでいることは当たり前だが、得点を獲られないことを第一に掲げて戦っているからなのか、前線から守備に戻るのが面倒だからなのか、ほとんどの選手がゴール前に詰めないのだ。特にすぐサイドに流れる平山には閉口してしまう。お前が真ん中にいなくてどうするんだ。そんな中、前半に北斗が決定的なシーンを迎えたが、ボールは大きく枠を超えた。スズタツは、2回ほどキーパーと1対1のシーンを迎えたが、シュートはいずれも枠にすらいかない。チャンスの数が少なく、少ないチャンスを生かせないのだから、得点が入るわけがない。スズタツはスピードがあるし、運動量があるし、飛び出しのセンスはあるし、ボールさばきも巧いのだが、いかんせんシュートのセンスだけが無い。シュートセンスがなさ過ぎることで柏でスタメンをとれなかったわけだが、その時から全く進歩していないようだ。

梶山はプレイにやる気が感じられず、どちらかといえば悪いときの梶山であった。膝の具合が今ひとつなのかも知れない。平山は相変わらずでコメントする気にもならない。椋原は、よく走り回っているし、守備では大活躍だが、センタリングの精度が悪すぎ。松下は気合いが空回り。重松は悪くはないのだが、やはり後半の相手が疲れた頃に出てきた方が効果的なように思う。赤嶺は、チーム内での存在意義がどんどん薄れてきているようで・・・このままでは出されてしまうのではないかと心配である。

そんな中、森重はもの凄い頑張りを見せていた。初出場の高橋は、決して悪くはないのだが、1対1やハイボールの処理に弱さがあり、それを森重が上手くカバーしていた。また、森重はよく走る。積極的に攻撃参加し、ボールを奪われれば全速力で守備に戻るし、森重は本当にいい選手である。高橋は、守備面でいくつかミスがあったものの、攻撃面では十分機能していた。前線にキラリと光る高精度のパスを2~3本出していたし、可能性を十分感じさせるプレイをしていたと思う。さすがに今野に比べれば見劣りする部分があるが、日本人FWのチームが相手であれば、先発でも十分通用すると思った。

ロスタイムに入り、「このまま引き分けだな」「完封なら良しとしよう」と多くの人が思っていたと思うが、最後の最後にドラマが待っていた。羽生のスローインを受けた大竹が、サイドからメッシばりのドリブルで相手DFをかわし、そのままサイドネットにループ気味のゴールを決めた。歓喜!!!。飛車・角・金抜きでの勝利は格別である。大勝を目論んでいたであろう新潟は、かなり大きなショックを受けたはずである。大竹が入って、明らかに中盤が活性化したし、そしてゴールまで決めた。高橋は十分に完封に貢献し、大竹は勝利に貢献したのだ。スタメンを一部の選手にこだわり続けるのもいいが、時にフレッシュな選手を入れて、チームを活性化させることも大事であろう。次の仙台戦では、ぜひとも草民を使って欲しい。これを機に、JFK監督がどんどんフレッシュな選手を使ってくれるようになればいいと思うが・・・無理かな。

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2010年5月17日 (月)

ゴール欠乏症の平山につける薬

Jリーグ第12節。この試合が終われば、Jリーグは7月17日まで中断期間に入る。代表に選ばれた選手達は、「さすがに代表に選ばれるだけのことはある」というプレイを見せたかったであろうし、代表に選ばれなかった選手達は、「なぜ代表に選ばれなかったんだ」というプレイを見せたかったであろう。そんな中、非選出組は、「岡田を後悔させてやる!!!」と高いモチベーションにあったからなのか、岡田の選出眼が節穴だったからなのかはわからないが、選出組以上に大活躍する選手が目立った。

選出組を見ると・・・・岡崎はシュート0本。川口は最後の最後まで出場できず。憲剛は消えまくり。トゥーリオは鹿相手に4失点。己のふがいなさを棚に上げ、それをジャッジのせいにする始末。最後はユニを脱ぎ捨てるという暴挙に出てイエローカードのおまけ付き。楢崎は4失点。稲本は2点の失点にからみ、左足に張りが出て前半で交代。玉田は怪我が癒えずベンチ入りもできず。内田は左太もも裏に違和感を覚えて出場せず。大久保はいつものイライラ。矢野はFWなのに最後の最後までノーゴール。選出組で目立った活躍をしたのは、人生初めてぐらいのゴールを決めた長友。Vアシストを決めた遠藤くらいなものであろうか。

一方、不選出組をみると・・・前田はヘッドで得点を決めるとともに、攻守にわたって大活躍。香川は惜別FK弾。興梠はゴールにアシストに大活躍。小笠原と小野は素晴らしい弾道のFKを披露。田中達也はいい動きをしていたけれど、浦和のアホ監督の意味不明な采配によって前半だけで交代。これはちょっと田中達也が可哀想だったかな・・・。

スカパー!で磐田対川崎の試合、名古屋対鹿島の試合を観たが、少なくとも前田と小笠原は選んでおくべきだったのではないかと改めて思った次第である。特に前田はすごすぎ。昨年度得点王で、今期も既に7ゴールを挙げているのに・・・・こうなると、何をすれば代表に選ばれるのか、訳がわからない。岡田よ。矢野>前田の理由を100字以内で述べよ!!!

