« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月27日 (金)

あと8日

まもなく2009年のJリーグが開幕する。思えば昨年の千葉との最終戦で歴史的な逆転負けを喫し、悔しい状態のまま、暗澹たる気持ちのまま時が経過している。そう、FC東京が負ければとてつもなく悔しいのだ。負ければそれから1週間は暗澹たる気持ち、超ブルーな気持ちで過ごさねばならない。ブルーマンデイはブルーにブルーが重なり、真っ黒である。FC東京は、昨年、14回も負けている。14回悔しい思いをし、14回暗澹たる気持ちで過ごしたことになる。それでは、強いチームを応援すればいいじゃないかということになるが、FC東京が好きなのだから仕方がない。

さて、今年は少しでも暗澹たる気持ちになる試合を少なくして欲しいものだが、新たな外国人補強は無し。それどころかエメルソンが抜け、カボレも未だにブラジルから帰ってこない。このまま中東のチームにかっさらわれたり、ブラジルのチームに移籍なんてことになったら、それこそ大変である。

昨年、大ブレークした赤嶺だが、今年の練習試合を観る限り、あまりゴールをあげていない。調子は悪くないようだが、ちょっと心配である。平山は、本当の意味で今年は勝負の年だと思う。最低、8ゴールをあげなければ、移籍の可能性も出てくるであろう。今年は、例年に比べて身体の切れがいいようだし、マブダチの北斗が加入したし、かなり期待しているのだけれども、平山と言うだけで心配である。

塩田は、東チュウの情報を見る限り、まだまだ入院が長引きそうである。開幕は勿論のこと、前半戦に出場できるかどうかも危ぶまれる。心配である。

ここにきて長友が怪我、ナオも怪我・・・・・。心配である。

なんだよ。心配事ばかりじゃないか。

それでも味スタに足を運ぶ。ゴールという奇跡の瞬間、勝利という歓喜の瞬間を求めて。負ければ暗澹たる気持ちになるが、勝てばその週はずっとニヤニヤしていられるのだ。雨が降ろうが、風が吹こうが、花粉が舞おうがニヤニヤしていられるのだ。逆転勝ちしようものなら、インフルエンザに罹ってもニヤニヤしていられる。優勝したら・・・・・・喜びを文章化するのが不可能である。

開幕戦まであと8日。とにかく今の暗澹たる気持ちを早く払拭して欲しい。

| | コメント (0)

2009年2月16日 (月)

岡田ジャパン~オーストラリア戦を終えて~

ワールドカップ予選突破だけを考えれば、とにかく負けなければいい試合だったので、勝ち点1をとったことは評価できるけど、それにしても、あれだけ調子の悪いオーストラリアに勝てないとは・・・。モチベーションも明らかに日本の方が勝っていたし、調子も日本の方が万全に近かったはず。日本の得点力不足は今に始まったことではないが、あそこまで点が入らないと、腹立たしさすら感じてしまう。個々の選手の運動量、プレス、ボール裁きのテクニックは世界レベルに近づいているが、シュートまでの反応のスピード、シュートの速度はアジアレベルにも達していないのではないだろうか。基本的な身体のつくりが違うという問題もあるだろうが、とにかく日本人選手のシュートは、入る気がしない。Jリーグチームの多くがフォワードを外国人選手に依存していることが、優秀な日本人フォワードが育たないことに繋がっているとも思うが、協会は、日本人フォワードの育成に向けたシステムを早急に再構築する必要があると思う。

岡田采配で私が疑問に思うのは、玉田の起用である。確かに彼は運動量が豊富だし、スピードもあるのだが、どうしても不器用というイメージがある。左サイドからのミドルを得意としているようだが、ゴール前での技ありのシュートを見た記憶がない。PA内でボールを受けても、はっきり言って、ゴールをはずした印象しかない。DFをかわして技ありのシュートなんて全く見た記憶がない。田中達也と佐藤寿人(または大久保か岡崎)のツートップの方が得点の臭いがすると思うのだが・・・。私は東京サポだが、例えば相手チームのフォワードが田中達也と佐藤寿人なら、ものすごく嫌である。彼らがゴール前でちょこちょこ動き回る姿を想像しただけで、背筋が寒くなる。でも、玉田なら怖いと思わない。玉田のワントップであれば、むしろ歓迎する。佐藤なんかは代表にすら呼ばれていないわけで、岡田監督の考えがさっぱり理解できない。サッカー通は玉田でいいと思っているのだろうか。それに、オーストラリアは高さが武器なわけで、巻なんか使いようがないのにベンチに入れている。それなら香川でも入れておけよという感じである。

