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2008年6月26日 (木)

浪人のすすめ

親睦会における母親同士の会話。

母親A「なんか、最近、浪人した人を採用しない会社があるんだってよ」

この台詞に対して、母親Bの反応は、「そうなの? それなら、うちの子も浪人させないようにしなきゃ」。そして、母親Cの反応は、「そんな会社には入らなきゃいいのよ」。

私は、母親Cの意見を支持する。そんなアホみたいなことを言う会社には、入らなければいいのである。

浪人したことを恥じる必要は無いし、浪人した人間が、現役の奴よりも劣っていると言うことは無い。要は、受験勉強を始めた時期が違うだけである。一流大学と呼ばれている大学に行こうと思えば、遅くとも高校2年から受験勉強を開始する必要があるであろう。ただ、高校時代は、人生の中でもとてつもなく楽しい時期である。とくに高校2年の時は、部活でも中心的学年だし、何をやっても楽しい。私は、娘から「高校時代を思いっきり楽しみたいので、浪人しても構わないか?」と問われれば、「勿論構わないよ」と即答するであろう。受験勉強も大切であるが、高校生活を楽しむことは、もっと大切だからである。そして、1年間の浪人の代償として「楽しい高校生活」が得られるのであれば、私はそれをお勧めする。

私は一浪している。浪人の1年間は、とても辛くて苦しかったが、今思い返してみると、今までの人生の中で最も充実していた1年間だったように思う。とにかく、常に勉強をしなければならない状況なのだ。どんなにつまらないテレビ番組を観ていても面白かったし、サイコロを振るだけで3時間以上遊ぶことができた。とにかく、勉強以外は何をやっても楽しいのである。

また、私は夏休み前に予備校を辞め(必要と思う授業だけを受けるようにした)、友人と一緒に図書館(勉強する環境の整った図書館)で勉強し始めたのだが、そこから急激に成績(模試の点数)がアップした。図書館は、夏にはクーラーが効いているし、テレビの誘惑もない。朝の9時から夜の6時までたっぷり勉強ができた。そして、家に帰って夕食を摂り、8時から12時まで再び勉強するのである。図書館では1時間休憩するから、1日12時間くらい勉強していたことになる。そんな長時間の勉強は無理だと思う方もいるかもしれないが、図書館で友人と勉強していると、特に苦もなくできてしまうのである。図書館でも予備校の自習室でもどこでもいいのだが、とにかく自宅よりは全然集中して勉強できる。これは本当の話なので、是非、試して欲しい。

ただ、浪人したから行きたい大学に行けるわけではない。予備校の周りには雀荘もあるしパチンコ屋もある。結局、予備校に行かずに雀荘やパチンコにはまった奴が何人もいたし、予備校に恋愛や遊びに来ているような勘違い野郎もいた。また、一生懸命勉強しても、思い通りの大学に行けない奴もいる。

私が思うに、麻雀やパチンコにはまる奴は、結局そこまでの人間・・・・というか本当に行きたいと思う大学が無い人間なのである。そういう状況になることを恐れていては、何もできないわけであり、本当に行きたいと思う大学があるのなら、1年間は浪人してみるべきである(ただ、本人次第であるが、私は2浪は勧めない。勿論、2浪して結果を残す奴もいるが、2浪目で成績が飛躍的に伸びた奴は、私の周りにほとんどいなかった)。私は、息子であれ娘であれ、本人が目標に向けてチャレンジしたければ、浪人の道を歩ませるべきであると考えている。

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