病棟にて1
「いち、にいのさん!」のかけ声と共に、オペ室内でベッドに移される。なんせ下半身が麻痺したままだから、こちらは何もできない。ベッドにのったまま、病棟へ。なんせ、もう夜中の2時である。既に眠っている患者に申し訳ないと思いつつ、外科病棟の処置室へ。処置室しか空いてないようだ。隣にもう一人、爺さんらしき方が眠っている。「ゲロゲロ、ゴホゴホ・・・」かなりうるさい。無理して外科病棟へ入れてもらったから、文句のいいようもない。こうなったら、楽しみは一つ。「きれいなナースがいるかな~」・・・・・っと瞑想していたら、それどころでなくなってきた。患部がうずき出してきたのだ。痛い・・・痛い・・・。どうも麻酔が切れてきたらしい。こちらは初めての手術でアドレナリン出まくりで、加えて痛みが有れば眠れるわけがない。さっそくナースコール。わくわく・・・。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。綺麗な看護婦さんだ。ちょっとスケートの岡崎に似ている。「痛みが強くなってきたんですけど・・・。それから、入眠剤をいただけますか?」。「わかりました。先生に確認してみます。」なんと、そのままバルーンカテーテルを抜かれる。ちょっと恥ずかしいが、綺麗な看護婦さんでよかった。この看護婦さんなら、みられてもOK.いや、見せたいくらい・・・っとこれはやばいか。思ったより痛くない。痛み止めと入眠剤をもらい、30分後に何とか眠れた。
翌朝、6時起床。3時過ぎに寝たから、3時間も寝てない。薬が効いているのか、さほど痛くはない。隣の爺さんはあいかわらず「ゲロゲロ、ゴボゴボ」。8時には朝食。パンとちょっとしたおかずと牛乳。決して悪くない。病院食はかなりまずいと覚悟していたせいか、むしろ美味しく感じる。まあ、こちらも足首から上は健康体なのだから、食欲はばりばりである。トイレに行きたくなった。はい、ナースコール。今回は違うナース。ごく標準的ナース。まあこんなもんか。車椅子でトイレまで連れて行ってくれる。しかし、ここで問題が・・・。外科病棟だから、車椅子用のトイレがない。そして、狭い。こりゃ大変だ。何とか放尿を済ませ、再び自分の部屋に戻る。食後の痛み止めを飲んで、さあ、これから10日間、どうやって入院生活を送ろうかと考える。
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