外国人枠をどう使うべきか
現在、Jリーグは3つの外国人枠と1つのアジア枠がある。東京は、昨シーズン、カボレ、ブルーノ、エメルソンという3名の外国人(いずれもブラジル人)を使っていた。ただ、ブルーノは怪我でほとんど試合に出られなかったし、エメルソンも今一つチームにフィットしなかった。そして今シーズン、エメルソンは戦力外となってしまった(私はかなり不満である)。ブルーノは怪我から復帰したものの、開幕からの3試合を見る限り、全くと言っていいほど活躍していない。そもそもセンターバックで使えないのだから、ブルーノを獲得した意味がほとんど無いように思う。
今シーズンは、4枠中2枠しか外国人枠を使用していないわけで、東京関連の掲示板などではフロントに対する不満の声が多く書き込まれている。確かに、今のJリーグはかなりレベルが高くなっており、少なくとも3名の外国人がフィットしなければ、優勝はかなり難しい状況にあると思われる。それどころか、今の東京をみると、J1残留すら危うい状況である。ちょっと補強を怠ると、あっという間に奈落の底。それが、今のJリーグである。
東京は、金銭的な問題から新たな外国人を獲得できなかったと言われているが、ガンバ、新潟、大宮などの補強をみると、かなり不安な気持ちになってしまう。
ところで、もし仮にあと2名の外国人を獲得できると仮定すれば、どのポジションを補強するであろうか。今、一番弱いと言われているのがセンターバックであり、まずはセンターバックの補強であろうか。ただ、センターバックにはモニと佐原がいる。佐原はこれまでの東京の選手にない闘争心をもっているし、今や欠かせない選手である。モニは東京の顔のような選手だし、外国人が来ればどちらをスタメンからはずすのか。難しい問題である。
ボランチはどうか。今野と梶山がいるわけで、普通に考えればどちらもスタメンからはずせない。サイドバックは長友と徳永がいるから、これもまたどちらもはずせない。
右サイドはナオとスズタツ、左サイドには羽生がいる。そして、大竹もいる。フォワードはカボレは決まりだし、もう一枚外国人を持ってくると、赤嶺の出番が激減する。平山、近藤も同じである。
このように考えると、どのポジションに外国人を連れてくればいいのかわからない。東京は、ずば抜けてすごい選手はいないが、レギュラーとしてのオーラを十分に持った選手が揃っている。多分、JFK監督も外国人の獲得についてかなり悩んだのではないだろうか。このように考えると、外国人枠を埋めずに、今の戦力でいこうと考えたことが何となく理解できるような気がする。
しかし、開幕2連敗。山形には勝ったものの、ナビスコで柏に惨敗。結局、昨年からチーム力が何らアップしていないようだ。一方、新潟や大宮、ガンバなど補強によって着実にチーム力がアップしている。同情や温情など考えている場合ではなく、今野だろうが梶山だろうがモニだろうが、調子の上がらない選手はレギュラーからはずすだけの思い切った改革が必要なのかもしれない。
私が監督であれば徳永、梶山、モニのところにメスを入れ、外国人を注入する。やはりセンターバックには1名外国人が欲しい。私としては、佐原>モニである。そして、梶山は、リーダーシップの才がない。中盤のパサーは、パスを出すだけではなく、自分が出したパスの所に他の選手を走らせるような能力も必要である。中盤には、リーダーシップをとれる外国人が欲しい。徳永は、プレイが軽いし、波がありすぎる。攻撃のリズムを壊しているように思えてならない。フリーキックが蹴れて、コーナーキックが蹴れて、リーダーシップがとれるような外国人。そんな外国人、簡単に見つかるわけがないか・・・・・・。

