2009年7月10日 (金)

オイルマネーの恐怖

名古屋のエースストライカーであるダビが、中東のチームに移籍することが正式に決まった。東京は12日に名古屋戦を控えており、監督交代で揺れた神戸に引き続いて激震の相手と対戦することになる。ダビは18日の京都戦まで出場するらしく、東京戦に出場してくることはほぼ間違いないであろう。神戸は、監督交代で並々ならぬモチベーションで挑んできたが、戦術が定まっておらず、東京に吉と出た。さて、名古屋はどうなるであろうか・・・。

まあ、今後を見据えれば、名古屋からダビがいなくなることは、ナビスコカップを争う相手の戦力が大きくダウンするわけで、どちらかといえばラッキーであろう。ダビとケネディの2トップが機能すれば、かなりやばいと思っていた。ただ、いつ中東の魔の手が東京(カボレかな)に伸びてくるかもしれないわけで、喜んでばかりはいられない。

ダビの移籍に伴い、名古屋には7億円の金が入ってくるらしい。ナビスコカップ優勝7回分の賞金額と同じである。恐るべきオイルマネー。名古屋は、シーズン途中にオーストラリア人のケネディを獲得しており、ダビがいなくなることを見越しての補強だったようだ。

オイルマネーの恐怖から、どうやってチームを守っていけばいいのか。下手にゴールを量産する外国人を獲得すると、すぐに中東に狙われる。これまで、エメルソン、マグノアウベス、バレーなど、数多くのスーパーストライカーが中東へ去って行った。カボレも中東のチームが狙っているという話があったが、幸か不幸かカボレはさほどゴールを量産しなかったため、中東のチームも本気にならなかったようだ。ダビは札幌時代に16ゴールをあげ、今期も既に10ゴールをあげており、あまりにも目立ちすぎたのだろう。

「ブラジル人には義理がないのか」「チーム愛がないのか」と言いたくなるが、彼らもプロだし、それは給料の高い方に行きたがるのは当然であろう。そもそも日本に来る理由が金銭重視だからだろうし、韓国→日本→中東というドリームコースができているのかもしれない。

さて、そこでJリーグはどうすればいいのか。まずはJリーグをより魅力あるリーグにしていくことであろうが、オイルマネーに勝る魅力を打ち出すことは、一朝一夕でできることではない。姑息な方法だが、当面は、ゴールを量産しないMFタイプの選手やDFタイプの選手を中心に獲得するのがいいかもしれない。FWを外国人頼みにしなければ、それだけ日本人のストライカーが育成される。また、カボレのようにゴール数こそ少ないが、存在感があり、自分がおとりとなって他の選手のゴールに結びつけるようなプレイをしてくれる選手もいいと思われる。そういう意味においてカボレは当たりの外国人だったのであろう。韓国で得点王になり、日本でもすぐ得点王になっていれば、すぐに中東に連れ去られていたに違いない。

それにしても、契約の段階で何とかならないものだろうか。シーズン途中に主力級の選手を奪い取って行かれたらたまったものではない。このままでは、優れた外国人を獲得しても、すぐにオイルマネーで奪われてしまう。やみくもに優れた外国人を獲得すればいいという時代は終わった。また、助っ人を、ブラジル人に偏重しすぎている状況を改める必要もあるであろう。Jリーグは、オイルマネーに向けて思い切った対応策を講じる時期に来ていると思われる。

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2009年7月 9日 (木)

岡田監督視察

2日の名古屋戦に岡田監督が視察に来るようだ。絶好調のナオをチェックするらしい。岡田監督は、「石川は好調? そうだね。ただ結果を出したからではなく、こいつが代表に必要か、プラスになるかどうかだから」とコメントしているようだが・・・・。そもそも、代表を目指している選手たちは、代表に呼ばれるために結果を出すわけで、代表に必要な選手、プラスになる選手とみられるために、結果を出す以外にどんな方策があるのだろうか?「俺のタコ眼鏡にかなった(お気に入りの)選手だけが代表だよ~」と言ってるみたいである。