そんな中、意地のゴールを見せて欲しいと期待していたが、結局ノーゴールに終わったのがゴール欠乏症に罹患している平山。決して調子が悪いわけではない。チャンスメイクできているし、身体は間違いなく切れている。清水戦で決定的なシーンが2回ほどあったが、結局いつもの「惜しい~」で終わってしまった。OC平山。神懸かり的にゴールが決まらないわけであるが、平山の決定力不足は、技術的な問題と言うよりはメンタルによる影響が大きいようだ。特にPA内でボールを受け、後は決めるだけというシーンを迎えたが、ゴールキーパーにパスしてるのかと思えるようなシュートを撃ってしまっている。テレビでそのシーンをみると、左にも右にも広大なシュートコースがあり、どちらに打っても決められるという状況であったことがわかる。それなのに、平山のボールは吸い込まれるように相手キーパーの足下へ・・・。「外したら大変だ」という心理からか、コースを狙う余裕が無く、真正直にキーパーへ蹴ってしまっている。そんな自分も、ゴルフでなぜかボールがグリーンではなくバンカーや池へと吸い込まれていくのだが、正にそれと同じ状況である。

また、ボールを得てからシュートまでの動作が遅いため、十分に振り切ってシュートを撃てず、シュートボールの速度も遅い。あれだけ至近距離で撃っても、キーパーは弾くことなくボールをキャッチできている。あの場面はトゥーキックでも良かったと思うのだが、プライドが邪魔するのか平山はほとんどトゥーキックを選択しない。何もかも悪循環に陥っているようだ。

平山は子供の頃からエリートコースを歩んできた。勉強もできるし、サッカーも巧いし、学生時代はほとんど挫折のない人生を歩んできたのだと思う。プロになって、初めて挫折らしい挫折を味わっているのではないだろうか。そのためか、メンタルがことのほか弱い。もともとの性格の問題もあるのかも知れないが・・・。

平山は、常にお山の大将でなければダメなのだ。高校時代までは監督やチームメートから全幅の信頼を得て、常にチームの中心に位置していた。どんどん平山にボールが集まり、平山が動くところに必ずボールが来た。それがプロになると、平山が走ってもボールが来ない状況が増え、当たり前のように無駄走りをさせられる。Jリーグのスピードに付いていけず、鈍足FWと言われ、鼻くそ王子とまで言われた。マスコミに叩かれ、サポーターに叩かれ・・・。

平山を生き返らせるには、我々サポーターが彼を叩かないことなのかも知れない。とにかく、平山は叩かれて伸びるタイプではなく、褒められて伸びるタイプのようだ。むしろ、ワールドカップメンバーに選ばれていれば、清水戦でゴールを決めていたのかも知れない。とにかく、ブログでも掲示板でも平山を褒めて褒めて褒めまくって自信を取り戻させようではないか(褒め殺しはまずいが・・・)。

そして、サッカーの練習は勿論だが、それ以上にメンタルを鍛えることも必要と思われる。清原のように、仏門に頼るのも良い。一度、眉毛を剃って山ごもりさせても良い。また、優秀なメンタルトレーナーを付け、根性を徹底的に鍛え直すことも良い。絶対にゴールが決まるという暗示にかけるのも良い。絶対にゴールが決まるシューズだと言って、彼にシューズをプレゼントしても良い。催眠術でも占いでも何でも良いのだ。とにかく、今の平山には、どんな手段でも自信を付けさせることが最大の良薬と思われる。

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2010年5月11日 (火)

岡田的23人を見て思う

ワールドカップの選出メンバーの顔ぶれに落胆を禁じ得ない。ナオが選ばれなかったことは勿論であるが、特にFWのメンバーにはがっかりである。佐藤寿人、前田といったJリーグでしっかりと結果を残している選手が外れ、ほとんどゴールを決めていない玉田、大久保、矢野が選ばれている。また、オシムは、スピードのある選手を中盤に揃えろと言っているようだが、選出メンバーを見る限り、中盤はパサーが中心であり、スピードのある選手はほとんど見あたらない。私なりに今回のメンバー選出の背景についてあれやこれやと考えてみたが、私の中では、岡田監督は「FWで点を獲ろうと考えていないのだ」という結論に至った。確かに現在の日本人FWは、ワールドカップという大舞台では、誰が出ても大差がない。佐藤や前田はJリーグでこそ結果を残せているが、中盤が封じられれば前線で孤立してしまう可能性が高い。その点、岡崎、玉田、大久保、矢野は守備に走り回るし、時に最終ラインまで戻って守備をするため、攻撃面では前線で孤立しても、守備面で大いに役に立つのだ。

