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2009年9月28日 (月)

必殺仕事人赤嶺

赤嶺のゴールを見たのは、いつ以来であろうか。それくらい久しぶりのゴールである。後半の途中から交代して入り、クールに一仕事(ゴール)を成し遂げる。正に必殺仕事人。それが、今期に関しては、先発しても、途中出場してもゴールを決められない。もともと赤嶺は、自力でゴールを決めると言うよりは、こぼれ球やクロスを泥臭くゴールに結びつけるタイプだから、ポジショニングと運が左右する部分が大きい。昨期はこぼれ球が赤嶺の前に転がる機会が多かったのに対して、今期は、ポジショニングが今ひとつなのか、こぼれ球が赤嶺の前に転がらず、運にも恵まれていなかったように思う。

巡り合わせも最悪であった。カボレが抜け、先発の座が巡ってきた京都戦とガンバ戦では、ゴールを決められなかったばかりか、ほとんど消えていた。代わって入ったスズタツがいい動きを見せ、相性の良いジュビロ戦ではスズタツにあっさりスタメンの座を奪われた。「赤嶺はジュビロキラーなんだから、ジュビロ戦では赤嶺を先発で使うべきだろ」との考えもあったと思うし、JFK監督も悩んだとは思うが、スズタツの裏を取る動きや運動量の豊富さを考えれば、やはり誰が監督でもスズタツをFWで先発させたと思う。

背が高いわけではない。足が速いわけではない。ドリブルが巧いわけではない。突破力があるわけではない。足下がしっかりしているわけではない。トラップが巧いわけではない。赤嶺にあるのは決定力だけである。周りが赤嶺を活かすプレイをしなければ、赤嶺は活きない。

赤嶺自身、かなり悔しい思いをしていただろうが、赤嶺のジュビロキラー振りは健在だった。長友から素晴らしいクロスがあがり、見事に決勝ゴールを決めてくれた。久しぶりの必殺仕事人。ジュビロ戦の試合終了と同時に平山と赤嶺が抱き合って喜んでいた。先発FWの座を争ってきた2人だから、どちらかといえば仲が悪いのかなと思っていたが、笑顔で抱き合う2人の姿が何とも印象的であった。平山は、自分でゴールを決めることも大切だが、もっと赤嶺を活かすプレイを考えるべきであろう。赤嶺がゴールを量産し、赤嶺へのマークが厳しくなれば、それだけ平山へのマークが甘くなるのだ。そうすれば、自ずと平山のゴールも生まれやすくなるのだ。

平山は、今や十分な存在価値があり、ゴールを決めなくても先発の座をはずされることはない。だから、平山は自分のゴールに焦ってはいけない。急がば回れ。赤嶺に決めさせることが、自分のゴールにもつながるのだ。決定力では、赤嶺はカボレの上をいく。平山とカボレのコンビも良かったが、平山と赤嶺はそれ以上のコンビになれるのではないだろうか。

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2009年9月24日 (木)

衰えが・・・

最近、腰痛に悩まされることが増えてきた。今までぎっくり腰に見舞われたこともなく、腰の強さだけは自信があったのだが、ちょっとハードワークぎみに運動すると、すぐに腰が痛くなる。個人差はあるだろうが、45歳を過ぎると老眼になるし、気力・体力が衰えてくるし、太りやすくなるし・・・・・。サッカーではキングカズが、野球では工藤が40歳を過ぎても第一線で活躍しているが、本当にすごいことだと思う。

若者と同じようなプレイを続けるためには、それなりのトレーニングを積まなければならない。ただでさえ体力が衰えていくわけだから、若者と同じような動きを続けるためには、若者以上にトレーニングを積み、筋力を維持しなければならないのだ。自分も20歳代、30歳代の若い衆とフットサルをやっているが、少しでも彼らの迷惑にならないように定期的にフィットネスクラブに通い、身体をいじめている。

しかし、ホノルルマラソンの完走を目指してトレーニングをしていた1996年頃は、毎日のようにフィットネスクラブに通っても問題なかったのだが、最近は、トレーニング後の疲労感が半端ではない。1996年当時は1日寝れば疲労が回復していたが、40歳を過ぎると3日経っても疲労が残るようになり、45歳を過ぎると5日経っても疲労が残るようになった。栄養ドリンクを飲んでも、ほとんど効果を感じられない。そうなると、トレーニングとトレーニングの間を5日以上は開けなければならなくなるわけで、若者と同じような体力を維持することが不可能になるのだ。自分は土曜日にフィットネスクラブへ行き、日曜日にフットサルをやっているが、フットサルの時は明らかに前日のトレーニングの疲労が残っているし、月曜日はヘトヘトの状態になる。若い衆から「もっと動いてくださいよ、走ってくださいよ」とお叱りを受けるし、自ずと引退の2文字が頭にちらついてしまうのである。

そのような中、大学時代の先輩から久しぶりにゴルフに誘われた。5年以上クラブを握っていなかったため、クラブにボールがあたるかどうかすら自信がなかったが、自信がない分、ボールをよく見るせいか意外にあたった。そろそろフットサルを引退して、再びゴルフでもやるかな・・・と思ったが、練習後に右膝に激痛が走った。

年を取ると、何をやっても駄目なようである。とほほ・・・

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2009年9月18日 (金)

じり貧のJリーグに向けて

以前、このブログの中で、(かつての)名門チームのことについて語ったが、その名門チームのヴェルディが、とんでもない状況に陥っている。親会社の日本テレビが撤退を決め、東京ヴェルディホールディングス株式会社なる会社に経営が引き継がれることになったのだが、Jリーグは、11月16日までに5億4千万円のスポンサー料収入を確定させることを求め、これに満たない場合は今季限りでJリーグから退会させるとしたようである。5億4千万円の見通しはある程度立っているのかもしれないが、それにしてもあの名門チームがこのような状況に追い込まれるとは、Jリーグ発足当時に誰が予想したであろうか。