実際、ナオのポジションは3トップの右だから、俊輔のポジションと被るわけで、そこには本田もいるし、例えナオが呼ばれても、本戦でスタメン出場することはかなり難しそうである。というか、代表に呼ばれても試合に出してもらえないのであれば、むしろ呼ばれない方がいい。ナオを南アフリカの舞台に立たせたい気持ちはあるが、もう少しナオをそのままにしてほしいという気持ちの方が強い。今期、Jリーグで20ゴールくらいあげれば、嫌でも呼ばなければならなくなるわけで、呼ばれるのはそれからでいいと思う。練習試合のために下手に代表に呼ばれて、いつもと違ったポジションを任されて調子を崩しても嫌だし・・・。それこそ怪我でもされたら大変である。

私は、ナオよりも平山を呼んで欲しいと思っている。WCアジア最終予選で、高さ不足でオーストラリアにやられたわけで、「平山がいれば何とかなったのでは・・・」と思ったのは私だけではないであろう。今期の平山は、完全にかつてのでくの坊状態から脱しており、代表でも十分やれると思っている。それに、何と言っても平山は怪我に強い。代表であれば、そこそこ精度の高いセンタリングが上がってくるだろうし、平山のヘッドが炸裂する可能性が高い。また、平山がポストとなってボールを落としたところに興梠が走り込む・・・・・・いいじゃないですか。代表で自信をつけ、それがFC東京でのプレイにつながれば、この上なく喜ばしいことである。代表のFWは、興梠をはじめ早さのある選手は十分に揃っている。足りないのは高さである。高さ対策の一つのオプションとして、平山をメンバーに加えるべきだと思う。それこそ、代表に必要で、プラスになる選手だと思うのだが・・・。

名古屋戦で平山がハットトリックを決めれば面白いことになりそうなのだが・・・・。

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2009年7月 6日 (月)

JOMOカップ

JOMOカップのメンバーが決まったようで・・・。

ナオは選出されず。ナオどころか、東京の選手は誰も選出されず。そうなると、逆に寂しい気もするが、何はともあれよかった、よかった。これで一安心。フアン投票ではなく、Jリーグの選考委員会が、指揮を執る鹿島のオリベイラ監督の意向を反映してメンバーを決定するようで、そのためか鹿島の選手が多い。怪我したらどうするんだろ。まあ、よそ様のことはどうでもいいけど・・・。

マルキーニョスをはじめ怪我気味の選手も選ばれてるから、辞退する選手がいるかも・・・。まだ、安心できないな。

話が変わるけど、大宮が2008年のKリーグの得点王を獲得したようだ。Kリーグにしてみれば、日本は中東のように見えているのかもしれない。カボレよりゴールを量産したら、なんかむかつくな。

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さあ3連戦

6月を無敗で終え、7月の初戦(神戸戦)も危なげない試合運びで勝利を飾った。とにかく神戸に付け入る隙を全く与えなかった。柏戦に続く完勝である(スカパー!観戦であったが、あの相撲中継の解説者のように切れのない解説者は誰?)。今野とブルーノのCB、そして梶山と米本のボランチが非常に安定しており、その分、徳永と長友のSBが思い切ってサイドを駆け上がれるようになった。そして、ついに神の領域に突入したナオ。サイドだけを走り回っていたナオが中に切れ込むようになり、シュートを決めまくっている。ナオにケアがいく分、カボレへのケアが甘くなる場面が増え、カボレがゴールを決め始めている。平山の好調ぶりは、これまで何回かこのブログに書いている通りである。羽生は、ゴールこそ決めていないが、豊富な運動量で攻守に貢献している。権田は、今や誰もが認める東京の守護神である。これらの11人が、今の東京における最強の先発陣である。