もともとワールドカップ出場国の中において日本は下の下の存在であり、相手を崩してゴールを挙げることは極めて困難である。PA内で勝負するようなFWを配置しても、PA内で勝負させてもらえるような状況をほとんど作れないと考えられ、確実に1人の戦力が無駄になってしまう。

それでは、どうやって得点するのか。日本が強豪とほぼ同じ条件で渡り合えるのはセットプレイであり、岡田監督はセットプレイからの得点しか考えていないのかも知れない。俊輔と本田のフリーキックは、相手がどんなに強豪であろうが運が良ければ決まる。コーナーキックで良いボールがあがれば、トゥーリオ、中澤、岩政、そして今野が得点源になり、運が良ければ決まる。また、中盤に並べた遠藤、俊輔、本田、長谷部あたりはミドルシュートが巧い。ミドルも、運が良ければ決まる。得点はミドルやセットプレイから得て、後はFWも積極的に守備をして守りきるといったそんなプランが岡田監督の中にあるのではないだろうか。

実際、佐藤寿人、田中達也、コーロキ、石川は、スピードこそあるが守備には難がある。前田と矢野の守備力を比較すれば、確かに矢野の方が上であり、そのように考えれば、前田が選ばれずに矢野が選ばれたことも納得できる。今回のFWメンバーで、守備に難があるのは森本だけである。森本は、若手も選んでいるんだよというアピールだけで選ばれているのかもしれない。実際、選ばれたFW陣の中で、森本だけが異端の存在である。

岡田監督は、日本サッカー協会にかなり不信感を持っており、どんな成績を収めようが南アフリカ大会を最後に代表監督を辞任するようだ。そうなると、次のワールドカップや次に続く選手のことなど考える必要が無く、そうすると川口>西川の選考も理解できる。岡田監督の中では「リーダーシップ>若手に経験を積ませる」という結論に至ったのであろう。Jリーグも日本サッカー協会も今ひとつ代表に協力的ではないし、思うように代表選手を招集して練習することもできず、岡田監督は、連携・連動といった練習がほとんどできない状況に大きな不満感を抱いていたに違いない。

岡田監督については、顔もサッカーも好きではない。ただ、限られた時間の中で、強豪国の守備陣を崩すような戦い方ができるようなレベルにチームを高めることは不可能であるし、日本のFW陣をみる限り、個人技で負の状況を打開してシュートまで持って行けるような選手がいないことも事実である。確かに、同情の余地はある。そんな孤立無援の中での苦渋の代表選出ともみられ、そのように考えれば、何となく今回のメンバーが理解できるような気がする。一番日本サッカーの現実を見据えているのは岡田監督なのかも知れない。

確かに運が良ければ1勝1敗1分けで予選を戦うことができるかも知れない。ただ、とてつもなくつまらないサッカーに終始することは間違いないであろう。

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2010年5月10日 (月)

ナオが入っていないじゃないか

繁忙期が終わり、久しぶりに生まれ故郷である北海道へ行ってきた。4月20日に出発し、4月30日に帰ってきた。10日間も事務所に行かないのは少しばかり不安であったが、携帯にかかってきた仕事の電話は数えるほどであり、かえって寂しい気がしてしまった。北海道では親戚の家を泊まり歩いたのだが、10日間も休みを取って行ったものだから、おじさんもおばさんも金を借りに来たのではないかと心配していた。東京に戻ってからGWが始まり、結局、2週間以上にわたってぐうたらな生活を送ったわけで、まあ、これも自分で事務所を持っているがゆえの特典である。

東京に戻って、このブログに北海道旅行記でも書こうかと思っていたが、FC東京の得点力不足が深刻な状況にあり、何もする気にならなかった。平山の怠慢プレイに激怒し、羽生と徳永のボランチ起用に激怒し、結果を出せない赤嶺に激怒し・・・・仙台戦の後はさすがに凹んだ。山形に負けたら観戦拒否!!!と決めていたら、何と3対0で完勝。山形の出来が今ひとつだったのもあるが、躍動感たっぷりの戦い方に大満足。やっとブログを書く気になった次第である。

ただ、先ほど発表になったワールドカップメンバーを見て、再び凹んでしまった。ナオが入っていないじゃないか。平山は仕方がないにしても、ナオは入れるべきだろ。私が一押しの佐藤寿人も田中達也も入っていない。前田も入っていない。FW陣でまずまずのゴール数をあげているのは岡崎(5ゴール)くらいであり、玉田、大久保、矢野に至ってはベスト20にも入っていない。MFはパサーばかりで、スピードのある選手が1人もいない。代表に対する興味は、完全に消失してしまった。

平山とナオと徳永には、Jリーグで活躍して岡田の団子鼻をあかして欲しい。余計な力が抜けて、ゴール量産につながればいいのだが・・・。

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