岡崎と平山
3日(水)のナビスコ山形戦。平山が大好きな聖地国立での開催だったのに、またゴールを決めることが出来なかった。決定的なシーンが何度かあったが、ボールが枠に行かなかったり、キーパーにセイブされたり・・・。後半のヘッドをはずした時は、思わず「真面目にやってるのか~」と叫んでしまった。それでも相変わらずチャンスメイクはできており、十分存在意義のある選手になっている。私は赤嶺フアンであり、赤嶺の出場を切望しているが、今の平山であれば、平山が先発で使われるのは妥当だと思っているし、決して名前だけで使われているわけではないと思える。ゴールこそ決められないでいるが、赤嶺のように消える時間が少ないし、ポストとして機能しているし、競り合いにも勝てるようになってきたし、何よりももしかしたら今や東京のアシスト王になっているのではないだろうか。
そんな平山だが、今日の日経新聞の記事に平山覚醒のヒントが隠されているように思った。代表の岡崎に関する記事である。ここのところ代表の試合で6試合5ゴールと絶好調の岡崎だが、平山と同様に決して足が速いと言える選手ではない。その岡崎について中村憲が述べた興梠との比較論を紹介している。「初速は興梠の方がよほど速い。反面、ぴゅっと動くので相手だけでなく、味方も読みづらい。岡崎は分かりやすく曲線を描いてくれるので、ついパスを出したくなる」。そして、岡崎は「ルートをうまくとることで、滑らかにボールを招き入れるタイプ」と評されている。これだよ平山。平山にはこのルートをうまくとり、滑らかにボールを招き入れる動きがないのだ。
続いて、岡崎について次のように評している。「173センチの上背に似合わぬヘッドの強さも呼び物だ。先んじてニアサイドへ飛び込む勝負形を持っており、密集にも臆せず助走をつけて頭から突っ込む。」。平山はヘッドの強さは折り紙付き。そして岡崎にない高さも兼ね備えているのだから、あとは“先んじてニアサイドへ飛び込む勝負形を持ち、密集にも臆せず助走をつけて頭から突っ込むという度胸”があれば・・・。そうなのだ。平山にはこの“度胸”が無いのだ。その分、確かに怪我が少ない選手の一人ではある。ただ、これは徳永と同じであり、怪我をしない選手はある意味一流といえるかもしれないが、怪我をしないようにプレイしている限り、代表クラスにはなれないし、それでゴールを決められるほどJリーグは甘くない(カボレもどこか怪我を恐れてプレイをしているようにみえる。実際、彼は膝を痛めているからかもしれないが・・・)。
「後ろの中村憲が得意のパスで岡崎を走らせる、あるいは前の岡崎がはたいて中村憲を前線に突進させる。この縦の関係に、大久保、長谷部、長友が絡み、キリン杯のベルギー戦のピッチをにぎわした。」との記述。これは、まさにJFK監督が目指している戦い方ではないだろうか。これが「後ろの梶山が得意のパスで平山を走らせる、あるいは前の平山がはたいて梶山を前線に突進させる。この縦の関係に、石川、羽生、長友が絡み、○○戦のピッチをにぎわした。」となれば最高なのだ。書いてるだけでワクワクしてくる。
頭を坊主にしたし、体も十分に絞れてきたし、平山本来の動きを取り戻しつつある。運動量も豊富だし、十分に気合いは感じられる。平山よ。後はゴール前の度胸だけだぞ。
また、長友はキリン杯で素晴らしいクロスをあげていた。東京の試合だけ観ていると、長友のクロスは精度が低いとのイメージの方が大きい。ただ、長友のクロスに対して、矢野は果敢にゴール前に飛び込んできた。東京では、そういったプレイが出来るのは赤嶺だけで、平山とカボレはゴール前に果敢に飛び込むプレイが少ない。FWが果敢に飛び込んでくれれば、長友はクロスの精度が高い選手に変わるのだ。
平山に岡崎のようになれとは言わないが、岡崎の度胸を見習って欲しい。ゴール前の岡崎の動きを少しでも意識すれば、平山にも必ずゴールが生まれると思う。平山は動きが遅いのだから、クロスがあがってから動き出しても遅いのだ。クロスがあがると見越して動き出してゴール前に飛び込む。最初は、飛び込んだけどボールが来ないシーンが続くであろう。客席から「何をやっているのだ」と罵声が飛んだり、笑いが起こるかもしれない。それでも、信じて飛び込んでいる内に必ずボールが来るようになる!!!頑張れ平山!!!
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コメント
投稿: kokoro | 2009年6月12日 (金) 23時39分
kokoroさん。コメント有り難うございます。ナビスコの予選を突破できてよかったですね。また、平山のハットトリックが観たいですね。
投稿: | 2009年6月15日 (月) 11時20分