ヴェルディの衰退は、読売が経営から手を引いたことから始まったと思うが、その基本的な原因は、Jリーグが、チーム名に企業名を冠することを禁じたことにある。「読売ヴェルディ」と呼べないことに読売が憤慨したのだ。これは、地域密着を重視するJリーグの理念によるものだが、これだけ不景気になると、さすがにチーム名に企業名が無いと言うことは、宣伝効果という意味において十分な効果を期待できないし、多くの企業が尻込みしてしまうであろう。私は、企業名を冠さないというJリーグの理念に賛成であったが、確かにJリーグが発足して15年以上経った現在、それぞれのチームのメインスポンサーがどの企業であるかを明確に答えられる人は少ないと思われ、多くの企業がJリーグのチームのスポンサーになりたがらないことも理解できる。

それにしても、5億4千万円という金額でかつての名門“読売ヴェルディ”が消滅するかもしれないのである。読売巨人軍には、5億4千万円クラスの年俸をもらっている選手が何人いることか。チームの1選手の年俸と、チームそのものの存続がかかる金額が同じなわけで・・・・・。日本のサッカーは、とにもかくにも情けないと言わざるを得ない。

とにかく今のJリーグは面白くない。すっかり魅力が無くなってしまった。日本人の華のある選手は、すぐに海外チームに移籍してしまう。ゴールを量産してくれるブラジル人は、すぐに中東から強奪されてしまう。ジーコ、ストイコビッチ、ドゥンガ、レオナルドといった世界的に有名な選手は、すっかり来なくなってしまった。チーム数が増え、優秀な選手が色々なチームに散在していることもあり、試合の質が落ちてしまった。降格があるからゲーム内容が締まるかもしれないが、降格を避けるために守り重視のサッカーが増え、点の取り合いになるような試合が少なくなった。FWにまで守備を強いることは、サッカーをつまらないものにしていないであろうか。ポゼッションより、カウンターの応酬の方が楽しめると思うのは私だけ・・・。

また、サッカーにさほど興味が無い人と話をすると、リーグ戦とカップ戦があることすらわかっていない人が多い。先日、「Jリーグはまだまだ試合数が残っているのに、なぜ、FC東京は決勝進出なの?」と聞かれたときは唖然とした。リーグ戦の途中でカップ戦の試合を小刻みに挟むというのは、実は非常に複雑で、わかりにくいことなのかもしれない。確かにナビスコカップのように、準決勝から決勝まで2ヵ月近くあるというのは、サッカーにさほど興味が無い人からみれば、非常に理解しにくいことなのであろう。

課題は山積している。現在のJリーグは、一部のサッカーフアンだけが楽しんでいるだけであり、間違いなく衰退の道を辿っている。このままでは、第2、第3の名門チームが出てきても全く不思議ではない。この不景気はまだまだ続きそうだし、特に親会社が安定していないチームは、スポンサーに頼らない体力を身につけねばならないであろう。そのためには、Jリーグと各チームの連携を更に強化すべきであり、両者が一体となってJリーグのフアンを増やし、各試合の観客動員増を図ることが必要だと思う。まずは、わかりやすいJリーグ、観ていて楽しいJリーグに向けた改革が必要であろう。(天皇杯の予選は、試合を盛り上げようという感覚が0であり、観客を呼ぶ気が本当にあるのかと思う。これは日本サッカー協会の怠慢以外の何ものでもない。)

サポーターはいがみ合っているだけでは駄目である。ちょっと優等生的な意見で、尻がムズムズするが、試合中は敵同士であっても、試合が終われば同じサッカーを愛する仲間みたいな意識が必要だと思う。例えば(あくまでも例えばだよ)、今回、ヴェルディが存続の危機に瀕しているわけだが、FC東京のフロントが東京サポに寄付を呼びかけてもいいのではないだろうか。確かにヴェルディは嫌いだし、ほとんど寄付が集まらない可能性はあるし、東京のフロントが寄付して欲しいくらいだと思うが、あれだけ楽しかった東京ダービーが無くなるのはあまりにも寂しいではないか。あの勧善懲悪の喜び。やはり声が嗄れるほど応援できるのは東京ダービーだけである。どう考えても東京ダービー>多摩川クラシコである。数が少ないヴェルディのサポーターだけでは、寄付の額が知れているだろうし、東京ダービーの復活に向けて、FC東京とヴェルディのサポーターが一時的に手を組んでもいいと思う。

そして、日本サッカー協会は、代表を重視するのか、Jリーグを重視するのかといったスタンスを明確にする必要がある。現在は明らかに代表重視のスタンスであり、Jリーグの選手が海外に出て行くことを肯定しているようだが、それではJリーグに未来がない。私は、Jリーグの成長があってはじめて代表の成長に繋がると思うのだが、いかがであろうか・・・。

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2009年9月15日 (火)

ポストカボレ

カボレがいなくなった直後の試合だからこそ、京都には負けて欲しくなかったが、2対1の敗戦。これで8位まで順位を下げたわけであり、可能性が残されているとはいえ、ACLへの出場権が与えられる3位以内の確保がほぼ絶望的になったと考えるべきであろう。ポストカボレとして期待された赤嶺であったが、ノーゴールどころか、出来そのものが良くなかったようであり、前半で交代させられてしまった。あの頑固爺のJFK監督が前半で交代させるくらいだから、かなり酷い出来だったのかもしれない。赤嶺にしてみれば、せっかく巡ってきた先発のチャンスを生かせなかったわけである。また、久しぶりに出番が回ってきた北斗も、ほとんど活躍できなかったようだ。某掲示板には「空気のようであった」と書かれており、今後は、チャンスすら与えられない可能性もある。

