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2008年7月25日 (金)

タクシーとお役所

自宅と事務所が近いので、仕事で遅くなってタクシーを利用することはないが、飲み会で遅くなってタクシーを利用することはよくある。タクシーに乗ると、ドライバーと世間話をするが、大抵、「不景気で大変ですよ」といった話になる。特に、居酒屋タクシーの問題で、中央官僚がタクシーを利用しなくなったのが大きいようだ。

タクシー代は確かに高い。私の場合、新宿、渋谷からなら5000~6000円くらい、銀座からなら10000円くらいかかる。社費で支払えるから利用しているが、個人で支払うとなると、意地でも電車で帰るだろう。世の中が不景気になれば、個人で支払うことは勿論、大儲けしている一部のIT企業の社員は別にして、社費で支払える人も少なくなる。役人頼みの状況になると思うが、ここで役人までもタクシーを利用しなくなると、誰がタクシーを利用するのか・・・・・。確かに、タクシー業界は大変であろう。

役人といえば、小泉さんが総理大臣になる前の話だが、某県の研修会の講師を頼まれ、某県庁に呼ばれたことがある。県庁に着くと、すぐ役所の方が出迎えてくれて、「とりあえず、これでお好きなところを観光してきてください」とタクシー券の束をどさっと渡された。正に役人天国(ちなみに私は役人ではありません)。「すげー税金の無駄遣い」と思ったが、しっかりと1万円分くらいのチケットを利用させていただいた。その後、小泉さんが総理となり、行政改革によって役人への締め付けが厳しくなった。再度、某県から呼ばれたが、勿論タクシー観光は無し。かろうじて帰りのタクシー券をいただいたが、県庁から最寄りの駅までしか利用できないものであった。とほほ・・・。まあ、これが自然の姿なんだろうが・・・・・。

ただ、田舎のタクシーは、役人の利用でもっているところが多い。中央官僚がタクシーを使わなくなれば、当然、それは田舎町にも波及する。そうなると、田舎町の役人までもタクシーを利用しなくなる。タクシー会社はただでさえ経営が厳しいわけで、バタバタと倒産する可能性がある。

確かに、役人による税金の無駄遣いは許せないが、役人は極端であり、居酒屋タクシーのような問題がおきると、一切タクシーを使わなくなる。官官接待がいけないという風潮になれば、一切官官接待をしなくなり、田舎町の料亭の多くが倒産した。節度ある官官接待、節度あるタクシーの利用であれば、何ら問題はないと思うのだが・・・。

ただ、彼らには、その「節度ある」という使い方ができないのだろうな。

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