7月5日時点での順位は5位。遂に中位グループの最上位に辿り着いた。上位グループを形成しているのは断トツでトップの鹿島、そして新潟、川崎、浦和である。新潟の頑張りはサプライズであるが、これら上位チームに共通して言えることは、とにかく“負けない”と言うことである。昨日の鹿島対川崎戦で、内田が一発退場になって鹿島が久しぶりに負けるかと思ったが、内田の退場と同時にスイッチが入り、結局引き分けに持ち込んでいる。敵ながら、鹿島は本当にあっぱれなチームである。5月の川崎戦において、ブルーノが退場になってドタバタした東京とは、一味も二味も違う。

さて。来週は3連戦である。12日と15日は名古屋と2連戦(ホーム)、18日は大宮戦(アウェイ)である。この3連戦は、東京が上位グループ進出への足がかりを築く上で非常に重要であり、3戦とも上記の先発メンバーでいきたいところだが、これだけの過密日程とも成れば、そうはいかないであろう。まずは、どこかでナオとカボレを休ませる必要がある。カボレは膝の状態が万全ではないし、ナオは絶好調を維持しているとはいえ、ここで無理をさせて怪我でもしたらもともこもない。

とにかく、“ナオといえば怪我”というくらい、ナオは怪我をしやすいとのイメージがある。そこで、話がちょっと横道にそれるが、私が気になっているのはJOMOカップである。平たく言えば、サッカー版オールスター戦である。ナオは、絶好調であり、これに選出される可能性が非常に高い。野球のオールスターのように、単なるお祭りの試合であればいいのだが、スポンサーが真剣勝負を望んだからか、昨年から韓国のKリーグオールスターとの戦いになった。韓国人は、とにかく日本人に負けることを嫌うから、お祭りゲームでも闘志むき出しで挑んでくる。下手をすれば少林サッカーを展開してくる馬鹿者もいるのだ。できればナオにはJOMOカップに出場してほしくないと思っているのは、私だけではないであろう。投票で出場選手を決めるのであれば、決してナオに投票してはいけない。・・・・・というか、これって怪我をさせたい?敵チームの選手に投票したくなるんだけど、そう思うのは私だけであろうか?????。そもそもサッカーには代表の試合があるのだから、JOMOカップは不要である。

本題に戻るが、3戦の中の一つを捨てゲームにしてでも、ナオとカボレを休ませるべきであると思う。私が監督であれば、15日のナビスコカップ名古屋戦でナオ→スズタツ、カボレ→赤嶺、羽生→草民と3枚入れ替える。許されるのであれば、更に長友を椋原に、そして権田を塩田に入れ替えたい。また、3連戦の中で、佐原とモニも観たいし、大竹も観たい。練習試合でハットトリックを決めた近藤も観たい。ここのところ、先発は上記11人で固定されているし、選手交代で出てくる選手もスズタツ、赤嶺とのイメージしか無い。多くのサブの選手が、試合に出られないことに不満を感じてきているであろうし、試合に出ることに飢えているであろう。この3連戦で、うまくサブの選手を組み込み、主力を休ませ、且つサブの選手のガス抜きをしながらチームの好調を維持させることができれば、JFK監督の手腕は本物であろう。

3連戦で、是非とも出場機会に恵まれていない選手を試してほしい。私は、サブの選手を主体にして形成したチームでも、十分名古屋に勝てると信じている。というか、東京は、それだけ選手層が厚くなった。Jリーグはやっと半分を終えるところであり、まだまだ先は長い。そして、これから猛暑の中での戦いが続く。チームの調子がいいからチームをいじるのは勇気が要るが、調子がいいからこそできることもある。JFK監督がどのようにメンバーを組みかえてくるか、とても楽しみである。

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2009年6月29日 (月)