勿論、選手は必死にプレイしているのだろうが、出番が久しぶりであればやる気が空回りしたり、試合感が戻っていなかったりで、いきなり結果を出すことは困難と思われる。JFK采配は、先発選手から交代選手まで固定する傾向にあり、これはその弊害の一つであろう。一部の選手だけを固定して使えば、他の選手は錆び付いてしまう。JFK監督は、他の選手が錆びない程度に使い回さなければならないことを十分に理解していると思うのだが、今期の出だしのつまずきが、采配に余裕を無くしてしまっていると思われる。

一方、ゴールこそなかったが、スズタツは切れのある動きを見せていたようだ。スズタツは交代選手の一番手であり、どちらかといえば錆び付いていない選手の一人である。平山が累積警告で次戦のガンバ戦に出場できないこともあり、スズタツが先発FWとして使われる可能性が高い。東チューでも、先発起用を予測しており、『FW鈴木は「抜けた選手の代わりになるんじゃなくて、自分の特徴を出してチームに還元する」と言い切った。狙うのは、常にDFの裏を突く動きだ。』と書かれてある。何とも頼もしいお言葉である。

私も、スズタツが先発出場し、常に裏を狙う動きをとるというのは、非常に面白いと思う。ポストカボレを考えるとき、FWという固定観念があるから、どうしても赤嶺と近藤の名前が思い浮かんでしまったが、確かにポストカボレに一番近い存在はスズタツかもしれない。スピードがあり、よく動くし、足下もしっかりしており、JFK監督のお気に入りのスタイルの選手である。

ポストカボレはスズタツ!!!なかなか、期待できそうである。

※赤嶺フアンの私としては、JFK監督にもう一度赤嶺にチャンスを与えて欲しい。ガンバ戦は赤嶺とスズタツの2トップでお願いします。

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2009年9月11日 (金)

夏太り

「夏痩せ」という言葉はよく耳にするが、「夏太り」はあまり聞かない。夏は暑いので食欲が低下し、痩せるはずである。ところが・・・・・なぜか太ってしまった。3ヵ月前に比べて、確実に3㎏は増えた。週に1回であるが、スポーツクラブで8㎞を走り、日曜日には2時間ほどフットサルをやっている。駅ではエスカレーターを使わず、できるだけ階段を使うようにしている。あの超ロングの階段が続く大江戸線の駅でも階段を使っている。それなのに・・・・。私のように水を飲むだけでも太る体質の人間は、それだけでは運動量が足りないようだ。

色々と調べてみると、結局、夏は暑さから基礎代謝が低下し、太りやすくなるそうだ。確かに、冬場に36度の体温を維持するのと、夏場に36度の体温を維持することを比べれば、明らかに冬場の方が大変であり、冬場に基礎代謝が上がるというのは理解できる。しかし、冬場は逆に寒さから脂肪が付きやすくなると言われており、そのように考えると、デブと戦っている者は、夏場も冬場も太りやすいわけである。春と秋は気候の良さから食欲が増すし、結局、1年中太りやすい状態が続くわけである。

年齢も40歳代の後半に差し掛かると、中年太りとの戦いもある。この年齢になると、運動に加え、食生活にも注意を払わないと理想の体重を維持できないようだ。自分の理想の体重は73㎏であり、あと4~5㎏は痩せなければならない。ひえ~。

酒断ちをすればいいのだろうが、こればかりはどうしても止められない。料理が美味しいと、生ビールを軽く4~5杯は飲んでしまうし、どんどん食べてしまう。スポーツクラブでカロリーを消費する以上に食っているわけだから、体重が落ちるわけがない。今日も税理士と飲み会である。今日こそ食べないようにしようと思っても、美味しい料理を前にすると、豚のように食ってしまうんだろうな。ダメだ~

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2009年9月10日 (木)

真のアスリート

「真のアスリートと呼べる方は誰ですか?」と質問されて、真っ先に思い浮かぶのが高橋尚子である。彼女はオリンピックの陸上競技で、初めて日本の女子に金メダルをもたらした選手であり、誰もが素晴らしい選手と認めるところだが、私は、彼女のすごさを、別の所に感じている。それは、競技を終えた後の表情の素晴らしさである。

マラソンのような過酷な競技の場合、大抵の選手は全力を出し切ったというポーズをとりながらゴールする。その場に倒れ込んだり、中にはそのまま意識を喪失する選手もいる。アトランタオリンピックで銅メダルを獲得した有森裕子は、今にも泣き出しそうな表情でゴールし、ゴール後に涙ながらに述べた「初めて自分で自分を褒めたいと思います」という言葉は、あまりにも有名である。そして、スケート競技の橋本聖子は、カルガリーオリンピックで5種目に出場し、全ての競技で入賞を果たした。私が印象に残っているのは、ゴール後に全力を出し切ったとばかりにリンクに倒れ込む姿である。ゴール直後に倒れ込み、そのまま動けなくなる姿を見て、多くの人が感動を覚えたと思う。

しかし、私はそんな感動を呼ぼうとするシーンはあまり好きではない。私の友人のT氏は、橋本聖子の倒れ込みながらのゴールを見て、「同情を引こうと思いやがって」と述べていた。確かにT氏は偏屈な性格であったが、実は私もT氏と同じ感覚を持っていた。そういう意味では、私も偏屈である。私は、アスリートたるものは、できれば笑顔でゴールすべきだと思うのだ。忘れられないのは、シドニーオリンピックで1位でゴールしたときの高橋尚子の表情である。可愛いとか、美人とか、そういうことではない。マラソン競技でゴールした後、それも1位でゴールした後に、「もう一回走れますよ」と言わんばかりの表情をしていた。倒れ込むわけでもなく、泣き出すわけでもなく、正にマラソンなんて朝飯前といった姿。辛そうな表情は一切しない。そして、「とっても楽しい42.195㎞でした」とのお言葉。“苦しい”ではなく、“楽しい”という言葉に驚かされた。そして私は、これが真のアスリートだと思った。

