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2008年6月27日 (金)

家庭教師

好感度No.1のCMは、何と言ってもソフトバンクである。私もかつてCMづくりの仕事に関わったことがあるが、あのCMを初めて観たときは、そのできの良さに本当に驚いた。一方、不快に感じるCMのNo.1は、欧米系の保険会社のCM。そして、それに続くのが「家庭教師のト○イ」のCMである。間違ってもTVに映してはいけないおやじ(ト○イのお偉いさんらしい)の顔に、どんどん落書きがされていくあのCMである。「ケアレスミスをする子の原因は、頭がパニック状態になり・・・」等とほざいているが、ケアレスミスとは不注意のミスのことであり、頭がパニックになってやってしまうミスとは別物である。ケアレスミスを防ぐには、テストが終わった後に必ず見直す習慣をつけることである。

あの会社は、家庭教師を希望する学生を登録し、申込があれば登録されている家庭教師を派遣しているだけである。あれだけ頻繁にCMを行っているのだから、かなりの広告宣伝費を投じており、ドカッとマージンをとっていると思われる。「プロの家庭教師がいます」とか謳っているが、プロの家庭教師って何だろうと首をかしげてしまう。家庭教師だけで飯を食っている奴・・・・・・・ちょっと考えにくいが・・・・。

家庭教師のメリットは何か?それは1対1で教えてもらえることである。学校や塾では、1人の講師が多くの子どもを相手にするため、集中力のない子は取り残される。しかし、家庭教師の場合は1対1であるため、集中力が無くても取り残されることはない。

家庭教師に何を求めるか?一般的には、「勉強を教えてもらう」ということであろうが、私は「勉強の“仕方”を教えてもらう」と考えている。勉強をしない子は、なぜ勉強をしないのか?「勉強が嫌いだから」であろうが、最も大きな理由は、勉強の仕方がわからないからなのである。ちなみに、学校や塾は、通常、勉強を教えてくれても勉強の仕方は教えてくれない。時々、「大卒の親の子どもは頭が良く、そうではない親の子は頭が悪い。それは、遺伝のせいだから仕方がない。」と言う方がいるが、私はその考え方は間違っていると思う。大卒の親は、子どもに勉強の仕方を教えられるからである。

どんな家庭教師がいいか?よく、東大生の家庭教師を希望する親がいるが、私は間違いだと思っている。勿論、子どもが東大を狙っているのであれば、それは正しい選択だが、頭が悪いという理由で家庭教師をつけるのであれば、東大生ではない方がいいと思う。なぜなら、東大生の多くは天才であり、なぜ問題が解けないのかを理解できないからである。「どうしてこんなことも覚えられないのであろう」「なぜ、これくらいの問題が解けないのだろう」と思ってしまう。天才ではなく、自分なりの創意工夫で勉強してきた者は、頭が悪い子の気持ちを理解できる。「自分もこれはなかなか覚えられなかった。だけど、自分はこうやって工夫して覚えることで克服したんだ」みたいな教え方ができるのだ。要は、近所の知り合いで、そこそこのレベルの大学の学生がいれば、その方に頼めばいいのだ。そして、「勉強を教えるのではなく、勉強の仕方を教えてあげて欲しい」としっかり伝えることである。

家庭教師の費用は安くない。1対1なんだから、当然であろう。とある会社にマージンまでも支払わなければならないのなら、それこそかなりの費用になるだろう。金持ちは別だが、家庭教師から勉強の仕方を教えてもらい、そこそこ勉強が軌道に乗りだしたらさっさとやめた方がいい。勉強の仕方を教えてもらえば急激に成績が伸びるが、そこからは、さほどアップしない。勉強の仕方がわかれば、自分で勉強できるようになるし、学校の授業にも徐々に集中できるようになる。あとは、本人の努力に任せればいいのだ。

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