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2008年8月21日 (木)

日本はまだまだアジアレベルです

オリンピックサッカーの男子は悲惨な結果に終わってしまった。私自身、開幕前は「いいチームに仕上がっているじゃん」などと考えていたし、国立でのアルゼンチン戦をみて、「本当にメダルを獲れるかも」とわずかながら期待を寄せていた。

ただ、実際に蓋を開けてみると・・・・・・。「反町監督には、求心力が無かった」「OA枠を使わないからだ」「チームリーダー不在がひびいた」「決定力不足」「運が無かった」など、様々なことが言われているが、結局、アジアのレベルは、未だに南米や西欧、そしてアフリカの足下にも及ばないと言うことである。本大会が始まってからのアルゼンチンのサッカーは、国立でみたそれとはまるで別物であった。

確かに日本のサッカーは急速に進歩した。トラップの確実性が増したし、パスの精度も増した。フィジカルも強くなった。中盤の選手のテクニックは、確かに世界に引けをとらないレベルにあるかもしれない。問題は、ここぞというときのスピードである。1対1で相手を抜き去るスピードもそうであるが、何と言ってもPA内でボールを得て、またはPA内にボールを持ち込み、そこからシュートを撃つまでの時間が明らかに遅い。南米の選手や西欧の選手と比較すると、0.1秒の差なのかもしれない。昨日のウルグアイ戦での玉田のプレイをみてもわかるように、シュートまでの動作が遅すぎるのだ。

日本人は、黒人のようなバネは無いし、白人のようなフィジカルの強さや高さが無い。そして、何よりも発展途上国の選手ようなハングリー精神が無い。日本人の監督は、その辺りを日本人だから仕方がないとあきらめてしまっているように見える。だから、組織で守り、組織で点を獲りにいくことを考える。ただ、それではアジアで一番になれるかもしれないが、いつまでたっても南米や西欧には追いつけない。アジアでも勝ったり負けたりといった状態が続くであろう。

日本がオリンピックでメダルを獲ったり、ワールドカップで上位に食い込むようになるためには、日本人の殻を破り、少なくともアジアでは敵がいないというレベルにならなければダメである。「アジア予選は楽勝なんだが・・・・」と言えて初めてメダルの可能性が見えてくるのではないだろうか。

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