私は、フルマラソンの大会に出場した経験が3回ある。いずれも完走できたが、ゴール後は身体がボロボロで、階段の上り下りもできないくらいであった。マラソンとは、そのくらい過酷な競技である。しかし、アスリートにとっては違う。前に高橋尚子が某番組で話していたが、朝のトレーニングで50㎞を走ることもあるそうである。正に50㎞走ることは朝飯前。そして、「深いい話」の中で紹介されていたが、高橋尚子はマラソンのレース前に「あと42.195㎞走るだけでいいんだ~」と思うそうである。彼女たちの練習で走る距離は、何千㎞にも及ぶ。それも、呼吸器系に負荷をかけるため、酸素の薄い高地でのトレーニングを積極的にこなしているのだ。本番と練習の違いこそあれ、彼女らアスリートにとって、42.195キロの距離を走ることは朝飯前なのである。

また、私はマラソンが大好きな競技であるが、よく周りの人から「あんな辛い競技、よくやる気になるね」とか「私には絶対無理」とか言われる。時には「馬鹿じゃないの」と言われたこともある。しかし、高橋尚子のように走り終わった後に笑顔をふりまけば、マラソンをやてみようかな?と思う人が増えるのではないだろうか。有森裕子のように、泣きそうな顔でゴールする姿を見れば、感動するかもしれないが、「私には無理」と思う人が少なくないであろう。アスリートは、その競技の楽しさを観戦者に伝える役割も担っており、そういう意味においても高橋尚子はすごいと思う。最近、マラソンの競技人口が増えているようだが、高橋尚子の影響は、かなり大きいのではないだろうか。

高橋尚子は、最近、キャスターや解説でTVに出ることが多くなったが、完璧主義が災いしてか、ちょっと肩に力が入りすぎている感じがする。慣れるにつれて良くなっていくのだろうが、キャスターや解説者としての高橋尚子は、私的にはちょっと?である。やはり、彼女にはアスリートが一番よく似合う。

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2009年9月 8日 (火)

カボレ・・・そしてこれから

カボレの移籍は本決まりのようである。とても、極めて、誠に、あまりにも、この上なく残念である。東京関係の掲示板を見ると、「仕方がない」的な意見が多い。胸スポンサーの撤退が決まったこと、移籍に関するルールの変更により、来期の契約更改で選手に多額の年俸を用意しなければならないこと等が影響し、5億円の違約金は、東京のフロントにとって、渡りに船ということなのであろう。多くのサポがそういったクラブの状況を理解しているためか、「何としてもカボレを引き留めよう」みたいな動きはみられない。確かに仕方がないのだが、今ひとつ釈然としない。

思い起こせば2年前、「東京がKリーグの得点王の獲得を狙っている」という噂が流れ、連日入団決定の記事を探してネットと睨めっこをしていた。カボレの入団が正式に決まった時は、本当に嬉しかった。韓国チームから恨まれ、法廷闘争になるのではないかとか、国際問題に発展するのではないかとか言われていた。移籍金以外にも、裏でいくらかお金を支払ったのではないだろうか。それほど苦労して獲得したカボレであったが、Kリーグ時代のような活躍をできず、ちょっと拍子抜けしていたのは事実である。今年は、チャンスを作るところまではいくけど、シュートをはずしまくっており、何とも複雑な心境であった。

そんなカボレだが、「スタメンから外せ」とか、「つかえね~」とか言うサポは一人もいなかった。なぜか、毎試合「今日こそは大爆発するのでは・・・」という期待を抱かせてくれた。そして、献身的なプレイに心を打たれた。あれだけ攻守に走り回れば、ある程度決定力が落ちるのも仕方ないだろうと多くの人が思っていたのではないだろうか。カボレ休火山の爆発はいつだろうかとずっと待ち続けていたが、結局、小爆発はあれど、大爆発しないまま中東へ移籍となってしまった。ここのところシュートが決まり始め、何となく大爆発しそうな気配が感じられていた時だけに、本当に残念である。

人柄の良さは折り紙付き。強面の顔に似合わず、笑顔が可愛いし、とても優しい。真面目そうだし、ある意味、東京に合っていた選手だったと思う。ルーカスも人柄が良くて真面目な選手だったが、私なりの総合評価としては、カボレ>ルーカスである。シュートは確かに下手だけど、「ちょっとフリーにしたら決められる」みたいな存在感はあった。他の選手を活かすという意味でも、かなり効いていたと思う。中東のリーグのことはよくわからないが、多分、Jリーグほどプレスが強くないだろうから、カボレであれば大爆発するかもしれない。中東でも頑張ってもらい、大儲けして東京の胸スポンサーになってほしいものである。

翻ってこれからの東京はどうなるのか。新たな外国人FWの獲得は期待できないから、これからは平山、赤嶺、近藤の日本人FWに頑張ってもらわなければならない。決定力という点では、もともとカボレに決定力があったわけではないから、それほど低下することはないと思う。ただ、攻撃の迫力が低下することは否めない。

攻撃の迫力を維持するためには、決定力No.1のナオに、引き続き外国人選手並の働きをしていただかなければならない。ここのところ、宇宙開発のシュートが多いのが心配だが、絶好調時のナオに戻ってもらわなければカボレの穴は埋まらない。とにかくナオには、怪我をすることなく頑張って欲しい。

平山については、もう一皮むけてもらう必要がある。昨年と比べて、動きはかなり良くなったし、チャンスメイクできるようになった。あとは決定力であるが、前に「岡崎と平山」でも書いたように、平山に足りないのはゴール前に飛び込む勇気である。昨日の清水戦のゴールは見事であったが、もっとゴール前に飛び込む姿勢を見せなければゴールの量産は期待できない。ゴール前に飛び込む練習をくり返し、身体が自然に反応するようになってほしい。