赤嶺~

選手たちが戦っているのは、試合の時だけではない。選手同士によるポジション獲得に向けた戦いもある。サッカーは、とても激しいスポーツであり、もう少しフレキシブルにスタメンを変更すればいいと思うが、ちょっとした選手の変更や戦術の変更で大きく流れが変わる可能性があり、概ねスタメンが固定されてしまう。27日の清水戦のスタメンは、今の東京における最強のスタメンであり、けが人が出ない限り、今後しばらく変更はないであろう。

東京の弱点となっていたCBは、今野とブルーノですっかり落ち着いた。今野もブルーノももともとボランチの選手であり、足下がしっかりしているため、安心して観ていられる。スピードに物足りなさを感じるが、高さがあると共に両者の連携が良く、見事にはまっている。佐原、茂庭が追いやられてしまったわけだが、佐原は怪我で仕方がないし、茂庭のここのところのパフォーマンスの低下は深刻であり、かなり頑張らなければスタメン復帰は難しい状況である。ボランチは、梶山と米本だが、米本は今野を完全にCBに追いやってしまった。今野はボランチに戻りたいという気持ちがあるだろうが、米本にあれだけのパフォーマンスを見せつけられれば、仕方がないと思っているのではないだろうか。昨期大活躍だった浅利に至っては、すっかり出番が無くなってしまった。FWについては、カボレともう一枚のスタメンの座獲得に向けて、赤嶺、平山、近藤が争ってきた。赤嶺は昨期絶好調でゴールを量産し、今期の開幕もスタメンであったが、昨期ほどゴールを奪えず、平山が使われたり、近藤が使われたりしていた。そして、ここにきて平山の動きがキレキレになり、平山が完全にスタメンの座を獲得している。

そのような中、今日の東チューに「磐田が赤嶺にオファー」の記事が・・・。赤嶺は、昨期のシーズン終了後も神戸からオファーがあり、考え抜いたあげく東京に残った。しかし、今のところ平山にスタメンの座を譲っており、清水戦でも後半のロスタイムに入ってから交代で使われている。やばい。赤嶺は、磐田へ行ってしまうのだろうか・・・。私は赤嶺フアンであり、ここ数試合の赤嶺の使い方に不満を感じていたが、平山スタメンについては仕方がないと思っていた。もう少し赤嶺を早く入れて欲しい、ゴールを奪えるくらいの時間を彼に与えて欲しいと思っていた。多分、赤嶺も同じ事を感じていると思う。せめて、20分くらいの時間を与えてもらえれば・・・。神戸からオファーがあったときは、神戸に行かないだろうと思っていたが、今回は、ちょっと状況が異なる。名門の磐田だし、磐田は本当にストライカーの不在で悩んでいるチームだからである。また、平山があそこまでキレキレになると、ちょっとやそっとでは赤嶺にスタメンの座は巡ってこないであろう。

ただ、これから夏場である。夏場になれば、選手の運動量は大きく低下する。昨期、東京は夏場になって大きく調子を落とした。そんな時に役に立つのが赤嶺の動きなのである。いつのまにかゴール前にいてこぼれ球をズドーン。思い切りの良い飛び込みによる泥臭いゴール。暑くなれば、平山は今のようなパフォーマンスを維持できなくなる可能性が高い。カボレの膝も、いつ悲鳴を上げてもおかしくない状態である。

赤嶺よ。今は辛抱の時である。努力を続けていれば、必ずチャンスは巡ってくる。夏場こそ赤嶺火山爆発の時ではないか。今は、その時のためにひたすらパワーをため込んでおいて欲しい。磐田へ行かず、堂々と平山と勝負し、スタメンの座を奪い取って欲しい。赤嶺頑張れ!!!