次に両サイドバック。私はFC東京が好きだから、長友を使ってくれるのは有り難いが、まだ代表の器ではないような気がする。現段階では、相手が疲れた頃に入ってかき回す役割の方が向いているのではないだろうか。両サイドバックのどちらも20歳そこそこの選手というのも気になる。バランスの問題もあるし、どちらかに経験豊富な選手を配した方がいいように思う。浦和の相馬なんかいいと思うのだが・・・。

今や4バック全盛の時代だが、代表に限っていえば、私は3バックの方が向いていると思う。ジョニーニョが帰化していたら別だが、今や絶対的なフォワードがいないわけであり、やはり2トップにすべきだと思うし、それに日本はトップ下とボランチの人材が豊富だからである。ツートップ、トップ下、ダブルボランチは必須である。サイド攻撃は、アジアレベルなら通用するが、世界レベルになると通用しない。トップ下を駆使して、センターから攻めていった方がいいように思う。

それから、本当に世界を相手にしていくのなら、ずるがしこさをもっと身につけるべきであろう。プレイがあまりにもクリーンすぎるし、得点もきれいな形で決めようと考えすぎているように思う。泥臭さが足りない。監督采配もそうであり、あまりにも正攻法である。何のための極秘練習であったのか。サプライズも無いし、相手としては本当にくみしやすいのではないだろうか。このままでは、いつまで経ってもアジアチャンピオンから上へは行けない。

まあ、代表の試合はお祭りのようなものだから、私としては、それでもいいのだが・・・・ただ、本当に観ていてストレスがたまる。やっぱり、ぜんぜんJリーグの方が楽しい。開幕まで3週間。もう少しの辛抱である。

| | コメント (0)

2009年2月14日 (土)

帰国子女

年末に、久しぶりにT君に会った。前にブログで書いた腰フリフリダンスのT君である。彼は、海外での生活が長く、現在はベルギーで暮らしている。やっと日本に戻ってこられることになり、日本で娘さんや息子さんの学校を探していたら、会社の都合で結局ベルギー赴任が3年も延長になってしまったようだ。単身赴任も考えたが、3年という長期の延長になったため、引き続き家族でベルギーに住むことにしたとのことである。

彼の子供たちは、幼い頃から米国や欧州に住んでいたため、日本語は勿論のこと、英語やフランス語もそこそこ話せるようだ。なんとも羨ましいとかぎりだと思っていたら、いいことばかりではないらしい。幼い頃から海外にいると、一度に複数の言語が耳に入ってくるため、どれが英語でどれが日本語かの整理がつかず、言葉の発達が遅れるというのだ。彼の娘さんは中学3年だが、国語力は小学生レベルくらいだと彼は言っていた。その分英語ができるからいいではないかと思うのだが、必ずしもそうではないらしい。日本に戻ってきた際、普通の学校に入学すれば、欧米と日本の感覚の違い、大きい国語力の差からいじめにあう可能性もあるようである。

それならば、帰国子女専門の学校へ行けばいいとも思うのだが、帰国子女が増えている割に帰国子女を専門で受け入れる学校が少なく、なかなか入れないとのことである。ICUとか筑波大付属とかいいではないかと話したら、ICUや筑波大付属は、かなり成績がよくないと入れないらしい。

また、ベルギーほどの都会になると、ちゃんと日本人学校があり、学校での生活は日本と変わらないため、子供たちは、どんどん英語もフランス語も忘れていると話していた。英語とフランス語は忘れるし、国語力は低いし、何らいいことは無いと嘆いていた。

彼が悲観的すぎる気もするが、そんなものなのであろうか。なんか、帰国子女もなかなか難しい環境にあるようだ。翻ってうちの娘たちはどちらも英語が苦手である。私は英語が得意科目であったが、娘たちは声をそろえて「英語は大嫌い」と言う。

欧米に赴任したいな。

| | コメント (0)

2009年2月 3日 (火)

なぜですか?

外に出なければ刺激的なことは少ないもので、ほとんど自宅と事務所を往復するだけの毎日を送っている私には、なかなかブログのネタがやってこない。昨日、久しぶりに永田町で会議があり、そこから帰ってくるときに刺激的なことがあった。

午前中で会議が終わり、新宿で京王線に乗って電車が発車するのを待ったいた。すると、斜め前に座っていた女の子(18歳くらいかな)が、急に私の隣に座ってきて、「これは快速ですか?」と聞いてきた。顔はハーフのように少し欧米人がかった感じで、なかなかの美人である。服装も、センスを感じさせる組み合わせで、しっかりまとめている。私は、「そうですよ」と普通に答えた。すると彼女は「何処行きですか?」と聞いてきた。何処行きかまでは確認していなかったので、「わかりません」と言うと彼女は無反応である。気でも悪くしたのかな・・・と思いつつ、「どちらまで行かれるのですか?」と尋ねると、行き先が私と同じだったので、「それならこの電車で大丈夫です」と答えた。