そして、赤嶺。私が大好きな赤嶺。カボレがいなくなって、一番チャンスを与えられるのが赤嶺ではないだろうか。何と言っても、昨年のチーム得点王である。もしかしたら、赤嶺だけはカボレの移籍を喜んでいるかもしれない。赤嶺は、出番に飢えていたはずだ。近藤の調子は今ひとつだから、これからの試合は、赤嶺と平山の2トップになる可能性が高い。是非とも平山がPA内で競り勝って落としたボールに赤嶺が飛び込むというプレイを確立して欲しいものだ。赤嶺が昨年並みの活躍をできるかどうかが、今後の東京の浮沈に大きく影響するであろう。赤嶺フアンの私としては、是非ともこのチャンスを逃すことなく頑張って欲しいものである。Jリーグも残りの試合数が少なくなってきているが、最低でも6ゴールは挙げて欲しい。

近藤には裏を取る動きを徹底的に磨いて欲しい。カボレみたいに爆発的なスピードは期待できないが、もう少し身体を絞れば、十分戦力になると思う。

JFK監督の戦術をそのまま踏襲するのであれば、スズタツがスタメンで使われるようになる可能性もある。ナオとスズタツが、前線で変幻自在に動き回り、相手を撹乱するという戦法もなかなか興味深い。

そして、彼らを活かすためにはセンタリングの精度を上げなければならない。長友、徳永、椋原、ナオ、羽生には、センタリングの精度の向上に向けて、常に居残り練習をして欲しい。

FWが日本人だけであれば、どうしても決定力という点で難がある。それは、あれほどいいサッカーをしていても勝てないマリノス、何だかんだで勝ってしまう川崎の成績を見れば明らかである。ナビスコ決勝の相手は、外国人3トップの川崎。日本人FWだけでも勝てると言うところを見せてやろうではないか。

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2009年9月 7日 (月)

嬉しすぎるナビスコ決勝進出

決勝点は、カボレのヘッドではなく平山のヘッドであったが、ヘッドで決まると言うところまでは予想が当たっていたので、歴史は繰り返しているということで。いや~。2004年以来のナビスコカップ決勝進出。心の底から“嬉しいです!!!”

昨日の試合で、何よりも嬉しかったのが梶山の頑張り。あんな凄い梶山を見たのは、初めてかもしれない。攻守にわたって走り回っていたし、ヘボパスも一度も無かったのではないだろうか・・・。「やればできるじゃん」と思うけど、毎試合あんなプレイを続けていたら、きっと体がぶっ壊れるのであろう。ここぞと言う試合のときに見せてくれればいいのだが、本当に昨日の梶山は、サッカーの神様が乗り移っているのではないかと言うくらいの活躍であった。

そして、もう一人のボランチの米本。試合を重ねる毎に成長を続けている。このまま成長を続けると、一体、どんな選手になるのだろうか。何度も何度も清水のチャンスの芽を摘み、獅子奮迅の活躍であった。よく走り回っていたし、これぞ体を張ったプレイというのを随所に見せてくれていた。やはり、ボランチがいいと、試合が締まる。今日の東京のボランチは、攻守にバランスもとれていたし、ほぼ完璧なできだったと思う。

JFK監督の采配も良かった。JFK監督がこのブログを見てくれているわけはないのだが、遂に守備的な戦い方を実践してくれた。攻撃馬鹿ではなかった。遂に勝ちに行く戦い方というものを展開してくれた。とても嬉しかった。平山を交代させたのは?だったけど(平山のキープショーを見たかった)、佐原と平松を出してくれたことは、本当に嬉しかった。FC東京は、勝ち方を知っている・・・むふふ・・・。鈴木の後、いつものように大竹と赤嶺のカードを切ってきたら、私の頭も完全に切れていたであろう。JFK監督が、「攻撃こそ最大の防御なり」なんて言い始め、そんなカードを切ればこの世の終わりと思ったが、最後はしっかりと守備的な布陣で戦い(正直、少しドキドキしたけど)、完璧に守り切れた。これができなければ、優勝なんかできるわけがないわけで、しっかりとそれができたFC東京は・・・・・間違いなく優勝である。

私の決勝戦の予想は、早々にブルーノのファールでジュニーニョが10回転して転び、一発レッド。代わって茂庭が入る。その茂庭が守備で大活躍して、試合後に血尿噴出。それから、権田がインフルエンザにかかり、塩田が守護神で登場。川崎の攻撃を10人になっても集中した守りで0点に抑え、PK戦に勝って塩田がMVP。2004年は決勝戦で土肥にいいところをもっていかれたけど、今年は塩田がいいところを持って行く番だ。歴史は繰り返すのだ。

それから、今日もはずしまくりのカボレ。カボレのはずしっぷりを見て、中東のチームが考えを改めてくれればいいのだが・・・。シュートをはずしたシーンだけをDVDに編集して、送ってあげればいい。だけど、試合後の今日のカボレの笑顔を見ると、中東に行かないような気がするのだけれど・・・。

カボレは、あまりにも性格が素直だから、シュートのコースを読まれてしまうに違いない。顔にシュートコースが書いてあるのだ。だから、PKも決まらない。ただ、あれほどシュートが下手なカボレだけど、今日の試合を通してやはり東京にとって必要不可欠な選手であることもわかった。カボレよ、中東へ行かないでくれ。中東はずるがしこいお国柄だから、カボレのように素直すぎると騙されるだけだ。5億円は俺が何とかするぞ(ウソ)。そして、11月3日に皆でナビスコカップを掲げようではないか。

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2009年9月 6日 (日)

オランダ戦・・・そしてカボレ

シュートの巧さ、そして何と言ってもセンタリングの精度の差を思い知らされたオランダ戦であったが、まあ、これが世界レベルとの差なのであろう。今回の戦いは、日本のサッカーが世界レベルで何処まで通用するかを見極めることが目的であることを考えれば、初めからフルスロットルで戦ったことは間違っていないし、結局、「まだまだである」という結論に至ったと言うことである。本田も全く機能していなかったが、奴のことだから、多分、それをまわりの選手のせいにしているであろう。