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2009年6月24日 (水)

乗せると手がつけられない東京を観たい

今季、これまで東京が勝利している相手を見ると、山形、磐田、大分、大宮、横浜、柏。一方、負けている相手を見ると、新潟、浦和、鹿島、千葉、ガンバ、広島、川崎、そして京都と引き分けている。そうなのだ。千葉は別にして、順位が下位のチームに勝ち、上位のチームに負けている。大物食いが一度もないのである。

かつての東京は、「弱いところに負けるけど、なぜか強いところに勝つ」というイメージがあった。その理由の一つとして、カウンター主体のサッカーだったことが挙げられると思われる。東京は、カウンターサッカーがはまった時、100%以上の力を発揮していた。「東京は、乗せると手がつけられない」と言われていたのも、この辺りから来ていたのだと思う。ポゼッション主体のサッカーになり、確かに安定した力を発揮できるようになったのかもしれないが、弱いところには勝てるけど、強いところには勝てないという妥当な結果しか得られなくなった。少なくとも、今季の戦い方を観て、倉又さんが監督をやっていた時のような手がつけられない東京にお目にかかっていない。この状況をつまらないと感じるのは私だけであろうか。

JFK監督へのインタビューで、JFK監督は、「相手がどこであれ、常に自分たちのサッカーを貫くだけです」と言っていた。確かに格好いいセリフだし、ブレのない戦術は重要であるが、本当にそれでいいのだろうか。勿論、その都度相手を研究して戦い方を考えていると思うが、例えば鹿島と試合するとして、自分たちのサッカーを貫いたところで勝てる可能性は非常に低い。現状では、悔しいけれども個々の選手の実力や組織力は鹿島の方が上だからである。実力差のある相手と戦う時、真っ向勝負を挑んでも勝ち目はなく、時にはいなすことも必要だし、ずっと堪え忍んで一発勝負にかけるという戦い方も必要である。相手によっては、ポゼッションを捨て、カウンター主体のサッカーや放り込みサッカーを展開するという選択肢があってもいいのではないだろうか。

また、これからは暑さとの戦いにもなる。昨シーズン、夏場に東京が勝てなくなったが、ポゼッション主体のサッカーは、常に豊富な運動量が求められる。猛暑の中で豊富な運動量を求めるのは無理があるし、気温や天候に応じて省エネサッカーを展開することも必要と思う。

そして、強い相手から先取点を奪えた場合、虎の子の1点を守りきると言うサッカーができなければ、優勝どころか、上位に行くことも難しい。「東京は、守って守れるような器用なチームではない」と言う人がいるし、JFK監督の選手交代の采配をみてもわかるように、常に攻撃を意識した交代カードを切っている。極めて頑固な采配である。勿論、消極的なカードを切って欲しくないし、常に攻撃的なサッカーを展開してもらえるのは有り難いことだが、それだけでは、いつまでたっても中位から脱却できないと思う。要は、「東京は、勝ち方を知っている」というチームになって欲しいのだ。

ポゼッションを主体とした戦い方を選択するのは間違っていないと思うし、それができなければ今のJリーグで優勝することは難しいであろう。ただ、それと同時に相手によって、そして気温や天候によって戦い方を変えられるような器用さも身につけて欲しい。そして、戦力の向上に併せて、徐々にポゼッションサッカーを展開する機会を増やしていけばいいのだ。

だって、Jリーグで上位に食い込めばACLだし、それに優勝するとバルサやレアルみたいなとてつもなく強い相手と戦わなければならないんだよ。バルサやレアルに東京のポゼッションサッカーが通用するとは、とても考えられないわけで・・・。な~んて、まだそこまで考えるのは時期尚早ですな。

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2009年6月22日 (月)

完勝。そして平山

20日からJリーグが再開。再開初戦の相手は柏。残念ながらスカパー!による観戦であった。今季一番の内容だっただけに、TV観戦であったことは残念でならないが、久々に気分の良い週末であった。ここのところ、柏には負けてばかりいたので、ナオの電光石火のゴールが決まっても、「フランサとポポが入って逆転されるかも・・・」との思いが頭から離れなかった。ところが、ナオに続いて平山の落としからカボレがゴール。この時、思わず「面白すぎる!!!」と叫んでしまった。横にいた犬は、私の声にびっくりして2階へ逃げていった。そして、平山が3点目を決めた時は、一人で狂喜乱舞。久しぶりに大はしゃぎしてしまった。その日、犬が1階に降りてくることは無かった。

