スポーツクラブ3
スポーツクラブに通っていると、会員の入れ替わりの激しさに驚かされる。私は今のスポーツクラブに通うようになって5年くらいになるが、5年間継続している方はわずかである。
常連さんをみると、多くがフリーウエイト(ベンチプレスやダンベルを使ったトレーニング)をしていることがわかる。そして、続かない方の多くがマシンでしかトレーニングをしていないのである。確かにマシンによるトレーニングは単調でつまらないので、私はベンチプレスやダンベルを使ってトレーニングをしている。ベンチプレスやダンベルは、色々とトレーニング方法を工夫できるし、面白みがあるのである。女性でベンチプレスをやっている方は少ないが、インストラクターに相談すれば、丁寧にやり方を教えてくれるので、女性もどんどんベンチプレストかをやるべきだと思う。
また、継続している方の多くは、トレッドミルを利用している。要は、ランニングをしているのである。脂肪燃焼効率を高めるには、時速5~6キロくらいで早歩きするのがいいといわれているが、私は、このやり方では継続につながらないと思っている。時速5キロでは、アドレナリンが出ないからである。やはり、アドレナリンが出るほどトレーニングをしなければ、ランニングを楽しいと思えない。そのためには、時速10キロ以上で1時間くらい走ることが必要である。
通う動機も大切である。「痩せたい」「もてたい」という動機が多いかもしれないが、もう少ししっかりとした目標があったほうがいい。私の場合は、「ホノルルマラソン完走」を目標にスポーツクラブに通い始めたが、これはモチベーションを維持する上で、非常に効果的であった。だから、スポーツクラブに入会して、走れるようになってからホノルルマラソンに申し込むのではなく、とにもかくにもまずホノルルマラソンに申し込んでしまうことをお薦めする。ホノルルマラソンは、旅費だけで20~30万円くらいかかるし、完走しなければTシャツをもらえないし、モチベーションを高める上で非常に効果的である。
「マラソンなんか、アホがやるものだ」「あんな長距離を走って、どこが楽しいのか」「苦しいだけじゃないか」などの意見を耳にするが、実際、ホノルルマラソンを走ると、多くの方がはまってしまうことが理解できる。マラソンは、30キロを過ぎた辺りから、とにかく足の裏、足首、膝、もも、腰、背中に激痛を感じるようになる。私の友人(外科医)は、鎮痛剤を大量に飲んで走っていたが、全く効果がなかったと言っていた。それほど、痛いのである。とにかく、痛いのである。本格的なランナーは別にして、ほとんどの方が30キロ過ぎから歩き始める。勿論、私も歩いた。歩きながら、「何でこんな馬鹿なことをしているのだろう」「マラソンなんか、辞めておけば良かった」など、後悔の念に駆られる。とにかく、辛い、痛い、苦しいの3重苦である。
ただ、苦しさが大きい分、ゴールしたときの感動も、とてつもなく大きいのである。痛みから解放される喜び、走りきったという充実感。一般社会では味合うことのできない感動が、そこにある。まあ、この感動で、ほとんどの方がマラソンにはまるのである。当然、アドレナリンも出まくっており、不思議なことに、マラソンが気持ちいいものと思えるようになるのである。
こうなると、ランニングが日課になる。箱根駅伝を見ていると、無性に走りたくなってくるのである。本当に不思議だが、事実である。スポーツクラブのトレッドミルで走っていても楽しいと思えるようになれば、間違いなくランニング中毒になっており、スポーツクラブを継続できるようになる。
よかったら、試してみてください。
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