中盤でいい形でボールを奪っても、バックパスをしたり、ボールを落ち着かせたり・・・。速攻のチャンスを自ら潰している。確かに、アジアレベルではそこから組み立ててチャンスを作れるかもしれないが、世界レベルでは全く通用しない。慌てて前に運んでミスをすることを恐れているのだと思うが、ほとんどチャンスを作れない世界レベルの相手に対して、速攻によるカウンター攻撃を仕掛けられないようでは、まず得点のチャンスは無いと考えて良い。

どこかの頑固者の監督と同じように、あくまでも自分たちの戦い方を貫き、オランダ仕様の戦い方ができなかったわけだが、それでは全く歯が立たないことが明らかになったわけで、これからは世界レベルを相手にしたときの戦い方というものを身につけていかなければならないであろう。それができなければ、今回も1勝もできないまま予選敗退である。

代表の選手のセンタリングがあれだけひどい状況なわけだから、FC東京の選手のセンタリング精度が低いことは、仕方がないことなのである。精度の低さにイライラしながら試合を観ていたが、もう少し我慢して試合を観なければいけないのかもしれない。椋原、ゴメン。

ところで、「カボレが中東のチームに強奪されそう」との記事が東チューに出ている。ゴール数という意味においては、さほど活躍していなかったため、カボレにオファーはないであろうと思っていたが、めちゃくちゃ甘かったようだ。違約金で5億円の支払いを用意しているらしい。それにしても、なぜカボレなんだろうか。川崎なんか、FWに素晴らしい外国人選手が余るほどいるのに・・・。東京はカボレしかいないんだよ。

東京のフロントのことだから、お金に目がくらんで、オファーを受け入れてしまう可能性が高い。ガンバや名古屋みたいに、事前に手を打っている感じも無さそうだし・・・。ここはフロントを信じてはいけない。サポーターとしてできることは、今日の清水戦でありったけの力を集中して応援し、東京を勝たせることしかない。ナビスコで決勝に進出すれば、カボレ自身が残ると決断してくれるかもしれないからである。カボレ残留のためにも、今日は絶対に負けられない。

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2009年9月 4日 (金)

少年サッカークラブチームについて

「毎週親が見学に行かないと、子供を試合に出してもらえない」「親が熱心にクラブチームに協力しないと、子供を昇格させてもらえない」。一部かもしれないが、少年サッカークラブチームに子供を通わせている親の間で、こういった考えが蔓延しているようだ。我が家の近くに公園があり、そこで時々少年サッカーのクラブチームが練習しているのだが、確かに毎回多くの親が見学している。

といっても、クラブチームがそういった方針を打ち出しているのではなく、問題は親側にあるらしい。親が熱心なのはいいことなのだが、とにかくクラブチームが実施する全ての試合や練習に親が行かなければならない雰囲気があるようなのだ。私の友人のTさんは、息子さんを某強豪クラブチームに入れているのだが、ほとんどの親が毎週のように練習や試合の見学に行っているようなのである。

Tさんは我々と毎週日曜日にフットサルをやっているため、あまり子供の試合に行けていないのだが、別の親から、「毎回試合を観に来たほうがいいよ。そうしないと、子供が試合に出られなくなるよ」とアドバイスを受けたらしい。実際、クラブチーム側がそのようなことを親に強制することはあり得ないと思うが、親の方で勝手にそう思いこんでいるようなのだ。そして、一部の母親が他の親にそのことを吹聴し、噂が噂を呼び、いつのまにかそれが多くの親の間で決まり事のようになってしまったらしい。Tさんのお子さんはサッカーが巧く、試合に出られているそうだが、奥さんから「練習の見学に行かないと、子どもが試合に出られなくなるのではないかしら・・・」と言われたようであり、少し憤慨していた。

私も、Tさんと同じように、こういった親の行動は、間違っているとは言えないまでも、好ましくないと思う。親が毎週のように練習や試合を見学に行くというのは、普通に考えれば常軌を逸した行動である。地区大会の決勝とか、都大会に進出したから応援に行くのならわかるが、毎週の練習試合までも欠かさず見に行くというのはいかがなものであろうか。我々の少年時代は、試合を見に来る親が少数派だったと思う。たまにしか親が来ないから、「都大会に進出すれば、お父さんが見に来てくれる。頑張るぞ。」みたいな感じがあったように思う。むしろ、親が頻繁に見学にくると、「お前の父チャンは暇人だな」と言われ、かえって恥ずかしく感じたものである。毎週のように父親が来れば、父親が来ることが安っぽいものになってしまう。ここにも父親の威厳が低下している状況が垣間見られる。

そして、親が抱いている「私たちが見学に行けば、試合に出してもらえる」という意識。これは、次元こそ違うが、「チームに100万円を寄付するから、子供を試合に出して欲しい」というのと類似の感覚ではないであろうか。最近のクラブチームは、どこも非常にレベルが高く、真剣にJリーガーの育成を目指しているところも少なくない。そんな中で、子どもが試合に出るためには、かなりのセンスと努力を要する。そんな子供をみて、「子供のために何かをしてあげたい」と思う親の気持ちは理解できるし、子供が可愛いのはわかるが、最近の親の多くは、子供が努力するように仕向けるのではなく、子供に何かをしてあげてしまうのだ。サッカーをやらせるのはいい。しかし、会費だけ払ってあげれば十分だろ。自分が楽しむために、暇な時間を使ってたまに練習や試合の見学に行くのは良いが、「子供を試合に出してもらいたい」との動機から、義務のように毎週試合を見に行くことは、子供のためにならない。子どもにしてみれば、そんなことで試合に出られたってちっとも嬉しくないし、実際にそれで試合に出られたとしても、その理由を知った時、大きなショックを受けるであろう。本当に子どもを試合に出してあげたいのなら、今やブランド化してしまっているクラブチームに拘らず、子どもの身の丈にあったチームに所属させればいいのだ。