ナオの絶好調は勿論のこと、東京の好調さの裏には平山の頑張りがある。前にも「岡崎と平山」で平山の変化について書いたが、今の平山のプレイを観ていて、ずっこける事が皆無になった。競り負けなくなったし、決まり事のようにとられていたファールの回数が少なくなったし、ボールを失うことも少なくなった。よく周りが見えているし、今や東京で一番のチャンスメーカーになっている。あとはゴールという結果だけだったのだが、柏戦では念願のゴールも決めたわけで、さすがに柏戦の平山に文句をつける人はいないであろう。

平山のつまづきは、筑波大学進学からはじまる。もともと高校時代の成績もよかったようで、サッカーで成功しなかったときの保険として大学行きを決めたと思われるが、強豪の筑波大学とはいえ、大学での練習は、国見時代と比べればかなり楽だったのではないだろうか。伸び悩みを感じていたときにヘラクレスからオファーが届く。渡りに船でヘラクレスへ移籍。なんとそこで8ゴールの活躍。平山にとっては、けっこう自信になったと思われる。しかし、海外での生活に馴染めず、ストレスから太りだしてしまい、パフォーマンスが急速に低下。結局、ヘラクレスでの出番が激減し、日本へ帰ってくることになる。ヘラクレスで8ゴールを決められたから、Jリーグでも同じくらいは決められるだろうとの考えがあったと思われる。しかし、現実は甘くない。Jリーグの選手達は、あまりに有名な平山に対して妬みの気持ちも持っているし、敵チームの選手達は当然平山にだけは決められたくないと思うであろう。平山に対するマークは厳しいものになり、平山は思うようにプレイできない日々が続く。全くゴールを決められず、彼のプライドはずたずたになったに違いない。

東京に来た年と、その翌年は特にひどかった。太っていたせいか、動きがスローであり、全くボールが収まらない。競り負ける、走らない、気合いが感じられない。正直、私も「平山は終わった。あれでは、J2でも通用しないであろう」と思っていた。しかし、昨年から徐々に体が絞れてきて、本来の平山に戻る兆しが見え始めていた。徐々にではあるが、明らかに変化が見られた。もともと足下の巧さには定評があったものの、動きが遅いことでボールを奪取されていたのが、ボールを獲られなくなってきた。鬼キープで試合を終わらせることも度々みられるようになってきた。しかし、競り合いに勝てないし、ヘディングシュートは枠に行かないし、シュートスピードは遅いし・・・・まあ、ゴールの臭いはほとんどしなかった。

そして、今シーズンの平山。ゴールこそ無かったが、開幕からずっと動きにキレがあり、チャンスメーカーという意味ではチームでNo.1の存在になった。シュート練習の時のシュートスピードも、かなり速くなった。この好調さは、この3年間で徐々に築き上げられてきたものであり、決して一時的なものではないと思う。中途半端な気持ちで筑波大学へ進学し、かなり遠回りしたが、一度プライドがずたずたになったことで、人間的に大きく成長したと思われる。明らかに平山は変わった。今は、国見高校にいた頃と同じくらい、若しくはそれ以上の練習をしているのではないだろうか。平山の努力について、周りの選手もわかっているようであり、平山がゴールを決めたとき、周りの全ての選手が喜んでいた。この好調さで天狗になることなく、引き続きハードな練習を続けて行ければ本物であろう。そうなれば、もともと天性の素質があるのだから、来年のW杯の舞台に立つことも夢ではないと思う。

今後、再びゴールできない試合が続くかもしれない。それでも、今季の平山は、チャンスメーカーとして十分チームに貢献していると思う。これまでぼろくそに言われていたのだから、少しの間、褒めて育ててあげましょう。努力は、必ず報われるはずだから。

清水には、鈍足でもゴールを決めまくっている岡崎という手本がいる。そして、名古屋にはケネディという最高の手本が入ってくる。まずは、彼らのプレイを盗みまくろうではないか。そして、来年の今頃は、彼らに「平山のプレイを盗みたい」と言わしめよう。頑張れ平山!!!

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2009年6月15日 (月)

ジャッジについて

サッカーは素晴らしいスポーツであるが、どうしても好きになれないことが一つだけある。それは、審判のジャッジである。審判は、常に公平な笛を吹かなければならないはずなのに、サッカーの場合、「ホームなら有利な笛が吹かれ、アウェイなら不利な笛が吹かれる」ということが当たり前のようになっている。解説者が、「ホームなのに、あの笛はあり得ないでしょ」「アウェイだから、仕方がないですね」と平然と言ってのける世界なのである。

そして、日本代表は、この不公平なジャッジに泣かされることが多い。ウズベキスタン戦のシリア人の主審による糞ジャッジは本当にひどかったが、カタール戦も、相手のファールと思われるプレイを流されて何度もカウンターを食らっていた。なぜ、こうも日本はジャッジに恵まれないのであろうか。

考えてみれば、アジアの近隣諸国は、そのほとんどが反日教育を受けており、日本に有利なジャッジをしてくれるわけがない。恨むべきは、かつての軍国主義か・・・。中東諸国は、反日教育こそ受けていないものの、日本サッカーの大躍進に対する妬みがあると思われる。日本の大躍進で中東の国がW杯に進出しにくくなったわけで、日本にいい感情を持っているわけがない。アジアの人が審判である限り、アウェイだろうがホームだろうが日本に有利な笛はあり得ないわけである。

また、イスラム圏の中東諸国での試合において、審判が下手に相手国に有利な笛を吹くと観客から殺されそうな雰囲気がある。例え日本人が審判であっても、あの地で日本に有利な笛を吹くことは難しい状況にあると思う。一方、日本は平和な国であり、日本代表のサポーターに殺伐とした雰囲気は微塵もない。少なくとも、下手な笛を吹けば日本人サポーターから殺されるといった危機感は無いであろう。審判は、「日本に有利な笛を吹かなければ」と思わないわけで、日本はホームであってもせいぜい公平なジャッジしか得られないのである。

日本は、アジア予選において、永続的に、そして何処へ行っても審判の笛に泣かされそうである。

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2009年6月11日 (木)

カタール戦

今回の試合に関して言えば、日本側に好条件が揃っていた。①ウズベキスタン戦でW杯出場が決まり、伸び伸びとプレイできる。②ホームだから、ウズベキスタン戦のように長い芝に悩まされることはない。③審判は、少なくとも公平なジャッジをしてくれるであろう。そして、④カタールは、いつもならどん引きしてカウンター狙いといった戦い方をするだろうが、今回は勝たなければならない試合であり、どん引きするわけにはいかない。4つの好条件があり、実力的にも日本が上だから、普通に考えれば、3~4点とって圧勝のはずである。

結果は、1対1のドロー。それも、日本の得点は試合開始直後の相手のオウンゴールによる1点のみ。試合内容も完全に日本に分が悪く、W杯本戦に出てくるような相手であれば、4~5点はとられていたであろう。現代サッカーで最も重要なポジションと言われているボランチが2枚とも変わったのが、かなり痛かった。変わって入った阿部と橋本の出来は最悪。全く連携がとれていなかった。なぜ今野をボランチにしないのだ!!!と言いたいところだが、左サイドバックに入ったが今野の出来も最悪。ベルギー戦のような躍動感は全く感じられなかった。まあ、中盤があれだけパスミスすれば、サイドバックが思うように駆け上がれるわけが無く、仕方がない面もあるが、今野はバックパスばかり選択しており、もう少し勝負して欲しかった。そして、前から述べていることであるが、玉田の起用がどうしても理解できない。玉田の何が良くて代表に呼んでいるのだろうか。怪我の影響もあるかもしれないが、走らない、守らない、ボールが収まらないでは話にならない。それも、昨日はFWなのにシュート0である。興梠の方がいいと思うのは私だけであろうか。

しかし、何と言っても問題視しなければならないのは、日本が好条件を一つも活かせなかったことである。①伸び伸びとプレイできる→「もう決まったから、こんなものでいいでしょ」みたいな戦い方になっていた。②長い芝に悩まされない→なぜか不用意なパスミス連発。運動量が少なく、パスが繋がらない。単調なパスに終始。③審判が公平なジャッジをしてくれる→ここはアウェイか?と思うようなジャッジが多かった。少なくとも日本よりのジャッジではなかった。④カタールがどん引きしない→逆に日本がパスミスから何度もカウンターを食らっていた。

好条件を活かせなければ、W杯本戦で格上相手に勝てるわけがない。昨日は、先日のキリンカップのような試合を期待したが、いつものストレスがたまるだけの代表の糞試合になっていた。南アフリカは高地の会場が多く、酸素濃度が低い中での試合を強いられるようだ。運動量で勝負しなければならない日本にとって、この環境はかなり不利である。なんか、南アフリカ大会も毎度おなじみのW杯になりそうである。

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2009年6月10日 (水)

「郵政民営化推進チーム」VS「旧郵政官僚チーム」

日本郵政の西川善文社長が鳩山邦夫総務大臣から退任を迫られているが、これは、旧郵政官僚が鳩山邦夫総務大臣を利用して、郵政民営化を粉砕しようとしていることであることを、国民は理解しておかなければならない。鳩山邦夫総務大臣は、「かんぽの宿」の一括売却を阻止したことで、国民の税金が無駄に使われることを防いだと英雄気取りでいるが、これは鳩山邦夫氏が自分自身で気づいて実施したことではない。旧郵政官僚からの入れ知恵で実施したことなのだ。鳩山邦夫氏は、今、完全に官僚の犬になりさがっている。

旧郵政官僚は、郵政民営化に反対であり、郵政を官僚の手に取り戻そうと躍起になっている。そのためには、邪魔な西川善文社長を一刻も早く排除しなければならないのだ。西川社長は、小泉元総理大臣に懇願されて日本郵政の社長になったわけで、彼の目的はまさに郵政民営化の土台を築くことである。経営的な才に優れた方であり、彼に任せれば間違いなく郵政民営化が果たされるであろう。「かんぽの宿」は、郵政族が作った赤字垂れ流しの宿であり、日本郵政の利益を増やすために少しでも早く売却する必要があったわけで、比較的経営状態がよかった宿はすぐに売れるであろうが、大赤字を出していた宿に買い手がつくわけが無く、一括売却は必然の策だったわけである。売却手法に多少問題があったようだが、国民は、その辺についてもっと理解する必要があるし、マスコミももっと分かり易く報道すべきであろう。

小泉元首相は、郵政民営化を唱えて選挙で圧勝したわけで、郵政民営化は、多くの国民が望んでいることが証明されたわけである。西川善文社長が退任することは、この多くの国民が望んでいる郵政民営化の流れを大きく遅らせることなのだ。そして郵政が官僚の手に渡れば官僚主導の流れになり、再び「かんぽの宿」を作るような無能集団が郵政事業に大きな影響力を持つようになるのだ。

西川善文社長と鳩山邦夫の争いは、郵政民営化推進チームと旧郵政官僚チームの争いであることを忘れてはならない。私は、郵政を無能な官僚の手に渡さないためにも、鳩山邦夫が大臣を辞め、西川善文氏は日本郵政の社長を続けるべきであると考える。さて、皆さんはどちらを応援しますか?

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