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2009年1月 8日 (木)

オーラ

オーラを放っている人がいる。別に身体から光が出ているわけではないが、身体全体から光を放っていると感じさせるような、とにかく近寄りがたいと感じさせる力を持った方である。サッカー界では、カズとヒデがオーラを放っていると思う。残念ながら、FC東京の選手にはいない(アマラオは日本人ではないので対象外)。

私の顧客が永田町の砂防会館にあり、砂防会館でエレベーターに乗っていたら、途中から中曽根康弘元首相が乗ってきた。今の中曽根外務大臣の父親に当たる方である。私は、中曽根元首相の事務所が砂防会館にあることを知っていたし、いつまでも政治の世界にしがみつく中曽根元首相にあまりいい印象を持っていなかったため、「中曽根さんとエレベーターで出会ったら、俺が先にエレベーターを下りてやるぜ」くらいに思っていた。そのため、偶然エレベーターで出会ったことについてはさほど驚かなかった。そして、自分が先にエレベーターを降りるチャンス到来、待ちに待った瞬間である。実際、自分が先にエレベーターを降りたところでどうってことはないのだが、元首相を差し置いてエレベーターを先に降りることで、優越感を感じられると思ったのである。

ところが、中曽根元首相が放つオーラたるや半端ではなかった。80歳を過ぎているにも関わらず背筋はまっすぐに伸び、なんと自分よりも背が高い(ちなみに自分の身長は175㎝)。周りには3人くらいのSPを従えている。全く老人という感じはしなかった。エレベーターの狭い空間の中で一緒にいたのは10秒も無かったと思うが、中曽根元首相が放つオーラのせいで、息苦しさすら感じた。

エレベーターが1階に到着してドアが開くと、私は思わず「開」ボタンを押し、頭を下げながら「お先にどうぞ」と言ってしまった。正にエレベーターガール状態。中曽根さんは一言「ありがとう」と言って、SPと一緒にエレベーターを降りていった。

あ~情けない。

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