Jリーグフアンの私としては、多くの子供に強豪どころのクラブチームに所属してもらい、第2第3の俊輔が生まれてほしいと思う。しかし、大切なことは、兎にも角にも楽しくサッカーをやることである。そして、子供が真剣にサッカーをやりたがっているのなら、一生懸命練習をしなければ試合に出られ無いという現実を教えることも大切である。親が見学に来ているから子どもが試合に出られるといったクラブチームはあり得ないし、もし仮にそんなクラブチームがあるとすれば、即刻子供を辞めさせるべきだ。小学生のうちから塾に行かせたり、私立の小学校に子どもを行かせる親が着実に増えている。そして、そういった親ほど、有名どころのクラブチームに子どもを所属させたがるようだ。これは、子どもをブランド品と同じようにみてしまっているからではないだろうか。とにかく、「子供に何かをしてあげる」の中身を勘違いしている親が多すぎる。嘆かわしいことである。

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2009年9月 3日 (木)

そういえば

今回のナビスコカップの展開であるが、いつぞやの展開に似ていないであろうか。準決勝の前半でリードを奪う。相手に退場者が出て、東京が数的に有利になるも後半に追いつかれる。散々攻め込まれながらも延長戦に突入。そして、ルーカスのヘッドが決まって決勝進出。そうです。忘れもしない、あの東京が優勝した2004年のナビスコカップの展開である。あの時は緑が2人退場したのではなかったか・・・。なのに追いつかれた。攻め込まれた。昨日の試合と似ている。清水との次戦を延長戦に位置づければ、カボレのヘッドが決まって決勝進出かな。

そして、今回の決勝の相手は多分川崎であろう。2004年は浦和であった。あの時、東京サポ以外は、9割以上の人が浦和が勝つと思っていたであろう。すぐさまジャーンが退場になり、東京は10人に。しかし、驚異の粘りで引き分け、PK戦をモノにして優勝したのだ。多分、ファイナリストが東京と川崎であれば、東京サポ以外の9割が川崎が勝つと思うであろう。あの時と同じである。

歴史は繰り返す。2004年と同じ展開で進めば、決勝の開始早々にブルーノが退場になり、そこから東京の驚異の粘りで引き分け、PK戦で優勝するのだ。ブルーノが退場になるから、交代でCBに茂庭が入り、再び茂庭には血尿を出していただこう。

今年のナビスコは優勝だ。間違いない。

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ナビスコ準決勝清水戦(アウェイ)を終えて

今日は、スカパー観戦であった。スタメンをみると、誰もが予想できる予想通りのベタなスタメン。JFK監督は、「後悔しないように」ということで、攻撃的にいくサッカーを貫くとのこと。ここで文句ばかり言っていても仕方がないし、こうなったら、準々決勝の第一戦と同じように大量点を獲っていただこう。「よっしゃ~」とテレビの前で自分自身に気合いを入れていたら、主審の顔が大写しに。「家本じゃ~。ぎょえ~」。いっきにモチベーションが低下。とにかく、試合が荒れないことを願うばかり・・・。

どちらが主導権を握るわけでもなく、一進一退の攻防が続く。清水に関しては、確かにヨンセンは怖いものの、岡崎がいないせいか、さほど攻撃に迫力がない。「行けそうな気がする~」と思っていたところ、前半の33分に米本が大分戦に続いてミドルシュートによるスーパーゴールをゲット。米本すごすぎ。すっかりミドルシュートに自信を付けた感じ。やばいぞ、このままでは中東に狙われるぞ。しかし、その1分後にヨンセンにヘッドで決められる。得点したと思ったら、すぐに得点されるお得意のパターン。本当に東京の選手は学習能力なし。

しかし、前半42分に、PA内でカボレの個人技による技ありのゴール!!!それも左足。大分戦のゴールで、少し自信を付けてくれたかな。前半に関しては、家本も普通にジャッジ。そんなノーマルな家本だったが、後半が始まっていきなり岩下にレッドカード。家本キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。それも、珍しく東京に有利なジャッジ。確かに平山が倒されていたが、さほど悪質ではないと思っていただけにラッキーこの上ない。2対1で勝っていて相手が10人になったのだから、普通であれば勝利の可能性が高い。しかし、普通じゃないところがFC東京の訳のわからないところ。こちらが10人になれば、勝っていても普通に2点入れられて敗戦(ホーム川崎戦)。相手が10人になれば、勝っていてもなぜか1点を入れられる。そうです。後半24分、枝村に見事にゴールを決められました。ブルーノが足を出さなければ権田がキャッチできたように思うが、まあ、あの場面でブルーノが足を出すのは仕方がない。ブルーノの足にあたってコースが変わり、そのままボールはネットを揺らしてしまった。

しかし、JFK監督も攻撃的な戦いにこだわるのであれば、とことんこだわって欲しいわけで・・・。相手が10人になってからのあのまったり感は何であろうか?勝っているのだから、普通であればしっかりと守りを固め、相手がじれて出てきたところにカウンターを仕掛けるといった戦い方でいいと思うのだが、攻めに行っているようでもあり、守りに行っているようでもあり、何とも中途半端な戦い方になってしまった。東京の選手が勝手にまったりとしたのか、JFK監督が明確な指示を出さなかったのかはわからないが、足は止まるし、パスミスは連発するし、「勝つ気があるのか」というプレイを連発していた。特に梶山のパスミス(受け手が反応しないというのもあるが)は、本当に一緒に練習しているのだろうかと疑問に思うほどである。また、久しぶりに近藤が出てきたが、完全に消えまくっていた。近藤が出てきた時点で10人対10人になってしまったような・・・。同点ゴールを決められて少し目が覚めたようであったが、結局、ハラハラはしたがワクワクはしないまま1点も決められずに引き分け。「45分間、数的優位にしてあげる」という神が与えてくれたチャンスを活かせなかった。

まあ、アウェイゴールを2つ奪ったし、絶好調の清水相手にアウェイで引き分けたというのは十分な結果であるが、気になるのは相手を崩しきったシーンが全く無いこと。大分戦の2ゴールも、今日の2ゴールも相手の守備を崩して挙げたものではない。それから、ナオのシュート。今季は、シュートのほとんどが枠へ飛んでいたが、今日に限ってみると、昨季のナオのシュートのように宇宙開発が目に付いた。まさか、前のナオに戻ってしまったのでは・・・・・・。ちょっと心配。

結局、東京は、監督が攻撃サッカーを標榜しているだけで、攻めきることも逃げ切ることもできない中途半端なチームなのである。東京の試合の後、川崎対横浜の試合を観たが、憲剛がいないせいか、川崎の選手の動きが今ひとつ。それでも、犯罪ではない反則行為の3トップオール外国人の決定力はすさまじく、前半の少ないチャンスをチョンテセがしっかりとモノにする。そして、得点した後、明らかに守備的なプレイにシフト。それもホームなのに。前半をしっかりと守りきり、後半にちゃんと2点目を入れているところが川崎のすごいところ。アウェイゴールを1点も与えないまま、横浜に完勝している。川崎は、攻めるときと守るときのメリハリがはっきりしており、守るべき所はしっかりと守っている。確かに横浜の決定力不足は否めないが、やはり優勝するチームは、守るときにしっかり守れるチームなんだなと痛感した。関塚監督恐るべし・・・である。

勝てた試合なのに結果は引き分けで残念であったが、これで、「味スタで絶対に勝つ」という明確な目標ができた。1対1で引き分けても決勝進出だが、清水のことだから、やはり2点とられることは覚悟しなければならない。東京のことだから、今回、下手に1点差で勝っていたら、「負けなければいいや」みたいなムードで、味スタでまったりプレイが炸裂する可能性があったと思う。東京にとって、この結果は、かえって良かったと考えよう。それから、ナオとカボレを途中交代で休ませることもできた。これも良かったと考えよう。今年は清水に負けない年なのだ。確かに、今年の清水は強いが、相性としては悪く無さそうである。

何としてもファイナルへ行こう!!!

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2009年9月 1日 (火)

知将の才

まずは、今日の東チューの記事。
『FC東京の城福浩監督(48)が31日、ナビスコ杯準決勝第1戦・清水戦(9月2日・アウスタ)に向け、あくまでも攻撃的に勝利を狙う姿勢を強調した。スタイルの堅持こそ、最大の武器-。情熱家の指揮官は「このメンバーで勝ち取りたい」と、開幕前に掲げた「タイトル奪取」への強く、熱い思いを明かした。』

やっぱり・・・。攻撃的なスタイルを貫くようである。

そして城福監督は、記事の中で「勝ちにいく。そうでなければ、どういう結果が出ても悔いが残る。特別な戦い方をすることで、今までやってきたことを100%出せない場面があるとしたら、悔いが残る」と述べている。

ここで言う「特別な戦い方」とは何であろうか。守備的な戦い方、メンバーをいじった戦い方であろうか。結局、いつもの正攻法な戦い方を選択するようだ。どこまでもまっすぐな人柄、ぶれのない戦術、何とも微笑ましい限りだが・・・サッカーチームの監督としは???と思ってしまう。知性のかけらも感じられない。

先日の東京対大分の試合を観た方はおわかりだと思うが、結局、東京が挙げた1点はナオがらみ。米本のスーパーゴールはあったが、あれは相手を崩して得たものではない。米本には失礼かもしれないが、たまたま得られた得点である。結局、ナオが万全な状態でないと、得点できない状況が続いているのだ。東京のFW陣は相変わらず不調、ナオの怪我は完治していない、梶山は足首に痛みがある・・・そして今野と長友が不在。一方の清水は、先日の川崎との試合を観てもわかるように、絶好調を維持している。岡崎が不在になるものの、永井が怪我から復帰、ヨンセンがチームにフィット、兵働がキレキレというように、以前戦った清水とは明らかに別チームになっていると考えるべきであろう。ロスタイムのセットプレイ(それも、岡崎がとられたファールは、審判のミスジャッジ臭い)からの失点がなければ、Jリーグで2位につけていたチームであり、東京からみれば、明らかに格上である。

以前、広島戦@味スタでのペトロビッチの戦い方について批判したが、それでも広島は、現在、Jリーグで3位につけている。確かにJ2で断トツに強かったチームだが、J1に昇格したばかりなのに、24節を終えて3位なのである。あの時の東京は絶好調であり、それに対して広島は、主力の欠場があってチーム状態が万全ではなかった。ペトロビッチは、素直にチーム力の差を認め、やむを得ず守備的な戦い方を選択したのだと思う。あの後、引き続き好調を維持して3位につけている広島、不調に陥って7位に甘んじている東京・・・・・監督の戦い方の差も大きく影響していると考えるべきであろう。

チームを強くするには闘将でも可能である。そして、FC東京は、それなりに強くなった。しかし、チームを優勝に導くには、闘将に知将の要素も加わらなければ無理であると私は思う。あくまでも攻撃的に勝利を狙う、あくまでも自分たちのサッカーを貫く、その時調子の良い選手を使うといった戦い方は、馬鹿でもできるのだ。ほとんど頭を使わなくても良いからである。3連戦の戦い方、アウェイの戦い方、ホームの2戦目を見据えた戦い方、そして12日のJリーグ再開の試合までも見据えた戦い方ができてこそ名監督なのだ。このままでは、ハラヒロミと大差がない監督になってしまう。城福監督に、もう少し知将としての才、勝負師としての才を身につけて欲しいと思うのは、私だけであろうか・・・。

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