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2010年4月 5日 (月)

タマクラ3連敗

相変わらず垢抜けない南武線。武蔵中原駅前も、決して華やいでいるわけではなく、ローカルな雰囲気を醸し出している(飛田給と大差ないが・・・)。ただ、武蔵中原駅から等々力陸上競技場へ続く道沿いに飾られている水色の旗、そして沿道の多くの店に貼られてある川崎の選手達のポスターをみると、フロンターレの街だということが強く感じられる。フロンターレは、すっかり川崎に根づき、地域に愛されるチームになっている。そして、等々力陸上競技場の敷地内に足を踏み入れると、縁日を思わせるような出店が目に入る。そこで青と赤と水色と黒が混在して買い物をし、食事をしている。ちゃんこ鍋、ハンバーガー、トンカツ弁当などお洒落感は0であるが、また来たくなるような雰囲気がそこにはある。

厳しい財政状況の中、3人のブラジル人選手と1人の北朝鮮選手を抱え、いずれの選手も活躍している。それなのに中東から引き抜かれるわけでもなく、他の金満チームから引き抜かれるわけでもない。川崎のフロントは、外国人選手の獲得が実に上手い。日本人にも優秀な選手が多いが、海外に移籍する選手はいない。選手、フロント、サポーターが一体となって戦っている感があり、何とも羨ましい限りである。

一方、東京のフロントによる外国人選手の獲得やプロモーション活動の稚拙さは皆さんご存じの通りであり、フロント、選手層でかなり川崎に溝を明けられてしまったように感じるが、ナビスコ決勝で勝利を収めていたこともあり、結構心に余裕があった。憲剛がいないし、ジョニーニョもいないし、海外遠征で疲労もあるだろうし・・・。一緒に観戦して東京が負けたことがない小魔王さんも一緒だったし、悪くても引き分けと予想していたが、終わってみれば完敗。これでリーグ戦3連敗である。1点目はクリアボールが不運にもチョンテセへの絶妙なパスになってしまい、そのままズドーンと決められた。あそこでふかさないところがチョンテセの凄いところ。2点目のフリーキックも、ジャンプする壁の下を見事に抜かれて決められた。チョンテセの決定力は、明らかに世界レベルである。おらがチームのFWと改めて格の違いを見せつけられた感じがした。

崩されて決められたわけではないので、余計に悔しさが増す。確かに東京の守備は安定している。今の戦い方をしていれば、大崩れすることはないであろう。ただ、その裏返しなのか攻撃がほとんど機能していない。手数が多いのは、JFK監督の戦い方だから、私の中では受け入れている。しかし、現代サッカーにおいて最も重要なポジションと言われているボランチに、本職ではない徳永と羽生を据えているというのはいかがなものであろうか。梶山と米本が怪我で離脱し、スクランブル体制の状況にあるのは理解できるが、だからこそ今は今野をボランチに上げるべきではないだろうか。ここ数試合、後半の途中から今野をボランチにあげているが、今野がボランチにあがると、明らかに得点の臭いも高まる。今野は既に2得点をあげているが、これは偶然ではないと思う。

とにかくボランチが試合を組み立てられないから、前線の選手も動かない。パスをつないでも、それが常に足下へのパスだから、全く意外性がない。なぜか狭いスペースを狙ってボールを出し、FWも窮屈な体制でしかシュートを撃てない。ボランチが不安定だから、長友も思いきってあがれない。スズタツのスペースへの走り込みがなく、全く彼の持ち味であるスピードを生かせていない。平山は、何を求められているのかが全く見えてこない。JFK監督は、プロの監督であり、それなりに考えがあるのだろうが、どうもピースのはめ方を誤っているのではないかと・・・。

開幕から5試合が終わった。今年の東京は違うぞ・・・と感じさせてくれたのは、初戦のマリノス戦だけである。浦和に取りこぼし、結局、何の工夫もないまま川崎にも負けた。相変わらず、強いチームには勝てない状況が続いている。昨日の試合が終わって、今年も中位かな・・・と思った方も少なくないであろう。次はアントラーズ戦。マルキーニョスが昨日赤紙で退場したようだから、次戦、マルキーニョスは出場停止である。そういう意味では、まだ東京に運がある。ただ、アントラーズも連敗したくないだろうから、かなり高いモチベーションで試合に臨んでくるであろう。まあ、それは東京も同じであるが・・・。昨年でJFK監督の頑固さを散々思い知ったこともあり、選手の配置が大きく変わることは期待しない。梶山復帰までの辛抱なのかもしれないが、ここで「さすがJFK監督」と思わせるような戦い方を見せて欲しいものである。

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