手術日1
今日も朝から雨。昨夜は、周りの個性的な爺さんのお陰で、ほとんど眠れなかったため、頭がぼーっとしている。午前中、1時間くらいは眠っただろうか。仕事をしたり、本を読んだり、眠ったりしながら、午前中をすごした。前日、コーラックを飲んでいたので、普通にウンチもでた。排便が無ければ浣腸だったので、一安心である。辛いのは空腹感。手術前だから、当然朝食を食べられない。そして、昼食も食べられない。隣の爺さんは、あいかわらず独り言を言いながら朝食を食べている。食後に独り言をいいながら、煎餅まで食ってやがる。「おお。固いな。この煎餅は固いんだな~」。こっちは腹ぺこだというのに・・・わけがわからない。何かむかつく。
手術は午後とだけ言われており、時間は決まっていない。オンコールというやつである。抜釘はたいした手術ではないので、後回しにされるようだ。1時になっても連絡がない。2時になっても連絡がない。腹減った~。手術前に餓死しちゃいそうだ。1時すぎにかみさんが来たが、かみさんも「遅い遅い」とイライラし始める。結局、2時半頃オペ室から連絡があり、3時オペ開始とのこと。オペ着に着替え、ふんどしのようなパンツをはかされる。とても格好悪い。右足には、肺塞栓防止のタイツをはかされる。痲酔で右足が動かない状態が続くので、血液が固まり、肺塞栓になる方がいるようだ。怖い、怖い。そして、2時50分に、やっとお迎え。車椅子で行くのかと思っていたら、ちゃんとストレッチャーが用意されていた。歩いてでも行けるのに、なんか大げさな気がした。ストレッチャーに寝て、そのままオペ室に運ばれる。空腹だから、天井を見ていたらストレッチャーで酔いそうになった。
エレベーターを2回ほど乗り継いでオペ室到着。K大学病院のオペ室は、なんと16室もあるらしい。左側の一番奥の部屋に運ばれる。麻酔医は、昨日来た女医と違って、男性の先生であった。脊椎麻酔時の痛みは、麻酔医の腕の善し悪しでかなり変わる。顔を見た感じでは、合格。説明に来た女性の麻酔医は、「多分、私が麻酔を担当します」と言っていたが、がさつそうな先生だったので、ちょっと良かったかなとも思った。
オペ室のベッドに寝かされ、心電図、血圧計など体に取り付けられ、いよいよ麻酔開始。背中を猫のように丸くして、背骨あたりに皮膚麻酔をし、その後腰椎麻酔用の針を刺される。ちょっと痛い。脊椎麻酔は、これで3回目だが、今までの中では一番痛みを感じた。ただ、ひどい痛みというわけではなく、十分許容できる範囲である。麻酔が終わり、痛みに対する恐怖はこれでなくなった。一安心。だんだん足に感覚がなくなってくる。そして、ついに何も感じなくなった。ほんとうに麻酔の技術というのはすごいものである。今なら、間違いなく足を切り刻まれても痛みを感じないであろう。
結局、手術を開始したのは3時30分。手術中、見習いと思われる若い麻酔医から「気分は悪くないですか?」と何度も聞かれたが、特に気分が悪くなることはなかった。ただ、空腹であるのが辛い。「腹減った」と言ったら、軽く笑われただけで、何もしてくれなかった。とにかく早く夕飯が食べたい。それだけである。
抜釘手術は、20~30分くらいと聞いていたが、30分を過ぎても終わる気配はない。「抜きにくい釘でもあるのだろうか」「ミスって再骨折しちゃったんじゃないだろうか」など、色々と考えてしまう。結局、手術が終わったのは5時。思ったよりも時間がかかったようだ。主治医のH先生が「無事に終わりましたよ~」と挨拶に来たので、「先生、腹減って死にそうなんだけど」と言ったら、下半身麻酔は当分抜けないから、9時までは水を飲んではダメ。また、明日まで食事もダメ。ちょっと待った~!まじっすか先輩!!!夕飯だけを楽しみにしていたのに。ひぇ~。ラーメン食べたいよ~。肉が食いたいよ~。「先生、せめて飴玉をなめるのはダメですか?」・・・・・・・「ダメ」という悪魔のようなお言葉。結局、今日は、朝から晩まで飲まず食わずである。辛すぎる。
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コメント
はじめまして
10月に抜釘手術を受けます。
手術が近付き少しびびってきて「抜釘」「痛み」で検索したら
このページにたどり着きました。
ぼちぼち訪問させていただきますので
よろしくお願いします。
投稿: noppo | 2012年8月29日 (水) 21時15分
noppoさん、はじめまして。自分の経験では、抜釘手術後の痛みは、骨折時の1/100です。傷の痛みはほとんどありませんでした。大丈夫だと思いますよ。
投稿: GoMa | 2012年8月29日 (水) 22時00分
それを聞いて多少不安が解消されました。
投稿: noppo | 2012年8月30日 (木) 21時31分
何年前でしょうか延ばし延ばしにしていた抜釘手術、プレート入れてから4年ぐらいも経っていて釘と骨がくっついていたら途中で釘が折れるかもとか骨折もあるとか、その場合は途中で手術を止めるかも知れないなど散々に脅かされましたが何とか無事に終わりました。ほんとに痛さは骨折した時と同じですね。ただ痛みが引くのが段違いで病室のトイレなら1時間もしないで片足で行けました。尿管なんとか入れなくて済んだのはラッキーでした次の日はタクシーまでひとりで歩いて帰ってきました。手術前は不安でこの記事を読んで勇気ずけられたのを久しぶりに思い出しました。
投稿: 骨骨 | 2019年12月10日 (火) 21時39分
骨骨さん。私も骨折した時に色々なブログに勇気づけられた経験があり、このブログを書いたと記憶しております。でも、もうここに書いた治療内容は古いかもしれませんね。
投稿: GoMa | 2019年12月11日 (水) 11時25分