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2009年2月16日 (月)

岡田ジャパン~オーストラリア戦を終えて~

ワールドカップ予選突破だけを考えれば、とにかく負けなければいい試合だったので、勝ち点1をとったことは評価できるけど、それにしても、あれだけ調子の悪いオーストラリアに勝てないとは・・・。モチベーションも明らかに日本の方が勝っていたし、調子も日本の方が万全に近かったはず。日本の得点力不足は今に始まったことではないが、あそこまで点が入らないと、腹立たしさすら感じてしまう。個々の選手の運動量、プレス、ボール裁きのテクニックは世界レベルに近づいているが、シュートまでの反応のスピード、シュートの速度はアジアレベルにも達していないのではないだろうか。基本的な身体のつくりが違うという問題もあるだろうが、とにかく日本人選手のシュートは、入る気がしない。Jリーグチームの多くがフォワードを外国人選手に依存していることが、優秀な日本人フォワードが育たないことに繋がっているとも思うが、協会は、日本人フォワードの育成に向けたシステムを早急に再構築する必要があると思う。

岡田采配で私が疑問に思うのは、玉田の起用である。確かに彼は運動量が豊富だし、スピードもあるのだが、どうしても不器用というイメージがある。左サイドからのミドルを得意としているようだが、ゴール前での技ありのシュートを見た記憶がない。PA内でボールを受けても、はっきり言って、ゴールをはずした印象しかない。DFをかわして技ありのシュートなんて全く見た記憶がない。田中達也と佐藤寿人(または大久保か岡崎)のツートップの方が得点の臭いがすると思うのだが・・・。私は東京サポだが、例えば相手チームのフォワードが田中達也と佐藤寿人なら、ものすごく嫌である。彼らがゴール前でちょこちょこ動き回る姿を想像しただけで、背筋が寒くなる。でも、玉田なら怖いと思わない。玉田のワントップであれば、むしろ歓迎する。佐藤なんかは代表にすら呼ばれていないわけで、岡田監督の考えがさっぱり理解できない。サッカー通は玉田でいいと思っているのだろうか。それに、オーストラリアは高さが武器なわけで、巻なんか使いようがないのにベンチに入れている。それなら香川でも入れておけよという感じである。

次に両サイドバック。私はFC東京が好きだから、長友を使ってくれるのは有り難いが、まだ代表の器ではないような気がする。現段階では、相手が疲れた頃に入ってかき回す役割の方が向いているのではないだろうか。両サイドバックのどちらも20歳そこそこの選手というのも気になる。バランスの問題もあるし、どちらかに経験豊富な選手を配した方がいいように思う。浦和の相馬なんかいいと思うのだが・・・。

今や4バック全盛の時代だが、代表に限っていえば、私は3バックの方が向いていると思う。ジョニーニョが帰化していたら別だが、今や絶対的なフォワードがいないわけであり、やはり2トップにすべきだと思うし、それに日本はトップ下とボランチの人材が豊富だからである。ツートップ、トップ下、ダブルボランチは必須である。サイド攻撃は、アジアレベルなら通用するが、世界レベルになると通用しない。トップ下を駆使して、センターから攻めていった方がいいように思う。

それから、本当に世界を相手にしていくのなら、ずるがしこさをもっと身につけるべきであろう。プレイがあまりにもクリーンすぎるし、得点もきれいな形で決めようと考えすぎているように思う。泥臭さが足りない。監督采配もそうであり、あまりにも正攻法である。何のための極秘練習であったのか。サプライズも無いし、相手としては本当にくみしやすいのではないだろうか。このままでは、いつまで経ってもアジアチャンピオンから上へは行けない。

まあ、代表の試合はお祭りのようなものだから、私としては、それでもいいのだが・・・・ただ、本当に観ていてストレスがたまる。やっぱり、ぜんぜんJリーグの方が楽しい。開幕まで3週間。もう少しの辛抱である。

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