抜釘手術で入院
いよいよ入院日である。骨折から1年。やっと抜釘にたどりついた。抜釘をする・しないは自由らしいが、抜釘をする人は、欧米人に少なく、日本人に多いらしい。自分は、骨折の時に緊急手術になったこともあり、ステンレス製のピンとプレートが入っているので(普通はチタンを入れる)、抜釘した方がいいようである。
朝の天気はくもり。かみさんも今日はK大学病院で仕事があるので、病院まで一緒に行くことにする。今にも雨が降り出しそうな天気だが、病院までは降らないだろうと勝手に決めつけ、病院まで歩いた。病院に到着して程なく雨が降り出す。なんとなく、運がいいかもしれない。
入院受付で、保証金の10万円を支払い、いくつかの書類を提出して、病棟に案内される。前回は整形外科病棟にベットの空きが無く、外科病棟にまわされた。まわりのほとんどがガン患者であり、暗い雰囲気の病棟であった。今回は、整形外科病棟だから、さすがにそれは無いであろう。雰囲気も明るいかな。それに、同じようにサッカーで骨折した人とかいないかな~などと思っていた。
案内された病棟は6人部屋。まあ、3日程度の入院だし、大勢いた方が友達になれて楽しいだろうなどと考えながら部屋に入ると・・・・・ひぇ~、自分以外全員70過ぎの爺さん!!!やばすぎるよ、これは。ここは特別養護老人ホームか?老健施設か?いずれにしても、やばすぎます。それで、担当の看護師さんは・・・???キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。こちらは、不吹ジュンに似た感じの、可愛らしい方であった。うっしっし。「整形外科の看護師は可愛い人が多い」とK大学病院に勤務する友人から事前に情報を得ていたが、これは情報通りである。さすがW君!!
何で爺さんばかりの部屋なんだろう?若い人の部屋は無いのだろうか?とにかくジタバタしても仕方がない。まずは、ここで我慢するしかない。とにかく、現在、足首に金属が入っていること以外、自分の体に悪いところがない。普通に歩けるし、食欲もある。周りの人から見れば、“何であの人は入院しているのだろう”という感じであろう。明らかに周りの方から奇異な目でみられている。いちいち説明するのも面倒だし、今日は1日PCに向かって仕事と決めた。
お陰で仕事は順調に進み、入院中にやろうと思っていた集計作業が完了。思ったより早くできた。ただ、昨年の入院時は院内の無線ランに普通に入れたのだが(セキュリティ甘過ぎ)、今年はさすがにセキュリティがかかっている。これではメールもインターネットも使えない。残念。
その後、明日の手術に必要な書類に必要事項を記入。・・・と、書類の麻酔法の欄に「全身麻酔」と書いてある。おいおい。足首の抜釘手術で全身麻酔はないだろ!と思い、看護師に尋ねると、「いえ、全身麻酔でオーダーが出ています」との返事。「そんなわけあらへんやろ。チッチキチー」といった気分である。その後、麻酔医(一応女性)が説明に来たので、本当に全身麻酔か?と尋ねたら、「脊椎麻酔でも全身麻酔でもどちらでもOKですよ。お好みなら硬膜外麻酔でもいいですよ!」とのこと。何だ、このいい加減な麻酔科医は!!手術中、意識があればオペ室を色々と見学できる。また、全身麻酔の経験がないので、全身麻酔を一度受けてみたい気がする。色々と悩んだが、やはり脊椎麻酔を希望した。背中に針を刺されるときは痛いが、全身麻酔ほどリスクは高くない。それに前回の手術で脊椎麻酔を経験しており、安心感がある。その後、主治医のH先生が来て話し合い、結局脊椎麻酔に決定した。
特にやることは無いので、本でも読んで時間をつぶす。また、明日の手術に向けて、9時以降は絶食、12時以降は水も飲めない。明日の手術開始予定は午後だから、午前中はかなりひもじい思いをすることになる。
そして夜。病院は9時消灯なので、9時に部屋の電気が消える。そこから、同室の爺さんたちの信じられない個性が発揮された。まず、独り言・いびき爺さん。自分の隣のベッドの爺さんである。昼は独り言の連発。夜は、ほとんどいびきをかいている。この爺さんはなかなか面白く、夜、ず~っといびきをかいていたと思ったら、ぱっと目を覚まし、「あ~、眠れない」と独り言を言うのである。十分寝てるだろ!こら! 次に、ナースコール爺さん。すぐにナースコールを押す爺さん。背中がかゆいという理由でナースコールを押したのには閉口した。また、間違いコールも多く、看護師さんもかなりいらだっている様子。院内徘徊爺さん。夜中に徘徊するじいさん。昼間は寝ていて、夜になると院内を徘徊している。一度階段でこけて、危険と言うことでその日の夜から夜中は手足を拘束されていた。この爺さんは昼に寝たいらしく、昼なのに看護師に睡眠薬をオーダーしている。さすがに看護師は「お昼に睡眠薬は出せません」と言って取り合わない。へこき爺さん。すぐ屁をこくじいさん。何か臭ってきそうで、とても嫌である。食事中もお構いなし。せめてすかしっぺにしてくれ。最後にTV爺さん。消灯後なのに大音量でTVをつける。自分ではイヤフォンをつけていると思いこんでいるらしい。・・・・・とまあ、こんな個性的な爺さんに囲まれてしまった。自分は繊細な神経を持っているので、こんな爺さんに囲まれて眠れるわけがない。やばいところに来てしまった・・・。結局、熟睡しないまま朝になってしまった。
| 固定リンク
« ルーカスについて | トップページ | 手術日1 »
この記事へのコメントは終了しました。


コメント