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2009年8月18日 (火)

負けなくて良かったマリノス戦

16日のマリノス戦。完全に崩されて、「やられた」と思ったシーンが2~3回ほどあったが、いずれもマリノスの信じられないくらいの決定力不足に助けられた。シュートが上手い外国人FWであれば、確実に2失点していたであろう。権田のファインプレイではなく、ボールが枠にすらいかなかったわけで、東京としては大助かりであった。FWどころか、メンバーのほとんどを日本人で固めているマリノス。FWの全てを外国人選手で固める川崎とは真逆のチームであり、私はそんなマリノスの姿勢を高く評価しているが、やはりFWを日本人だけで固めると、決定力ががた落ちになることを証明してしまったわけで、理想だけではJリーグを戦えないとつくづく思い知らされた。

一方、東京は、惜しいシーンはいくつかあったものの、決定的と思われたシーンは一度もなく、ほぼ得点の臭いがしないままゲームを終えた。カボレは、日本人並みにシュートが下手だし、FWにブラジル人を据えているメリットは皆無であった。まあ、「負けなくて良かった」試合である。ただ、11人のスタメンの中で、権田、椋原、米本、草民と4人が20歳以下の若手であり、それでもあのマリノス相手に引き分けたのだから、良しとすべきであろう。

ブルーノの代わりに入った茂庭。茂庭のスタメンは、本当に久しぶりである。茂庭はボールコントロールが下手であり、ハラハラするシーンが何度かあったが、全体的にはまずまずのできであったと思う。私は、佐原が先発かと思ったが、JFK監督は茂庭>佐原と判断したようだ。セットプレイの際の得点は、明らかに佐原の方が期待できるわけで、それでも使われなかったのだから、佐原の調子が今ひとつ上がっていないのかもしれない。ちょっと、心配である。

長友の代わりに入った椋原。1対1は、ほぼ安心して見ていられるようになったが、センタリングの精度が今ひとつであり、あれでは平山の身長が2メートルあっても合わせられない。とはいえ、まだ19歳のバリバリの若手であり、伸び白はたっぷりある。私が期待している選手の一人であり、このまま、順調に成長を続けて欲しいものである。

梶山の代わりに入った金沢。金沢は、もともと左サイドバックの選手であり、ボランチは本職ではない。そのためか、ボールを散らすことができていなかったし、意外性のあるプレイも皆無であった。ボールを持ってからパスを出す際、パスの受け手を見てしまっているし、タイミングが遅いため、相手にパスコースを読まれるシーンが何度もあった。ただ、守備という点では十分機能していたと思うし、安心して観ていられた。確かに梶山が抜けた穴は、非常に大きかった。気の抜けたプレイで非難されることも少なくない梶山だが、やはりあのキープ力、そして中盤でためを作ってゲームをコントロールする技術は、東京に不可欠なものになっていることを思い知らされた。米本は、ボールを奪取する能力に長けているし、運動量も豊富である。しかし、高校を卒業したばかりの若手だし、ゲームをコントロールするには無理がある。それどころか、米本がボールを持つと、マリノスの選手が2~3人くらいで素早くプレスをかけてきて、狙われているようにも感じられた。現代サッカーでゲームをコントロールする役割を担うのはボランチであり、そう考えれば、やはり今回に限って今野をボランチに上げた方が良かったかなとも思う。

ナオの代わりに入った草民。私は、スズタツが先発で、スズタツ→草民という交代を予想していたが、JFK監督は草民を先発に選んだ。草民は川崎戦で散々の出来であったし、JFK監督からも叱責されていたことから、自信喪失を心配していたくらいだった。しかし、ここでしっかりと先発起用されたわけで、JFK監督は、草民を高く評価しているようだ。確かに東京にはドリブラーと呼べる選手が少なく、その点で草民に対する期待が大きいのかもしれない。「プレイが軽い」「フィジカルが弱い」「展開力がない」「狭いところにばかりパスを出す」「シュートを撃たない」等と言われているが、今後が期待される選手の一人であり、ぜひともドリブラーとして大成して欲しいものである。

主力の抜けが無かったFW陣。それでも、一番不満が残る内容であった。「ナオがいなくなると、全く得点の臭いがしないじゃないか」と言われても仕方がないわけで・・・。FW陣に奮起してもらいたいところだが、平山は、ここのところ安定して先発の座を確保しているせいか、一時のがむしゃらさがみられなくなってきた。暑さの影響もあるのかもしれないが、運動量が確実に落ちている。赤嶺が平山を脅かすほど活躍できていないということもあるが、このままでは、かつてのでくの坊に戻ってしまうようで、一度、先発を外すくらいのショック療法が必要かもしれない。カボレは、相変わらず得点の臭いが全くしない。膝の怪我が影響しているのなら先発で使うべきではないし、そうでないのなら、ワンチョペと同じで、既に壊れていると言うことであろう。このまま終わって欲しくないのだが、最近、カボレに対する私の期待度は大きく低下してきている。

さて、明日は山形戦である。ナオは、まだ出場できないようだが、ブルーノ、長友、梶山は帰ってくる。中2日で厳しい日程だが、主力3名はフレッシュな状態で戦えるわけである。また、山形の気候は関東に比べて涼しいだろうし、是非ともムービングフットボールを復活させて欲しい。もう、言い訳はできない。そして、ENEOSに代わる胸スポンサー獲得のためにも、ナビスコ優勝、ACL出場権獲得は何としても成し遂げなければならない。カボレ、平山、赤嶺の3連発・・・・・・FW陣の奮起を期待したいところである。

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