何となく反応の仕方が変なので、難聴ぎみなのかな・・・・と思いつつ、そのままi-Pod touchでも取り出すかなと思っていたところ、彼女は私におもむろにバックの中を見せてきた。そこにはタバコ(マルボロ)が入っており、「先ほど、2本タバコを吸ったんです。そしたら、胸が痛むんです。私は肺癌でしょうか?」といきなり聞いてきた。突然の展開にかなり驚愕したが、「肺癌ではないと思いますよ」と言うと、「なぜですか?」と聞いてくる。「初期の癌は痛みを伴わないことが多いからです。ただ、気になるようなら、一度、病院で検査してみてはいかがでしょうか?」と言うと、再び「なぜですか?」と聞いてくる。そこで、これは完全に心の病にいっちゃってるな・・・・と思ったが、席を変えるわけにも行かず、そのまま彼女の隣に座っていた。

そこから、彼女の色々なお話しが始まる。携帯電話の写真を私に見せ、「私の友達です」と言う。そこには、沢山の友達と楽しいそうにしている何枚もの写真があった。「楽しそうですね」と言うと、また「なぜですか?」と聞かれる。あちゃちゃ・・・。ことあるごとに「なぜ?」と聞いてくる3歳児と話しているようである。デブ猫の写真を見せられ、「太ってますね」というとやはり「なぜですか?」と聞かれる。仕方なく「腹が出てるから」と答えたら、再度「なぜですか?」と聞かれる。

この辺まではまだよかったのだが、彼女が「夜、眠れないのです」と言う。医師に相談して、「癖にならない程度の強さの入眠剤を処方してもらうといいですよ」と答え、また「なぜですか?」攻撃かな・・・・と思っていると「私の両親は眠れないことがないのです。いつも一緒に寝ているからです」と言う。「両親の仲がいいのはいいことではないですか」と言うと、また「なぜですか?」。この「私の両親は眠れないことがないのです。いつも一緒に寝ているからです」の台詞も5分おきくらいに連発するようになった。「両親が一緒に寝ると嫌なの?」と聞くと、「そんなことはありません」と言う。そして、彼女は「私、電車に飛び込みたいのです」と言う。ぐぐぐ・・・・遂にやばい台詞が発せられてしまった。自殺願望がある精神障がい者を扱うには、かなり言葉を選んで話さなければならない。とにかく、「頑張れ」と言って励ますのはタブーと言われている。そこから、私の頭の集積回路を最大限に働かせて会話をすることに・・・。「電車にぶつかりたいのです」と何度も言ってくる。なぜ電車にぶつかりたいか、なぜ死にたいと思うのかを聞くと、話が面倒になる可能性もあったので、私は「電車にぶつかると痛いですよ」と言った。例のごとく、「なぜですか?」と聞いてきたので、「私はサッカーをやっていて、サッカーボールが顔にぶつかったら、とても痛かったんです。サッカーボールよりもっと大きな電車がぶつかったら、それはとてつもなく痛いと思います」と言うと、彼女は黙ってしまった。我ながら名言かな・・・と思いつつ、しばらく彼女の堂々巡りの話にずっと付き合った。

彼女と話をするのはいいのだが、電車の周りの客は私と彼女が赤の他人であることを知っているわけで、皆耳がダンボになっていた。とにかく、私は恥ずかしくて仕方がなかった。彼女が京王線の車掌さんと付き合ってるエピソードを話してくれて、「毎週のようにエッチしてます。でも、私はゴムを使うのが嫌いなんです。」と言ったとき、私は顔から火が噴き出しそうであった。皆、私の反応を見ていたに違いない。私は一言小さな声で「俺も」とだけ答えた。

彼女の話の多くは妄想から来ているものであろう。そして、何度も何度も同じ話を繰り返し、こちらが真面目に答えると、全て「なぜですか?」と聞いてくる。精神科の看護師は、毎日、このような患者さん、いや、この患者さんはかなり軽症な方だと思うが、そんな方々を相手にしているわけである。本当に大変な仕事である。

ただ、何となくこちらもピュアな気持ちになった。そして、久々に頭の集積回路をフル稼動させて会話をした。

目的の駅について、一緒にホームに降り立ったが、そこから彼女は私を完全に無視しており、「有り難うございました」の一言も、「さようなら」の一言もなかった。まあ、彼女が電車に飛び込まなければそれでいいわけだが・・・。彼女が電車に飛び込まず、階段を下りていく姿を確認し、私も階段を下りた。

すごく、忙しいのに、ぐったりと疲れた私は、その後、ほとんど仕事ができなかった。思わず自問自答。「なぜですか?」

| | コメント (1)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »